紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

朝から雨 窓からみた景色

2017年11月14日 | 田舎暮らし&家族

朝目覚めると、しとしと雨が降っていた。雨はお昼前からと思っていたのに・・・

窓の外を眺めると、うっすらと「もやってた」


今日は屋内で干し柿作りでもしようかなあ・・・ 

たくさん干し柿作っても、皆食べてくれるんやろか・・・ 

でも、生では食べきれないし・・・ 

かといって、小粒で種の多い禅寺丸だけにアチコチ配る訳にもいかないし・・・ 

でも、棄てるのはもったいないし・・・

今朝の景色のように、我が心も「もやってる」・・・


<2Fの窓からみた山。オレンジ色に染まった「みかん」の樹も「かすかに」みてとれる>

<2Fの窓から見下ろしたクロガネモチの庭木>


干し柿を作った 孫達が収穫を手伝ってくれた

2017年11月12日 | 我が家の食&漬物作り

今年は甘柿の富有柿が豊作。しかも不完全甘柿の禅寺丸柿も豊作で、しかも甘柿に変身したので食べきれそうもない。そこで摘蕾をしていない小粒の禅寺丸柿は「干し柿」にすることに。

とりあえず150個ほど収穫しようと準備していたところ、庭にいた孫達が「やりたい」と言ってきた。手伝いしてもらうと世話が大変だが、その気持ちが有難いので尊重することにした。

5歳と8歳の孫には、柿を紐で吊るせるよう枝を「T」字に残して「みかん鋏」で収穫してもらった。3歳の孫には、枝に残っている葉を「みかん鋏」で切ってもらった。彼らの作業ぶりは予想以上だった。まさか3歳の孫に作業を追いたてられるとは思いもしなかった。彼らが頑張ってくれたお蔭で、コンテナ2杯・約150個の収穫が短時間で終わった。

続いて、皮むき作業にとりかかりたかったが、孫達が「やりたい」となると刃物扱いは危ないので、作業は持ち越すことにした。午後、彼らが外出したすきに、とりあえず50個ほど皮むきをし紐でくくり熱湯消毒をし、簡易物置に干した。

今日は孫達の作業ぶりに驚かされた日となった。今まで「子ども扱い」していた自分の間違いに気づいた。小さな子どもと言えども、役割を配慮しさえすれば、ビックリするほどの「助っ人」ぶりを発揮してくれると気づいた。今日は彼らがまぶしい!

<収穫した柿>

<包丁とピーラーで皮むき>

<熱湯消毒して干した。カビ防止のため、明日はさらに焼酎でスプレー予定。乾燥しきった固い「ころ柿」よりも、「あんぽ柿」みたいに柔らかめで終了予定>


定番の朝食づくり 「柿」「みかん」三昧!

2017年11月10日 | 我が家の食&漬物作り

晩秋からの始まる「柿」「みかん」のフルーツ三昧朝食。夏の「スイカ」三昧、晩秋~冬の「みかん・柿」三昧は、我が家の風物詩。

使った果物(二人分)

  • 富有柿・1個(自家製の大玉でやや柔らかいものを収穫。禅寺丸柿の4倍以上の大きさ)
  • 禅寺丸柿・1個(自家製の小玉でやや柔らかいものを収穫。受粉樹なのに不完全甘柿なのに、完全甘柿に育った)
  • 由良早生みかん・3個(ご近所の篤農家から貰った3Sサイズの小粒な極早生みかん。12月からは「宮川早生みかん」の予定)

 


間抜けさ、ドジさ、記憶力の衰えを痛感

2017年11月09日 | 田舎暮らし&家族

昨夜、家内と相談。今日、和歌山市内へ行くことになった。

「アレッ!」 先日、車を車検に出していたことをコロッと忘れていたことに気づいた。

自分:「昨夜、明日行くと先方に連絡済みやけど、来週に変更するか」

家内:「今日がいい。軽トラ(家内の愛車)で行ったらエエやん」

自分:「持っていく荷物、荷台へ載せなアカンで」「借りてる代車の軽四で行こか」

家内:「代車にETCついてんの。ウチの軽トラやったらついてるけど」

借りてる代車を調べに行った。

自分:「代車にETCついてたよ」

「アッ」 ETCカードを車検に出した車から抜いておくのを忘れていることに気づいた。あわてて、軽トラで車の整備工場までETCカードを取りに走った。

我が間抜けさ、ドジさ、記憶力の衰えを痛感した出来事だった。これからも、そういう自分と過ごしていく日々を想像すると、「情けない」という気持ちよりも、ハプニングが起こりそうで、なぜか「ワクワク」してくる。


新聞やテレビやブログなどで「紅葉」の写真をよくみかけるが、高速道路沿いの和歌山市内の山々は、樹の種類もあるのか、それほどでもなかった。

市内に入ると、御堂筋の銀杏並木とは比べものにならないが、パラパラと並んだ銀杏並木の黄色い葉が散りかけていた。


自家製安納芋で「焼き芋」&「フライド芋」 ネズミが食べた?

