午後から青春クラブの2つのサークル活動に参加した。
・・・今日は輪投げやめて ゆっくり「お茶」しよう・・・
朝、健康体操サークル責任者に電話し、「さっき輪投げサークルの責任者から電話があって、急用ができたので今日の輪投げサークルに行けないと思うのでお願いしますと言ってきた。どうする?」と聞いてみた。
予定では、健康体操サークルが約1時間、小休憩後、続いて輪投げサークルが約1時間だった。
『健康体操のとき、皆に輪投げするかどうか聞いて、どうしてもしたいと言ったら別やけど、そうでもなかったら輪投げやめて、たまにはゆっくりとお茶したらどうやろか』との意見だった。
健康体操サークル会員と輪投げサークル会員のうち、大半は両方のサークルに加入していることもあって、「わかった。ただ、輪投げだけに入っている会員がもし来られたら、輪投げもせなアカンかも。とにかく茶菓子買って、ゆっくりできるよう準備する」と返事した。
・・・観光大使 委嘱イベント?・・・
思いがけないことに、健康体操が終わりかけた頃、輪投げサークル責任者が息を切らせながら走り込んできた。
曰く。『地元出身の演歌歌手(歌手名は山西アカリさんとのことだったが、自分は初めて聞く名前だった)が、管内の町村会から観光大使に委嘱されるイベントがあるからって急に誘われたんよ。輪投げサークルが気になったけど、知っている歌手だったしこんな機会はないと思って行ってきた・・・でも終わった時、輪投げサークルに間に合いそうだったのですぐに家に戻り、あわてて着替えて飛んできたんよ』と。
・・・来んでも良かったのに・・・
健康体操サークル責任者と自分が言った:「アレッ 今日は輪投げはやめて、ゆっくりお茶しようと、せっかく茶菓子まで買ってきたのに・・・」と。
輪投げサークル責任者:「アレッ、私も気を遣って皆に食べてもらおうと茶菓子も買ってきたのに・・・」
茶菓子を食べながら、言いたい放題・突っ込み放題の会話が始まった。突っ込まれたらどう切り返すか、「笑点」さながらの展開となった。
いろんな話題が次から次へと飛び出して盛り上がり、終わりそうもない雰囲気となった。
・・・あうんの呼吸?・・・
健康体操中、これが終われば「楽しいお茶タイムや」と誰もが思っていたところに、突然現れた輪投げサークル責任者。彼女が現れた時点で、誰もが「やっぱり 輪投げせなアカン」という思いに切り替わっていた。
でも茶菓子が多かったからか、輪投げのことを忘れたかのように「お茶タイム」が続いた。自分には輪投げが終わった後の予定があった。思い切って盛り上がっていた茶飲み話をさえぎり言った。「ボツボツ輪投げ始めよう」と。
・・・疲れた・・・
輪投げが終わって帰ってくると、グッタリだった。
振り返った。
早朝から病院に行き、帰ってからスーパーに茶菓子を買いに走り、お昼を慌ただしく済ませ、買ったばかりで箱に入った輪投げセット2基を車に積み込み、公民館へ。
輪投げがないからと、健康体操はいつになく全開で体を動かした。長かった「お茶タイム」。思いがけなかった輪投げサークル活動。輪投げ中、審判も成績の記録係も引き受け選手としては10ゲームも投げたので、途中、自分には息抜く時間がなかった。
そりゃ 疲れるわ!
・・・気づいた・・・
輪投げサークルを設置してから、まだ日が浅い。
サークル活動は、体を動かしたりプレーしたりすることだけではない。外野席から他人のプレーに野次を飛ばしたり称えたり励ましたり笑ったりすることも楽しみの1つ。審判したり成績を記入したり計算したりプレーもしていたら、とても楽しむ余裕はない。一休みもできない。
せめて、任され放しの審判やら何やらを少しは他の人にも代わってもらえるようにしなくっちゃ・・・
そう気づいた。