ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

コアジサシ ヨシゴイ カワセミ 埼玉県川越市伊佐沼 その2

2020-08-26 | 関東地方
ヨシゴイ 埼玉県伊佐沼

7月24日伊佐沼:その1からの続きですが、午前10時20分ごろからの写真です。曇り空のおかげで、何とかこの時間でも粘れました。早朝に比べるとちょっとコアジサシの狩りの時間が減ったかなと思っていると、すぐに何処からともなく飛んできて、ダイビングします。
ヨシゴイもこの日は頻繁に飛んでくれて、気がつくと視界を横切って行きます。
バックの条件の良い時を狙いましょう。
蕾の前を通過です。
コアジサシの狩りですが、何度も撮っていると慣れて来たのか、その瞬間が結構撮れるようになりました。ダイビングで小魚をゲット!
続いて、連続写真です。まずは狙いを定めてホバリング‥‥
急降下。

ダイビングして出てくる直前です。翼の先から出てくる様です。
そして頭が出て来て‥‥
全身が出て来ます。
お次も連続写真です。ダイビンして、まず翼が水面から出て来て‥‥
見事小魚をゲットして出て来ます。
連続ではありませんが、狙いすまして‥‥
真っ逆さま‥‥
お見事にゲット。
こちらもゲット。
カワセミがいつの間にか同じハスの蕾にやって来ますが、光と背景の条件はやっぱり今ひとつ。
ヨシゴイが目の前にやって来ました。こちらは、胸の縦斑がはっきりしているので、♀成鳥でしょうか。
そんなこんなで、今シーズン7月の伊佐沼は、コアジサシとヨシゴイで楽しませてもらいましたが、翌週にはコアジサシの姿は見えなくなっていました。ヨシゴイ はまだ飛んでいましたが。

次回は、7回も引っ張った宮古島の総集編をアップする予定です。

8月27日現在、なんとか小笠原にたどり着くことができましたので、次次回には報告ができるかと思います。




コアジサシ ヨシゴイ カワセミ 埼玉県川越市伊佐沼 その1

2020-08-19 | 関東地方
コアジサシ 埼玉県伊佐沼

7月24日伊佐沼:4連休と言っても、他県への移動は避けてと言われるし、GoTo”トラブル”で明確な根拠もなく東京在住は冷遇されていますが、5分も歩けば埼玉県の我が家。なんだかなーとは思いますが、遠方に行くのは控えて、伊佐沼に行くことにしました。暑さを避けて早朝、と言っても7時は過ぎてしまいましたが、7月12日以来の再訪です。コアジサシはまだ滞在しているようで、20羽以上が飛び交っていました。今日はコアジサシのダイビング等の採食シーンをしっかり撮るぞ!と頑張りました。
最初はバックがなるべく緑になるような沼の東岸でカメラを構えていると、早速、コアジサシが掠め取りタイプの採餌。失敗のようですね。
東岸からだとハスの群落がバックになります。
トリミングしないでハスの花が見える様にしました。
ダイビングタイプで採餌。成功のようです。ダイビングの方が成功確率高そうです。
やっぱりハスをバックにした方が、映えますね。
ダイビングの後、体を震って、水滴を飛ばしています。
ダイビング直後に水から出てくる瞬間はこんな感じです。
沼を横切る木道に移動して待っていると、ハスの蕾の上にカワセミ。
急降下で水面にダイビングする直前はこんな感じです。
小魚を咥えたダイビング後の飛翔です。
突然、ヨシゴイが目の前を通過。近すぎるとカメラの画角に入れるのが大変です。
魚を見つけたのかホバリングしながら水面に向かいます。
捕獲に成功!やっぱりダイビングだったと思います。
ダイビングしてこちらに飛んできました。丸い尾鰭から小魚の種類が判りそうです。
ハスをバックにダイビングして、小魚ゲット!
ヨシゴイもよく飛んでくれます。どうも♂の成鳥に見えるんですが、♂ばっかり飛んでいるような気もします。
時に2羽で追っかけるように飛ぶことがよくあります。
次回もコアジサシとヨシゴイのその2ですが、コアジサシのダイビング連続写真があるかと思います。

サンコウチョウ 埼玉県狭山丘陵/コアジサシ ヨシゴイ カワセミ 埼玉県伊佐沼

2020-08-12 | 関東地方
サンコウチョウ♂  埼玉県狭山丘陵

6月27日埼玉県狭山丘陵: 宮古島シリーズを延々とやっていたため、ずいぶん昔の写真で恐縮ですが、我がフィールドの狭山丘陵で、サンコウチョウが営巣し、無事巣立ちしました。歩道の真上なんですが、10mぐらいの高さにあり、枝が被ってあまりいい条件では写せませんでした。MFは結構カラスが多く、よく卵の段階でやられてしまうのですが、昨年今年と多くの皆さんに見守られて無事に巣立って行きました。カラスの生息数が減っているのかもしれません。感覚的なもので、客観的な証拠は何もありませんが‥‥
さて、知り合いのYさんから孵化から10日ほど経っていると教えていただいたこの日、朝から両親ともよく餌を運んできましたが、だんだんと間隔が開くようになって来ました。
ヒナも随分と大きくなったようで、暇な時には下の写真のように羽ばたきの練習をしたり、巣から大きく身を乗り出したりするようになりました。ひょっとして巣立ち?
親も近くで見守るような態度を取っているのではないかと。
すると午後1時半ごろには、巣から出て来ました。逆光なので、産毛がよく見えます。
と間もなく最初に出て来た1羽が飛び出して行きました。残された雛と♂親のシルエット。

