自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

超接写がたのしい冬(5) ~霜(続)~

2018-01-13 | 自然一般

霜の表情はじつに多様です。できる条件や環境が異なれば,ずいぶん違ってきます。

タンポポの綿毛についた霜は,前と違って角ばった立体がつながって,ごつごつした姿を見せています。一本の毛でこうなのですから,全体は氷砂糖の集合体のよう。

 

ホトケノザの葉には空洞になった長い柱が付いていました。 それがまっ直ぐ上に伸びたり,倒れたり。

 

ロゼットになったブタナに見る霜はふしぎな姿。等間隔に林立する柱はなぜ,こんなふうにできたのか,知りたくなります。

 

ブロックが積み重なったようで,頭でっかち。 

 

葉ボタンの葉を見ました。細長い霜が適当な向きに伸びています。 

 

氷柱が無造作にできたといった感じ。

 

柱一つひとつは中空です。

 

白い葉に付いた霜です。日の光が当たりかけると,奥行きが感じられます。まことに賑やかな風景です。 

 

自然は水分を材料にして多様な造形美を見せてくれます。