2017年11月08日 | 我が家の食&漬物作り

先日のこと。自家製の安納芋で「焼き芋」&「フライド芋」を作り、冷ますのにテーブルに出しておいた。いつの間にやら大半がなくなっていた。

庭で遊んでいた8歳・5歳の孫に声をかけた。

自分:「おじいちゃんの家に、ネズミがいてるんや」

孫達:「エー どこ・どこ? みたい!」

自分:「どこにいてるのか わからん」「テーブルに置いたあった芋が殆どなくなっていたんやから 大きいネズミのはずや」

孫達:孫2人、顔を見合わせニンマリとしながら、「フーン 大きなネズミがあるんやなあ」

 

<小さいサイズを選び、オーブントースターでじっくり焼くこと約60分。ネットリ食感の甘い安納芋、ゆっくり加熱でさらに美味しくなる>

<安納芋だけにフライドポテトと違って甘い・甘い>

<皮をピーラーで剥き、包丁で短冊に切ると鮮やかなオレンジの安納芋。油で揚げてパラパラ塩をふりかければ出来上がり>


早生みかんが鈴なり ぼつぼつ収穫が始まる

2017年11月07日 | 田舎暮らし&家族

「極早生みかん」が終り、いよいよ「早生みかん」の収穫が始まる。

我が家の柿を写真に撮ったついでに、周りにあるご近所のミカン園の早生ミカンも撮ってみた

<まもなく収穫の早生みかん>

<鈴なり。老木ながら頑張ってる。来年はお休み>

<若木なので枝が折れないように支えてる。陽当たりもよくなる>


今年は富有柿・禅寺丸柿ともに大豊作! 不完全甘柿が甘柿に変身! 医者も真っ青?

2017年11月07日 | 家庭園芸&直売所

昔から「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われる。「柿」が赤くなる季節は「みかん」など秋の果物も豊富で、ビタミンCを多くとるので風邪がひきにくいということらしい。

そんな「いわれ」は別にして、美味しいから、大好きだから「柿」を作っている。「みかん」も大好きだが、ご近所さんから美味しいミカンをたくさん貰うので、自分で作るのをやめただけ。風邪予防なんて頭にないが、そう言えばここ数年、風邪を引いた記憶もない。

今年は「富有柿2本」、受粉樹の「禅寺丸1本」ともに大豊作。

富有柿は摘果・摘蕾をしたので大玉ばかり。ミカンと違って柿は大きいほどいい。色づいているので収穫できるが、やや柔らかくなってから収穫するのが我が流儀。

<防鳥ネットでスッポリ覆った大玉の富有柿>

昨年まで、不完全甘柿の禅寺丸は不完全で渋柿ばかりだった。今年は「干し柿」にするつもりで摘蕾・摘果もしなかったので小さい実が鈴なり。なのに、今年はなぜか甘柿に変身していた。予想外の出来事に小躍りしながら、日々、食べる分だけを収穫している。

<防鳥ネットをめくり、甘柿となった鈴なりの禅寺丸柿を日々収穫するのが楽しみ>


紀伊半島 訪れるべき地域で「世界・第5位」 熊野古道歩き2日半の想い出

2017年11月05日 | 旅行・街歩き・お店・写真

旅行ガイドブック「ロンリープラネット」が選ぶ「訪れるべき世界」の「地域編」で、「紀伊半島」が第5位に選ばれたとのこと。観光業界とは無縁でも、県内の主な観光地が世界第5位と評価されれば、なぜか嬉しくなってくる。

世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道(高野山・熊野三山・熊野古道)や白浜温泉など、都市部にはない雄大な自然景観や伝統文化が共存するエリアとして高く評価されたらしい。

「Best in Travel2018」に掲載されることで、どんな影響力があるのかはわからない。気がかりは、自分が年に1回、ささやかな楽しみにしている「白浜温泉旅」。これまでも、宿の温泉が海外の団体客の喧噪で席捲されていたことがあった。のんびりと静かに温泉気分を味わえなければ、温泉旅の魅力が失せる。このランキング入りで温泉風情が味わえない宿が増加するのなら、嬉しさは憂いに変わる。