反対側からの♀と雛の後ろ姿です。3羽の雛はこの日全て巣から離れて行きました。
それから1週間後の7月5日に再び訪れると、3羽の雛たちは欠けることなく、巣の近くにいました。ちょうど道のすぐそばの木の茂みにいてくれて親もすぐ近くにいます。今年の7月は長梅雨で、晴れ間がほとんどありませんでした。この日も雨上がりで暗く、水蒸気が立ち込めていたので、近くても写真条件は今ひとつでした。
低いところですが、雛たちは木の茂みに隠れて見えませんでした。やっと1羽が見えるところに出て来てくれましたが、親とは似ても似つかぬ姿ですね。「個体発生は系統発生を繰り返す」と1825年ごろに生物学者のヘッケルが提唱した説が正しいとすると、サンコウチョウの祖先種はこんな感じだったのかもしれません。確かにありきたりのスズメ目の鳥の外見です。
親は時々餌を運んできます。
背中を見せてくれました。
羽を伸ばしていますが、大体生え揃って、羽は親と同じく黒っぽいですね。
ちょっと離れた場所で、3羽並んでくれましたが、ひどい枝被り。
8月1日に行って見ると、知り合いのSさんが写した雛の写真では紫色の羽が随分生えていて、親に近くなっていました。翌日の2日にも行ってみたところ、確かに親に似て来た雛を見ました。残念ながら写真には収められませんでしたが。
来年の夏、無事に生き抜いて日本に戻って来て欲しいもんです。

7月12日埼玉県川越市伊佐沼: 7月は雨ばっかりで、鳥見計画にかなり支障をきたしましたが、雨の間隙を縫って伊佐沼に行って来ました。今シーズンは、ヨシゴイがよく見えるのとコアジサシがやって来ています。沼に着くとコアジサシが飛び交っています。ハスの花も咲いているので、花と絡めようと木道の上で待っていると、早速ヨシゴイが飛んできました。ハスの中に入って見えなくなりましたが‥‥
すぐに飛び出して来て、別のハスの群落に飛んでいき‥‥
降り立ちましたが、ハスの間から少し姿が見えます。
クチバシに白い点が見えますが、鼻腔で、向こうが透けて見えます。
一方、コアジサシはというと20羽以上の群れで入っているようで、水中にダイビングしたり、水面をかすめるようにしたりと盛んに狩りをしています。このコアジサシはダイビングして、見事に小魚を咥えています。
小魚はすぐに食べるのではなく、運んでいくと杭の上で待っている、多分、幼鳥に渡しています。何処かで繁殖した家族群が、餌取りに伊佐沼にやって来たのではないかと推測します。
狩りの成功確率は結構高いようで、この個体もちゃんと咥えています。
ハスの花をバックに。
ある時自分より小さな鳥に追われているようなコアジサシがいるので、写して見ると、相手はツバメです。
俺の縄張りに来やがって!とでもいうのか、邪魔な奴め!と思うのかよくわかりませんが、ツバメがコアジサシを追いかけています。でも、いつもというわけではなく、同じ場所で何事も無くコアジサシは狩りをしています。
ヨシゴイが妙な飛び方をしているなと写真をよく見ると、何とツバメが写っています。ヨシゴイにも攻撃を仕掛けていたんでしょう。
コアジサシの狩りの瞬間を治めようとカメラを向けますが、これが中々大変。早いので、追いつきません。がんばって「修行だっ!」と何度も挑戦。これは、ダイビングで水面に突入寸前でフォーカスが合いました。
こちらはもう一つの狩りの仕方、水面掠め取りです。クチバシだけ水中に突っ込んでいます。

この日はこんなものだったのですが、7月24日に再度伊佐沼に出かけた時には、もう少し粘って、ヨシゴイと共に沢山撮れたので、次回と次次回に分けてアップしようと思います。


