12月4日付けの記事でご紹介したヒラタアブのことで。その卵が小さくて,生まれた幼虫も当然ながら小さく,それがいったいどんなふうにアブラムシを食するのか確かめておきたくなりました。それで,翌日見てみました。
すると,ちょうど食餌中! ふしぎにも体色はずいぶん変わっています。場所は生まれた殻のすぐ傍。
自分のからだより大きなアブラムシを,ときにはぐっと持ち上げながら体液を吸っています。
それはそれは,もう大した食欲ぶりです。それにずいぶん長い時間をかけて食していました。つまり,からだの大きさから見ると摂り込む栄養がたっぷりあるということです。
食べ終わったあと,近くに移動。そして傍を通りかかったアブラムシを食べようとしました。しかし,失敗。こういうこともあるのです。
この幼虫が成虫になったら,何ヒラタアブになるのでしょう。正体が気になります。