妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(23)記憶がありません

2011-09-16 00:15:39 | 認知症介護

アルツハイマーの妻 要介護3の時の記録です。現在は要介護5で全介助です。

施設からの便り

草だんごづくりの光景が手に取るように伝わってきました。

帰宅後、連絡帳を見て・・・『草だんごづくり手伝ったの・・・?』と

聞いてみたら『手伝わなかった!!』と全く何もしなかった様に

真面目な顔付で言いました。

今日したことが、忘れた・思い出せない・記憶が無くなった

妻を観察していると、今している事が全然脳に書き込まれない、

動作が連続して記憶(記録)されないで消えていく、

したがって、ヒントを与えても二度と思い出さないのです。

ですが、昔だんごを作った記憶は消えてないのです。

私が考えても何にもなりませんが疑問として浮かんできました。

記憶のコマが断片化してしまうので何時か何らかの方法で

コマが繋がれば認知症の治癒につながると思う。

施設から

今日、一緒のご利用者のカバンをご自分のと間違えて

中身を触ったり、出したりしています。

私の意見

間違えるというより区別が付かないのだから自分の

カバンと取り替えてやればそれで良いのでは。

翌日施設から

今日は、皆さんの全てのカバンを目に付かないところに置いてみました。

キョロキョロ探す様子がある時に、裁縫や、いろいろなお手伝いで

気を紛らせて頂きました。

不機嫌な時と上機嫌な時と差がはっきりしてます。