ヤマセミ 特集号その1

2020-06-06 | 関東地方
ヤマセミ♂♀ 向かって右が♂、左が♀です。

ヤマセミの写真がたっぷり撮れたので、嬉しくて特集としました。逆にいうと他には何も撮れなかったということです。先ずは木止まりですが、枝葉被りで今ひとつです。お気に入りの場所の様でよく止まっています。
暫くすると移動しましたが、また、戻って来て、今度は全身がよく見えるポイントに止まってくれました。おかげでたくさん撮らせてもらいました。狩りの時間ではないのか、お魚もお休みなのか15分ほど止まっていましたが、飛び込みはなしでした。胸に橙色の羽があるので♂です。
尾羽を上げたり下げたり。
魚でも見えたのか、覗き込む様に。
こっちをみたり。
あっちを見たり。
何か警戒する様にキッキッと声を発します。すると‥‥
別のヤマセミの声が聞こえて来たかと思うともう1羽が飛んできました。♀の様です。残念ながら♂が突き出される様に飛んでしまいました。仲良く並んだツーショットはお預けです。
喉元に橙色がないので、♀の様です。横向きで図鑑写真ポーズを取ってくれました。
やっぱり尾羽を下げたり‥‥
上げたりしてくれます。
♀はあまり長居せず、どこかに飛んで行きましたが、すぐに♂が戻って来ました。
確かこの時は、トビが近くを通過した様に思います。少し警戒した感じでした。
今度は早めにどこかに飛んで行きましたが、暫くしてよく見ると近くの枯れ木に止まっていて、声を発しています。
すると♀が飛んできて‥‥
同じ枯れ木に止まりました。ペアなんでしょう、並んで止まってくれましたが、何だか微妙な距離感があります。求愛をしている様子はないですね。時期的にも遅いですね。
一緒に正面顔。
同じ方向を見ています。
白黒の見事な鹿の子模様、立派な冠羽やその希少性、やっぱり人気なのがわかります。おまけに止まった時にほとんど見えない短い足、なんか親近感も感じます。

さて次回は、間に合えば宮古島での成果をアップします。



サンコウチョウ ヤマセミ オシドリ カッコウ

2020-05-15 | 関東地方
サンコウチョウ♂  東京都多摩地区

5月15日東京都下の樹林地: 5月6日に近所の3千坪ほどのさほど広くない樹林地に立ち寄ったサンコウチョウ♂を前々回のブログに載せましたが、その日から在宅ワーク前の早朝ウォーキングには必ずこの樹林地に立ち寄る事にしました。するとなんと9日後に”ホイホイ”の声が降ってきました「えっ!また!まさか!」と思いましたが、長い尾をヒラヒラしている♂がちゃんと見えます。慌ててカメラを取りに帰り、仕事前の短い時間でしたが、写させてもらいました。よく見ると前回とは別個体なのは当たり前ですが、尾が少し短い様です。まだ伸びきっていないのか、若い個体なんでしょうか。やっぱり高さ20m程の樹冠近くを飛び回っていました。近所で二度もサンコウチョウ に会えるなんて!😂 
たまたま写した先にハシブトガラスの巣がありました。市街地らしくハンガーなんぞを巣材にしてますね。4、5年前には同所でツミが営巣していた様ですが、今はすっかりカラスの領分の様です。

次の写真のカッコウは5月25日に我が家のベランダ(4F)から写したものです。2年ほど前から、春の渡りシーズンが終わって夏になっても近所でカッコウが鳴いています。今季は6月10日の今日現在でも、屋敷林の木のてっぺんなど目立つところで、毎日鳴いています。野鳥の会の方にお聞きしたところ、10何年前に多磨霊園でカッコウの繁殖が確認されており、その子孫ではないかとのことでした。オナガを托卵先にして都市に進出して来ているのでしょう、いつの間にか当たり前の都市鳥になっているかもしれませんが、オナガは鳥の中で頭脳明晰なカラス科ですので、そううまくは行かないかもしれませんね。この写真は五百坪ほどの屋敷林で鳴いていたもので、写真には撮れなかったですが、直前にオナガにモビングされていました。

嬉しいことにヤマセミのポイントを教えていただき、枝被りですが、初めて止まっているヤマセミを撮ることができました。喉の模様に橙色が混じっているので、♂の様です。
もう一羽(♀)がやってきましたが、2羽並んだところはどちらも顔が写りませんでした。すぐに♂が飛び出して行きました。
眼下にはオシドリのペアがゆっくりと通り過ぎて行きました。

ほぼ毎年繁殖に成功しているサンコウチョウのポイントに今季もやって来ました。この♂の尾羽の先の方が痛んでおり、個体識別ができます。
この♂は尾羽が綺麗なので、別個体で、この2羽で縄張り争いしている様です。

宣言が解除されてやれやれです。フィールドに出かける鳥見は極めて感染の可能性の低い行動だと思いますが、どうしても”自粛”の影響を受けますね。気兼ねなく鳥見ができる日を望むばかりです。
次回はヤマセミがたっぷり撮れたので、特集号としたいと思います。


