自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'24春 虫の目レンズは友 ~サクラ(またまた)~

2024-03-23 | 

鉄道沿いに咲く早咲きのサクラのことでは,ほんとうに何度も出かけました。天気のよい日がすくなく,よい日であっても風が強かったり先客が場所を占めていたり。先客については何度も! わたしは花に接近して撮影するので,先客には迷惑な存在になります。それで,後から行ったときは引き下がるほかありません。そんなわけで好機がなかなか得られないまま,天気予報で「晴れ間のあるひはこれはが最後」と判断した日の昼,撮影に出かけました。さいわい風はあってもなんとかカバーできる程度,先客なし。

時間をかけて準備を進めました。どの花を中心にすえるか,電車をどこに写し込むか,……,いろいろ試します。なにしろ,今季,このサクラの木では最後の撮影機会になりますから。枝はできるだけ少なめに整理します。

構図が決まりました。主役はサクラ。電車を待ちます。電車通過10分前。「遠景に雲が入ってほしい」。と思ったとき花にメジロの群れが訪れ,吸蜜を始めました。それも写したかったー!

 

「来た!」。フラッシュを使って単写。後で見ると,電車のヘッドライトとカラーがわかるのでやれやれ。ただ,雲がわずかなのが残念。

 

直後,雲が現れました。

 

それでもやっと納得のゆく一枚が撮れました。「ほっ」。

次のサクラはソメイヨシノです。

 


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