自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

キャベツの葉裏にあるガの卵(4)

2021-12-14 | 昆虫

卵一つについて,できればその発生なり成長なりのすがたをくわしくたどりたいなあと思います。それで,改めてキャベツの葉を点検。すると,すぐに見つかりました。このガは一粒ずつばらばらに産付されます。それで,注意深く調べていく必要があります。

見つかればしめたもの。今回の一つは真っ白なので産み付けられてから日が浅いことがわかります。

一日目。真っ白といいながらも,中央付近を中心にしてなんだか薄っすらともやっとしたものがあります。

 

二日目。もやっとしたものはからだが形成されていることを物語っているのでしょう。

 

四日目。変化は見えません。

 

六日目。中央に薄っすらと黒点が見えます。側単眼です。

 

七日目。口がくっきり。

 

夜。頭部のすぐ後方に黒い斑紋が見えます。これで本シリーズ(3)と同じ卵だとわかります。ところが! 油断していて、キャベツを落としてしまったのです。それで卵が行方不明に。残念! 申し訳ない!

 

探しても見つかりません。でもなんとか観察を継続したい!