オオルリ ミソサザイ キビタキ

2020-05-09 | 関東地方
オオルリ♂

一密にもならない某お山で夏鳥を楽しんできました。若葉が芽吹いているお山の森で、キビタキ 、アカハラ、クロツグミの囀りを聴きながら進むとオオルリの囀り。鳴き止んだのですが、その方向を探すといました。白いお腹が目立ちますね。
更に進んで、沢筋に到着するとミソサザイの囀り。しだいに声が大きくなり近づいて来ています。しかし、小さな姿を見つけるのは大変です。見つかった時には目の前でした。
すぐに下流の方に行ってしまいなかなか戻ってこないので、更に散策。沢に沿った坂道を登って行くとオオルリの囀り。見上げるとマツ科の木の梢で鳴いています。空抜けにならない場所はないかと更に登って行くと、幸い谷を挟んだ向かいの斜面がバックになる場所がありました。オオルリ君は気にせず囀り続けています。これ幸いと連写、後ろが抜けていい感じです。更に運よく太陽も雲に隠れて影も出ません。日が当たるとどうしてもオオルリの青はテカッてしまいます。こんな条件での撮影は久しぶりとしっかり撮らせてもらいました。ちょっとずつ撮る位置を変えてみました。背景でうっすらピンクに見えるのは満開の山桜です。
20分ほど囀ってくれ、おまけに最後まで独り占めでした。さて、ミソサザイは戻っていないかと沢で待っていると元気な囀りが聞こえて来ます。いましたいました、全身が見えませんでしたが、なんとか囀りシーンも撮らせてくれました。
道を登りながら何かいないかと探しているとキビタキ君が出てくれました。
残念ながらこの日は、クロツグミは囀りのみで、姿を見せてくれませんでした。

次回は、1週間後に近所の樹林地に再びやって来たサンコウチョウと毎年繁殖している森のサンコウチョウなどをアップする予定です。




サンコウチョウ ワカケホンセイインコ 東京都

2020-05-06 | 関東地方
サンコウチョウ 東京都多摩地区

5月6日東京都下の樹林地にて: コロナ禍のため在宅ワークとなり、通勤に割いていた時間をウォーキングに当てることにしています。コロナ前の予定では、舳倉島に居るはずだったこの日、遠出も自粛して、近所をウォーキングしました。自宅周辺は、かつての武蔵野の面影を(多分)残す緑地が住宅地の中にそれこそ海に浮かぶ小島の様に点々とあります。その中の一つで一辺が100m程の小さな樹林地、コナラやクヌギ等が主体の雑木林に立ち寄った所、”ホイホイ”の声。えっ!まさか!と訝しがりながらも、慌てて自宅にカメラと双眼鏡を取りに戻り、近所に住む鳥友さんにも連絡。急いで林に戻ってみるとやっぱりホイホイの声。3人で探すと居ましたいました!樹冠近くをヒラヒラと飛ぶ尾の長い♂のサンコウチョウが目に飛び込んできました。何せそんなに広くない樹林地、遠くに飛んでいってしまうことはありませんので、たっぷり遊んでもらいました。ただし、木々も20mぐらいの高さにはなっていますので、見上げる時が多かったです。また、時折小雨のパラつく生憎の天気だったので、色の出が今ひとつですが、今季初のサンコウチョウをたっぷり撮らせてもらいました。しかも近所で! 渡りの途中でしょうか、翌日に姿は見えませんでした。
盛んにフライキャッチしていました。小さな羽虫を捕えています。
たまにスッキリ全身が見える事も。
せっかくの飛び立ちですが、シャッタースピードが上がらず、ちょっとブレちゃいました。
この時、囀っていたのかどうか覚えていませんが、大きく口を開けているシーンも。口の中は蛍光色の緑色ですが、若葉に同化してます。それにしてもサンコウチョウはひょうきんな顔立ちで表情豊かですね。
この森では、4月下旬にキビタキ 、センダイムシクイなどが立ち寄っていましたが、まさか、サンコウチョウが立ち寄るとは!でした。

5月7日: 一緒に撮った鳥友さんによるとこの近所で、外来種のワカケホンセイインコの巣穴があって、出入りしているとのことで、翌朝仕事前に連れて行ってもらいました。すると、多分アオゲラ の巣穴だったと思われる穴を利用している家族がいました。穴から顔を出して、飛び出して来ました。もう巣立ちはしている様です。
幼鳥だった様で、親鳥がやって来ます。
口移しで餌を与えました。ワカケホンセイインコは、都区内から多摩地区などのあちこちで定着していますが、自宅の周りでもよく飛び回っています。大きな群れは見かけませんが、数羽の群れは本当によく見かけ、すっかり定着している様です。でも、子育ての様子は初めて見ました。
餌を口元に戻して‥‥
口移しで与えます。
戻して‥‥
与えます。
止まっている姿はこんな感じです。

自粛の影響で、近所の鳥をじっくりみることになりました。さて、次回は、一密にもならないお山でのオオルリ、ミソサザイ等をアップする予定です。
警戒宣言が解除され、やれやれです。鳥見は一期一会、季節の巡りの一瞬一瞬ですので、不要不急ではないんですけどね。

