厳冬期のタンポポを撮ろうと,早朝,同じ河川敷に出かけました。この日は,日が昇りかけた時間帯を選びました。
足元の草には霜が降りています。タンポポにも霜が付着しています。綿毛は堂々と,というか,「寒さに負けないぞ」という感じで力強く開いていました。立派なものです。
それでも,なんだか寒そう。この綿毛には霜がどっと張り付いています。
地表すれすれにある綿毛にはとにかく霜がびっしり。真横から光が射しました。
綿毛を上方向から眺めました。日が当たると,草々の霜は急ぐように融けかけました。
背が低くても,伸びようとする意志のような強さが伝わって来ます。
光とり競争をする相手はなし。ゆっくり地表で咲けばよし。付着していた霜が解けて水滴になりました。青空が広がります。スカッとした天気になりそうです。