「日本の温泉では、大声を出したり騒いだりはマナー違反」「郷に入れば郷に従うのが旅の心得」など、注記してくれているのかなあ? それらを丁寧に説明するのも添乗員や温泉宿の「おもてなし」。今回のランキング入り、そんな複雑な思いもしない訳ではない。


自分が歩いた熊野古道や立ち寄った観光地で撮った写真の中から、世界第5位の観光地を抜粋してみた。

<那智大社からみた那智の滝>

<平安衣装を借り、大門坂を歩いて那智大社へ参拝もできる。男性衣装もある>

<湯の峰温泉の「つぼ湯」:日に何度か色を変える事から「七色の湯」とも言われる。本宮大社から車で7~8分。近くに川湯温泉・わたらせ温泉もあるが、自分は湯の峰温泉の泉質がお気に入り。遠く京阪神から水を汲みに来る人もいるほどで、聞けばコーヒーの味が違うとか>

<橋杭岩:本州最南端の「潮岬」も同じ串本町>

 

<南紀・白浜温泉の白良浜:白砂のビーチ。ハワイ・ホノルル市「ワイキキビーチ」と姉妹浜>

2004年、「紀伊山地の霊場と参詣道」が文化遺産として世界遺産登録された直後、参詣道の1つである「中辺路道(滝尻王子~熊野本宮大社)」約40kmをゆったりペースの2.5日で歩いてみた。熊野古道は大阪から続いているが、世界遺産登録された参詣道は限定されている。

<滝尻王子:中辺路道の世界遺産起点。そばの熊野古道館に参詣道パンフレットがある。ここはバス停が近くにあるので出発も便利。我が家から車で90分>

<滝尻王子:滝尻王子から熊野本宮大社までの案内看板>

<尾根伝いに出ると見晴らしもいい>

<ところどころにある案内看板>

<道標➀:古道の分岐点など、随所に設置されている>

<道標②:500m毎に立っている。救急連絡の場合、この番号で自分の位置を知らせる>

<数少ない石畳>

<唯一、国道の真横を通る場所で「牛馬童子バス停」がある。向かいにある道の駅「熊野古道中辺路」で休憩。国道沿いなので車で通る時はいつも立ち寄る場所。電話で「おにぎり弁当」を予約しといたこともあった>

<牛馬童子像:首を切られる事件もあった>

<近露王子:集落があり昔ながらの旅館もある>

<後鳥羽上皇:京の都から熊野詣をすること数十回。往復1か月もかかる道中。その心境は・・・>

<なかへち美術館:近露王子近くに立つモニュメント。違和感があるが目印と思えばわかりやすくていい。ここに広い駐車場がありバス停も近いので「パークアンドライド」利用に便利>

<小広王子:近露王子からは生活道。ここから発心門王子までは人里を離れ山あいに入っていく>

<発心門王子:ここまで来れば、本宮大社まで約3時間。生活道も多い。終点のバス停もあるので、ここから本宮大社までを歩くツアーも多い。>

<案内看板>

<伏拝王子:京からの長い道中を経て、やっと眼下に本宮大社がみえるこの場所に着き、伏して拝んだという。休憩所では、休日になると地元のオバチャン達が飲み物やおにぎりの店を出してくれる。隣の民家の茶畑はNHK「ほんまもん」の撮影場所となったところで、語り部でもある奥さんにお願いすれば説明してくれるかも>

<関所:時代劇に出てきそうな雰囲気>

<熊野三山の1つ熊野本宮大社の裏鳥居に到着:正面階段の昇り降りが困難な方は、この裏鳥居手前の駐車場に置けば階段のない平坦な境内>

家族や県外の知人に頼まれて「熊野古道のチョット歩き」に案内するのは、「中辺路の道の駅から牛馬童子を経て近露王子までの約20分コース」「発心門王子から本宮大社までの3時間コース」「那智・大門坂の20分コース」。

太平洋が眺望できる海岸周りの「大辺路道」や熊野本宮大社と那智大社を結ぶ「大雲取越・小雲取越」の一部も歩いてみたが、踏破する気力が湧いてこなかった。

高野山から続く「小辺路」、奈良・吉野から続く「大峰奥駈道」、伊勢神宮から続く「伊勢路」、大阪からの熊野古道を何回かに分けて踏破するなど、古を偲んで歩くツワモノに出会うと敬意の眼差しで「お話」を伺ったこともあった。


七五三参り いつも粋な計らいしてくれる

2017年11月03日 | 田舎暮らし&家族

今日は3歳の孫の七五三参り。長男夫婦・孫4人・我が夫婦の8人で地元のお宮さんへ。

玉串奉奠では、3歳の孫が動こうとしないのでお兄ちゃんが抱っこして拝殿へ。他の孫も「したい」と孫全員が拝殿へ。いつも、神主さんが「どうぞ どうぞ」と、形式にこだわらず無理難題に応じてくれる。

