学生時代、たまたま1年間、同じ寮で過ごした同級生から突然の電話があった。50年近くもご無沙汰だったのでビックリ。
話をするうち、なぜか心は若かりし頃にタイムスリップしてしまった。
電話の声を聴きながら、頭の中は昔の若かりし頃の彼の風貌や言動を必死に想い出そうとしていた。その面影を思い浮かべながら話をしたからこそ、心が弾みタイムスリップしたと思っている。
話は変わって、今でも、ふと恋多き若かりし頃を想い出すことがある。
今も心のどこかに潜んでいる人がいる。でも、今回の体験で思った。何十年も会わないからこそ、昔のままの映像が風化せずに残っているんだと。
俳優やテレビタレントでも、突然、年老いてから出てこられると、昔の「きれいだった・さわやかだった」イメージが崩壊しガッカリすることもしばしば。
会いたい人ほど会わずにいたい。そんなことに思いを馳せた電話だった。
<友からの電話で探し出した約50年前の貴重な写真:先輩達に連れってもらったハイキング>