自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

秋! 虫の目写真シリーズ(21) ~アキアカネ(メス)~

2020-11-01 | 昆虫

畑で見るは田舎の匂いがずしーんとします。

 

わたしは里の秋がとても気に入っています。アキアカネは里の秋の大事な住人。それで,飽きもせず写し続けています。

 

大きく育ったネギの客。

 

そっと近づけば逃げません。警戒心が生まれないようにとても慎重にカメラを操作します。

 

青空と雲と,そしてアキアカネ。里で感じるしずかな秋はいいものです。

 


アカタテハ,今産卵(2)

2020-11-01 | アカタテハ

10月30日(金)。一つの卵では顎が見えています。孵化が近そう。

 

10月31日(土)。昼。いくつかの卵は孵化間近。上写真の卵もまだ孵化していません。孵化まではまだまだというものもあります。これだけ時間差があるのは,産付時間帯あるいは産付日が早かったからでしょう。つまり,同じ成虫が同じ時間帯に産み付けたわけではないということです。いちばん最後に孵化するものはまちがいなく,10月26日(月)に産付されたものです。

さて,卵の様子は以下のとおりです。

 

大きさを上から見てみます。直径0.5mm程度です。ということは高さは1mmぐらい。

 

深夜。一つの卵で孵化始まりました。

 

頭が出た瞬間です。

 

実を乗り出しました。

 

着地寸前。この大きさのからだが,この卵に入っていたのがふしぎなほど。

 

誕生場面はいつ見ても,何度見ても,こころを打ちます。