公園にて。
橋の欄干に小さなツタがよじ登っていました。目立たないツタなのですが,色づいているのが妙に愛らしくって撮ってみようと思いました。小さなものを大きく,これがわたしの撮影ポイントです。正面方向から太陽の光が射しています。逆光になるのでフラッシュを使いました。きれいに澄んだ青空の下で,気持ちのよい昼過ぎです。
撮っていると,ちょうど小さなお子さんと連れ立った親子が通りかかりました。「これはすてきな背景!」。そんな気持ちでシャッターを切りました。人が入ることで一味も二味もちがった味わい深いコマになったように思います。
写真全体に自然な色合いが出ているように見えて,お気に入りの一枚になりました。