妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(24)怒りで表現

2011-09-17 00:09:42 | 認知症介護
アルツハイマーの妻 要介護3の時の記録です。現在は要介護5で老健に入所中です。
近所の付き合いのある家の爺さんが亡くなり 朝 妻に知らせました。
デイから帰ってきたので 焼香に行こうと言うと 始めて知った様子でした。

私一人で行ってきました。全く無関心で話題に出ません。

反省
この家の家族全員 面識があります。
会えば識別出来ますが この家の家族各人の名前を言っても
顔を思い出せなくなっていました。

施設から
入浴後 こちらのタオルや カゴを 自分の物と思い込んで、
『洗濯しておきます』と、いつものように声を掛けますと
自分のものを盗られたと思い怒り出しました。

本日もバッグを本人に見えない所に置きましたが最初は
多少心配しましたがその後は全く荷物の心配をすることはありません。

最近は、こちらの職員にも慣れたのか小さなことでも怒り出すことが
とても増えたようです。

反省
事象の流れが頭で整理できないので本人は理由が判らず又自分の
思いと異なる指示や言動に頭が混乱してしまうのが
怒りとして表現している。
混乱状態=怒りで表現

○以前は常に笑顔を絶やさず怒った顔はほとんど見たことはなかった。

○妻はアルツハイマー病になってから人格が確実に破壊されていきます。