畑にて。
キャベツを覆ったネット内で小型のハエがが一晩を過ごしたようで,朝,内側でじっとしたまま。イエバエのなかまでしょう。よく見ると,からだ中が朝露だらけ。自然という厳しい環境下で生きる姿の典型でしょう。
気温が低くてからだが動かないことが幸い,さっそく接写を試みました。
複眼を構成する個眼一つひとつに微細毛が生えています。それが密生する様子には意外性があります。毛の先に付着した水玉を見ると,微細毛の役目が見えて来ます。
真正面から見ました。頭部はすっぽり眼で包まれた感じです。視覚と嗅覚と味覚,これらがハエのいのちの司令塔。
そんな雰囲気が伝わってきます。