キバシリ親子 縄張り争いのキビタキ ヒヨドリ

2020-05-02 | 関東地方
縄張り争いで威嚇するキビタキ ♂

前回からの続きです。2羽でキバシリ団子になった雛たちに親鳥が頻繁に餌を運んできます。なかなか出会えないシーンなので、たっぷり載せます。餌を運んできた親は、幹の下の方からスッスッーと登って来ますが(写真の左下)、雛に餌を与えるのはほんの一瞬。目立ってはいけないとの配慮でしょうが、直ぐに何処かに行ってしまいます。
別の木に張り付いていた雛です。
こちらは親。
さっきの給餌の4分後にまた給餌。親鳥は忙しいです。残念ながら、雌雄で模様に違いないので、どちらの親なのかはわかりません。
こちらは更にその5分後です。もう1羽の雛は大人しく待っていますね。「俺にもくれくれ!」という様なシーンは見ませんでした。

このシーンはその22分後で、間隔は一定ではないです。5羽の雛に順番というわけでもなさそうですが。
1羽の雛が何処かに行ってしまい1羽だけに。餌を持って親が来ると大きな口を開けます。
雛たちは少しづつ木を変えて移動しますが、そんなに遠くには行きません。同じ場所で餌やりを続けます。でも、そろそろ潮時かなとその場を離れましたが、貴重なシーンをたっぷり観察できて嬉しい限りです。無事に成長してほしいものです。

キビタキ♂ は渡って来た直後に、激しく縄張り争いします。しかし、そのシーンに出くわすのは運次第。森をうろうろしていると、ヒッ、ヒッとかジャッ、ジャッとかブンブン(羽音?)というキビタキ の興奮した声が聞こえて来ました。おっ!縄張り争いだ!と辺りを見回すと、2羽の♂が飛び回っていました。その動きの早いこと早い事。2羽で絡み合って、草むらに落ちた事もありました。が、残念ながら写真には間に合いませんでした😓 。その内1羽が見やすい枝に止まってくれました。尾羽を上げて随分と興奮している様子です。
連写していると一枚こんなシーンがありました。翼羽を持ち上げて、自分を大きく見せようとしているのでしょうか、背中から上尾筒が丸見え。こんなに黄色いですね。
ちょっと位置を変えて、またまた翼羽上げシーンがありました。
バトルはまだまだ続き、翼羽や尾羽を拡げています。
場所を次々変えて追っかけ合い。すぐに移動してしまうので、カメラに収めるのは大変ですが、喧嘩に忙しくてこちらのことは全く気にしていない様子、目の前で撮らせてくれます。
全然関係ないのですが、写真映りが良さそうだなと思って、ヒヨドリを撮ってみました。

キビタキの縄張り争いはほんの短い間なので、出会えたのは、今シーズンはこの1回だけでした。

次回は、自粛と在宅ワークのため近所を散歩する機会が増えたおかげで、自宅近くの樹林地で見つけたサンコウチョウと同じく近所で繁殖している外来種のワカケホンセイインコをアップする予定です。

キバシリ キビタキ オオルリ クロツグミ コガラ

2020-04-29 | 関東地方
キバシリ親子 

移動も含めて一密にもならない某所で鳥見です。先ずは、キビタキ が迎えてくれました。
散策していると知り合いの方が「キバシリの雛がいるよ」と教えてくださった辺りを見ると、いました! 嬉しいことに初めてキバシリの雛に会うことが出来ました。巣立ったばかりのようで本当に可愛いですね。親に比べて、クチバシと尾羽が短く、丸っこいです。親と同じように幹に垂直に張り付いていますが、じっと動きません。じっとしていると木に溶け込んだようで目立たないですね。
伸びをしました。
暫くすると親が餌を運んできました。雛は大騒ぎしないで静かに受け取ります。
雛は1羽だけかと思うと別の木にもいました。よく探すとあわせて5羽いました。
それぞれの雛に親鳥はせっせと餌を運んできます。木の幹には結構いろんな虫がいるんですね。早いときには数分もたたないうちに運んできました。
ちょっと角度が変わって幹がバックになると見事な保護色ですね。
動き回って、横から見るとよく見えるんですけどね。
別の雛。頭に生毛が残っていますね。
親はせっせと餌を運びます。キバシリ自体の撮影機会はそれほどないですので、親もしっかり撮らせてもらいました。
雛はじっとしているのですが、ときに動き出して、別の木に飛び移ることもあります。いつの間にか2羽が集まってエナガ団子ならぬキバシリ団子を見せてくれます。
幹に貼り付いた雛を背中から見ると‥‥見事な保護色ですね。
頭の生毛が可愛い!
この雛は飛んできたのでいる事がわかりましたが、こんなところにじっとしていたら先ず見つけられないでしょうね。
キバシリの雛は他の鳥の雛のように親鳥が来ても「くれくれ!」と大騒ぎを決してしません。
子育ての邪魔にはならない様だったので、滅多にない機会とたっぷり撮らせてもらいました。なので、後編として次回は餌やりシーンをアップします。
突然クロツグミの声がして、近くでもないですが、姿が一瞬見えました。
同じ頃オオルリの姿も。
コガラも繁殖中か2羽で行動していました。

