妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(15)

2011-09-06 00:09:00 | 認知症介護

アルツハイマーの妻(76) 要介護3の時(69)の記録です。

現在は要介護5で 老健に入所中です。

カバン・バッグ

最初は普通のハンドバッグだったが、入れる物が多くなったので少し大きめに代え

それでも叉、大きめに代えた。

この時の記録です

似たようなバッグが見つかったので買ってきました。「入れ替えて・・・。」と言ったが

言うことを聞かなかった。

それで、デイの職員に施設で入れ替えてもらうことをお願いしました。(口頭で伝えました)

施設から

AM入浴時にカバンの入れ替えを行いました。

やはり、初めてのカバンなので手に持ちながら「わたしのカバンはどこ?・・・」と

探す様子がありましたが、「家のイサオさんが買ってくれたのよ。」と、

笑って説明する時もありました。

私から

カバンの件、無理なお願い聞いて頂き、ありがとうございました。

帰ってからカバンの話は何も言ってません。

意外なことに、タンスの中身の整理をしました。

今までになかった行動です。

施設から

今日は自分のカバンより他の人のカバンや荷物を触り「それ、わたしのです。」

と言われても、不思議そうな顔をして触りつづけていました。

穏やかな方なので、トラブルになることはありませんでしたが、

職員が間に入って気をつけます。

反省

本人は別段に カバンいじりに執着しているのを、本人に何も説明をせず

別のカバンと取り替えたことは混乱を起こしたかもしれない。

見て、手にとって、異状を感じたと思う。

私が本人の前で 説明しながら 入れ替えればよかった。

と、大いに反省してます。