自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

イヌガラシとモンシロチョウ

2021-07-07 | モンシロチョウ

モンシロチョウの幼虫はアブラナ科の葉が大好きです。

野生植物ならなにをおいてもまずイヌガラシが浮かびます。道端の至るところに生えています。それで,モンシロチョウの活動時期になると,イヌガラシを探して飛ぶ姿を頻繁に見かけます。葉を見ると卵が産付されています。多いときはどっさり。葉の裏が主ですが,裏にだって産み付けられています。写真をよく見ると,葉の表と裏に卵が見えます。

 

 

下写真の中で数えられる卵の数は? 答えは10個です。葉の表側だけでこれだけですから,裏側も入れるとたっぷり。

 

中には幼虫も。

 

よほどアブラナ科植物がお気に入りなのでしょう。それで,畑の野菜にも飛来します。それはモンシロチョウがよくないわけではなく,自ずとお気に入りの野菜をヒトが植えているのでヒトが招き寄せているようなものです。こんなわけでヒトには迷惑でも,モンシロチョウを悪者扱いにするわけにはいきません。

さて,しばらくモンシロチョウの卵の変化を追ってみます。

 


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