次回は、キバシリ親子の続きと縄張り争いで興奮したキビタキ をアップする予定です。

キビタキ クロツグミ 東京都

2020-04-25 | 関東地方
キビタキ ♂  東京都

時節柄、一密にもならないフィールドでの鳥見です。先週のオオルリ、クロツグミ、センダイムシクイを追いかけるようにこの日は、キビタキ ♂が到着していました。まだ数は少ないものの早くも美しい囀りを聞かせてくれました。
クロツグミの囀りがあちらこちらから聞こえて来ますが、運よく囀るその姿を見つけることができました。しかし、すぐに飛ばれてしまい、この一枚だけでした。
到着したばかりのせいなのかサービスの良いキビタキ ♂がいてくれ、たっぷり撮らせてくれました。初撮りのキビタキ ♂をずらっと並べます。

次回は、某所でキバシリの親子と夏鳥のキビタキ 、オオルリ、クロツグミに出会うことが出来ましたので、アップしたいと思います。

オオルリ コチドリ コムクドリ/埼玉県

2020-04-11 | 関東地方
コムクドリ♂  埼玉県川越市伊佐沼にて

4月11日埼玉県狭山湖: 新型コロナ感染症への緊急事態宣言を受けて三密にならないように狭山丘陵に出かけて来ました。先ずは人の少ない早朝の時間帯に狭山湖に寄って見ました。考えることは皆同じ、普段より人は多かったですが、密集には程遠い状況です。堤防が工事中で、観察は不十分でしたが、コチドリが来ていました。他の夏鳥はツバメぐらいで、まだまだです。
コチドリは3羽見かけましたが、その内の2羽が盛んに追っかけ合いを繰り広げました。雌雄の区別ができなかったのですが、何となく♂同士で縄張り争いかメスを巡る争いな?
2羽で飛び回り、派手に空中戦を演ずるので、飛び物の練習だ!とカメラを向けますが、なにせ早い!大変でしたが、何とか撮れました。
2羽での追っかけ合いを延々と続けていました。
近くを飛ぶとすぐに通り過ぎてカメラで追うのが大変です。
対岸の緑をバックに。
青空をバックに。
その後、狭山丘陵で森の夏鳥を探しましたが、残念ながら見つかりませんでした。

4月19日狭山丘陵(東京都側): コロナ禍の現況から先ずは言い訳から入らないといけませんが、車で出かけた場所は、散歩やウォーキングの方が普段より多いけれども、密集、密接には程遠い狭山丘陵(観光地ではないからでしょう)。先週は夏鳥はまだでしたが、この日は今シーズン初認のオンパレード。オオルリ、センダイムシクイ、クロツグミの3種を確認できましたが、キビタキ はまだでした。例年、オオルリはキビタキ より1週間ほど早く来るように思います。
オオルリの囀りを聞くと思わず口元が緩みます。夏鳥のシーズンが来たな〜と嬉しくなります。2、3日前から渡来したそうで、高い梢で盛んに鳴いています。何処だ?と探していると、「焼酎一杯グィー」が降ってきます。枝先を飛び回るセンダイムシクイが何とか写真に収まってくれました。
高い梢で囀るオオルリ、なかなか写真になりませんが、やっとお腹しか見えない位置から背中がみえる場所に来てくれました。ちょっと遠いですが、やはり初撮りは嬉しいですね。

鳥友Mさんから伊佐沼にコムクドリが居たよと教えていただいていたので、午後から伊佐沼に移動。こちらも普段より人出は多かったですが、三密には程遠い状況です。桜並木を探していると何人かのCMさんがカメラを向けています。あそこだなと行ってみると5、6羽のコムクドリが、若葉についた青虫を盛んに食していました。渡りの途中でしょうが、しっかり栄養つけられるんだろうなと思いながら、さて、この子たちは何処に行くんだろうな?と思いを巡らせます。が、いいチャンスには、忘れずシャッターを押しました。先ずは、♀が収まってくれました。
やっぱりコムクドリ♂は綺麗ですね。ほっぺの栗色の斑点がチャームポイントかな。
ところでよくみるとその栗色が斑点ではなく、ネックウォーマーのように幅広いのもいます。
この子は正にネックウォーマーですよね。単なる個体差?それとも年齢差?
わずかに残った花に絡んでくれました。
おっ!このポーズは飛び出しか? とシャッターを押し続けると‥‥