拝殿で写真を撮るのも「どうぞ・どうぞ」と言ってくれるし、帰り際には「カメラのシャター押しましょうか」とまで声かけをしてくれる。ご祈祷が終わると、孫達全員分の「お土産」まで用意してくれていた。

<我が家では、お茶目な3歳の孫。お宮さんでは神妙で微動だにしなかった>

<神主さんの祝詞>

<孫4人が玉串奉奠➀:目をつぶって願い事を念じているところ>

<孫4人が玉串奉奠②:参拝しているところ>


緑化センターの花 初めて見る花もあった

2017年11月02日 | 旅行・街歩き・お店・写真

昨日のこと。秋晴れだったので、所用のついでに県植物園・緑化センターに散歩するつもりで立ち寄った。

<広い園内:回ったのはパノラマ広場・バラ園・温室>

<平日なので来園者はチラホラ見かける程度。中高年の女性連れが大半だった>

<温室:初めてみた花。生花に詳しい家内もビックリ>

<バラ園:薄い青紫のバラが魅惑的だった>

<パノラマ広場:ケイトウが多かった>



玉ねぎ苗 250本植え 使わない足腰が弱っていた

2017年11月02日 | 家庭園芸&直売所

1昨日、黒マルチを敷き穴を開け250本余りの玉ねぎ苗を植えたせいか、昨日は足腰が痛んだ。

理由ははっきりしている。秋雨続きの上に台風2回で半月以上も農作業から遠ざかり、自主トレのストレッチ体操も2週休んだところに、急に立ったり座ったりの反復作業を数百回も繰り返せば痛んで当たり前。

反省し、今日からストレッチ体操を再開することにした。天気の良い日は農作業着に着替えて畑で1~2時間、果樹や野菜と戯れるようにしようとも思っているが、いつまで続くことやら・・・

年齢とともに衰えていく足腰と頭、どうすれば老化を抑制するかは分かっていても長続きしないのが自分の性分。そんな悪い性分と折り合いながら仲良く人生を歩んでいくしかない・・・

今年は我が畑に玉ねぎがないのをみかねて、ご近所さん達が気を遣って持って来てくれた。今度は極早生150本・晩生100本を植えたので、来年はご近所さんのお世話にならなくても済みそう。そんな充足感が足腰の痛みを多少は吹き飛ばしてくれる。


由良早生みかん コンテナに2杯もらった! 産地だから手に入る3Sサイズ!

2017年11月01日 | 我が家の食&漬物作り

夕方、外出から戻ってくると、コンテナに入った「みかん」が2杯(約40kg)、庭に置いてあった。

昨夜、みかん作り名人との電話のやりとり。

自分:「前に貰ったミカン、親戚へおすそ分けしたら 殆どなくなった」

和歌山の姉、おすそ分けしたミカンを兵庫の娘に送ったらしい。姪からメッチャ美味しかったと言うてきたで」 

「3S、まだ 残ってる?」と聞くと

みかん作り名人:「ようけ あるよ。持っていかよ」

自分:「おおきに」

今日、留守の間に来てくれて、我が家のコンテナに入れ替え置いていってくれたみたい。重いので、コンテナ用台車に積んで倉庫へ運んだ。これだけあれば、アチコチへおすそ分けしても、早生ミカンが食べ頃になるまでは食いつなげそう。

極早生の「由良早生ミカン」は、市場出荷が最終段階。他の極早生ミカンだと食べたくないが、この時期に、しかも好みの3Sサイズの由良早生ミカンを貰えるとは有り難い。

 

<自分が好むミカンは、昔も今も変わらない!!!>

11月からは早生ミカンの収穫が始まる。自分が最も好きなミカンは、11月下旬に収穫した「宮川早生」の2S・3Sサイズ。それを倉庫に寝かせておき、12月中下旬以降に食べると「糖度12度以上と甘くて、袋もとろけるほどで食べやすく」、絶品だと思っている。

お正月に出回る晩生ミカンはコクもあって美味しいが、早生ミカンに比べると表皮や袋がしっかりしていて固く好みではない。

市場の高値は、昔は「L・Mサイズ」だったが、最近では「M・Sサイズ」と小玉傾向になってきた。ただ「3Sサイズ」だと規格外品で市場出荷できない。農家にとっては3Sサイズは商品価値が殆どないお蔭で、こちらも遠慮なく貰えるのが有難い。