7月30日(土)。若齢幼虫が葉の表でじっとしていました。同じように葉の表で見かけたのは,これを含め3匹。
卵はあちこちに。直径はたったの0.38mmです。
7月31日(日)。夕方見ると,卵の1つに黒い点がわずかに。中にいる幼虫が殻を開け始めたのです。いよいよ誕生するときが訪れました。
30分も経つと,かなり大きな穴が開きました。
1時間経つと,穴はほぼ開きました。
トリミングすると,とてもよくわかります。頭部も毛の様子も確認できます。
すっぽりと穴が開きました。
ここもトリミングしてみましょう。
休むことなく,さっさと出てきました。そのまま幼虫は殻から遠ざかって行きました。
ヤマトシジミとそっくりな経過をたどりました。“生まれる”という瞬間はいつも,どの生きものでも,見る者のこころを揺さぶります。