連続写真になりました。最後は♀です。小さな青虫を捕まえました。
短い時間でしたが、しっかり遊んでもらいました。

次回は、同じ狭山丘陵で翌週にやって来たキビタキ と一枚だけのクロツグミをアップする予定です。


キレンジャク シジュウカラ ムクドリ /埼玉県

2020-04-04 | 関東地方
キレンジャク♀成鳥 埼玉県さいたま市秋ヶ瀬公園

4月4日秋ヶ瀬公園ピクニックの森: 大洗航路の翌週はまだ居残っているレンジャクを求めて、秋ヶ瀬公園に出かけて来ました。子供の森からピクニックの森までテクテクと歩いていきながら冬鳥はまだいるか、夏鳥はまだかと目を凝らしましたが、やっぱり鳥影は少なかったです。それでも冬鳥のツグミやシメ、アオジが何とか出てくれました。森に到着後レンジャクを探すとまだいましたが、数羽のヒレンジャクは森の中ほどのキヅタの実を食しているようで遠い。一方、キレンジャクも数羽以上はいるようでしたが、やっぱり遠い。1、2羽が水場近くにやっと出現してくれたのは、お昼近く。しかし、良い天気で光が強くて、尾羽の黄色がうまく出ません。この子は尾羽先端の黄色の幅が広く、喉の黒色の境界がくっきりしているので、♂の若鳥かな。
やっと水場に降りて、水飲みシーンを撮れたのは、午後1時半。やっぱり光が強すぎて黄色が飛んでしまいます。
その後、森に入ってしまったので、森の中を散策。「そこにいるよ」と教えて頂いた先を見ると何と目の前。満腹なのかまったりしている様に見えます。♀の若鳥でしょうか。
暫く佇んでいましたが、お腹が空いたのか、キヅタの実を食し始めました。
そしてまた、まったりとしていました。
その内、森の中に飛んで行ったので、この日の鳥見は終了。それにしてもレンジャクと言えば、ヤドリギで、秋ヶ瀬公園には、有名なヤドリギの木があるのですが、実はまだあるのにあまりレンジャクが寄り付きません。なぜでしょう?日本人が和食から洋食に好みが変わるように鳥のお好みも変わるんでしょうか?

4月5日秋ヶ瀬公園: レンジャクが北に行ってしまう前にたっぷり会っておこうと再びピクニックの森へ。この日は雲が厚く覆っていたので、写真にはちょっと光が足りないけども、黄色の発色はいいだろうと期待していました。この日も昨日と同じで、ヒレンジャクは森の中から出て来ません。一方、キレンジャクは同じ様に水場近くに出てくれましたが、写真に収められたのは、昨日と同じお昼前でした。♂の若鳥でしょうか。
そして、12時に現れたのは、風切羽の先端にL字の縁取りのある成鳥でした。その幅が少し狭く、尾羽先端の黄色の幅が狭いので、♀でしょうか。春の初めのこの季節ならではの若葉とのコラボが何とも言えません。
レンジャクはやっぱり後ろ姿がいいです。しかも成鳥の方が見栄えがしますね。♀の成鳥なので、まさに「見返り美人」ですか(ちょっと古い?)。
この一枚がMy Best Shotの一つに入れたお気に入りです。
その30分後に別の若い個体(♂でしょうかね)が間近に来てくれました。
レンジャクだけでも何なので、ペアで活動していたシジュウカラを一枚。
多くの場合はパスしてしまうムクドリですが、帰り道の用水路でいかにもな後ろの抜けた緑バックの枝に止まっていたので、撮りました。
非常事態宣言を受けて秋ヶ瀬公園は封鎖されたようで、夏鳥の渡りのシーズンに行けないのは残念です。

次回は、自粛の影響で、遠征出来ず、だんだんネタがなくなって来ていますが、My Field狭山での今季初撮りの夏鳥オオルリとコチドリ、伊佐沼でのコムクドリをアップする予定です。

キレンジャク ヒレンジャク /埼玉県坂戸市&さいたま市

2020-03-21 | 関東地方
キレンジャク♂成鳥 埼玉県坂戸市浅羽ビオトープにて

3月21日埼玉県さいたま市秋ヶ瀬公園: レンジャクが群れでやって来るのは、秋ヶ瀬公園では3月中旬以降がお決まりですが、今季レンジャクの当たり年でもお約束通りでした。しかし、今季違うのは、キレンジャクが5羽以上いるとのことで、早速出かけて来ました。するとやっぱりというか大勢のCMさんがいらしてました。そのカメラの先の柳の大木の中にいましたいました。5、6羽いたでしょうか、秋ヶ瀬でキレンジャクに会うのは5年ぶりですが、その時には1羽の幼鳥だけでした。
その内、どこかに飛んでしまい見失いましたが、いつの間にか1羽の♂幼鳥が目線の位置で佇んでいました。水を飲みに降りて来た様です。逆光だったので、回り込んでみましたが、光が強すぎて影が出ます。
森の中に入ってしまったので、ここは切り上げ、「またやって来ていて、見やすいよ」と教えていただいた浅羽ビオトープに移動。

