アルツハイマーの妻 要介護3の時の記録です 現在は要介護5で全介助です
デイ休みの日 一日中家から一歩も出ないで大半の時間を
カバンと タンスの 整理に費やしました
最近になってタンスの整理が加わりました
前日 近所の葬式の手伝いで6人集まったところで
妻は(アルツハイマーです)と話しました
朝 施設の車を見て 仕事に行ってるのかと思っていたそうです
皆さん 認知症という言葉は知っていましたが
認知症=痴呆=廃人
つまり 以前と違う人間になったので一歩距離を置いて
接する または見るというニュアンスが伝わってきた
事実 妻にだけでなく認知症の人全般に対して
罵倒する言葉が幾つか出ました(例えば自業自得・・・)
私はへらぶな釣りをしています
釣り場で釣りの最中 ウキを見ながらある釣り人が 知人の家族が
入所している施設に一緒に行って患者さんの集まっている
ところを見てきて思ったことを話しました
私たち3~4人いる所で 『あんな呆けて車椅子に座っているだけで
何の役にも立たない年寄り連中は生きていてもしょうがない』
と一人で力説してました
釣り場は誰に遠慮する場所でないのでこの様な言葉は
以前から一部の人にあった 何回か聞いたことがあった
痴呆症の呼称が認知症と改称されても患者さんの
症例を見て偏見を持てば 認知症=痴呆症 と連想します
私は痴呆症の呼称の方が症例に合っていて侮蔑言葉と思わない
患者さん達は脳を病気で侵されてしまっただけです
患者さん達を人間としての人権がある 同じ人間として
尊重しなければならない と思い込んでサポートしていきたい