3月21日午後 埼玉県坂戸市浅羽ビオトープ: ビオトープの中程に舞台が設えてありましたが、近くのキヅタの実にヒレンジャクとキレンジャクが取り付いていました。ちょっと遠かったですが、幸い近くのキヅタにヒレンジャク幼鳥がやって来ました。
キヅタから出て、枝に止まり、全身を見せてくれました。
レンジャクは、後ろ向きの振り返りが写真ポーズですね。ただし、幼鳥だと風切羽等の模様がちょっと物足りないですけどね。この子は♀幼鳥のようですね。
その内に舞台にキレンジャクがやって来ました。♀幼鳥のようですが、やっぱりリュウノヒゲの青い実を咥えたところは逆光気味ですがさまになりますね。
暫くすると待望の♂成鳥がやって来たのですが、「私の場所よ!」とでも言っている様に先程の♀幼鳥かもしれない個体が、追っ払ってしまいました。

時刻も3時半になろうとしたので、この日は引き上げましたが、翌日もいそいそとビオトープへ。
3月22日同ビオトープ: 午前中は順光になるので、昨日とは違った写真になります。この日は、キレンジャク成鳥が舞台近くに止まっていました。
降り立ったのは、♀幼鳥。順光で、バックが暗いので浮かび上がりますが、ちょっと露出オーバーでした。
マイナス補正すると顔が暗くなります。難しい!
実を2つ咥えています。
キレンジャク♂成鳥がいつの間にか目の前の枝にやって来ています。尾羽の黄色の幅が広く、喉の黒色の境界がはっきりしていますね。
暫くすると、目の前のお立ち台に降りて来ました。後ろからだと風切羽が綺麗ですね。♂成鳥の特徴である初列風切羽の先端の縁取りがL字型にくっきり見えます。光の具合もよく綺麗ですね、ホント。
リュウノヒゲの青い実と♂成鳥、いいです。
これ以上ない!と自己満足して午前中で引き上げました。北海道で撮った赤いナナカマドの実を咥えたキレンジャクと比べるとどうでしょう。その時のブログはこちら

次回は、3月27〜29日の大洗〜苫小牧航路の海鳥をアップする予定です。残念ながら狙いのエトロフウミスズメとコウミスズメには振られてしまいましたが。

オオカラモズ 埼玉県 〜花と絡んでくれた上に目の前に〜

2020-03-20 | 関東地方
オオカラモズ さいたま市見沼にて

3月20日さいたま市見沼区: 高速道路を使えば30分ちょっとの場所に現れてくれたオオカラモズ。こんなありがたい珍鳥をもっと見たいとポイントを再訪問しました。見沼がフィールドの鳥友Mさんも前日に確認してくださっていたので、安心して出かけました。CMさんも前回ほどの賑わいではなかったですが、それでも最大でも50人ぐらいでした。到着すると何人かのCMさんがカメラを向けています。今回は、田んぼの中ではなく、端っこの方の果樹園と言うほどではないですが、花のついた木々がある辺りにいました。最初は前回と同じぐらいの距離でしたが、バックに花が映り込み、いい感じです。
畑の中のポールの上にやって来ましたが、前回より近い!
また木々のある方に戻ったので、場所を移動して待っていると、獲物を見つけたのか、いきなり何と目の前に飛んできました!その距離10mはなかったのではないかと思います。次の4枚はほとんどノートリミングです。
その獲物は、どうやら小型の甲虫のようです。
そして丸飲み‥‥
戻って枝に止まって獲物を探索。
時々場所を変えますが、嬉しい事にピンクの花(桜?確認忘れました)をバックにしてくれました。
さらに移動して‥‥
畑の方に移動しましたが、芽の出て来た何の木でしょうか、てっぺんに止まってくれました。
場所を変えますが、今回はいずれも前回より近いです。
ポールの上からの飛び出しも何とか収めることが出来ました。
白い花の木に止まってくれましたが、バックがちょっと‥‥
今度はさっきの白い花の木を、バックにしてくれました。
ちょっと位置を変えて、今度はピンクの花をバックに。
木瓜の花がしっかり咲いているのですが、なかなかその上には止まってくれません。遠くに写ったのがせいぜいでした。
雲がなくなりお日様が出て来て逆光気味になったので、順光側に移動。
すると場所を変えて逆光気味になる畑の方に移動。畑の上を獲物を求めて歩いたり、飛翔したりするので、飛翔シーンに狙いを定めることにしました。
飛び出して来て‥‥
見張り台に‥‥着地。
2回目の今回は、目の前に来てくれたり、花と絡んでくれたりと、たっぷり楽しませていただきました。オオカラモズさんどうもありがとうございます。

次回は、目の前に来たキレンジャクとヒレンジャク をアップする予定です。


オオカラモズ 雪のオオマシコ ヤマガラ ゴジュウカラ カシラダカ /埼玉県

2020-03-07 | 関東地方

ホバリングするオオカラモズ 埼玉県さいたま市見沼にて

3月7日さいたま市見沼(8時頃、前回からの続き): オオカラモズですが、採餌した後灌木の上に止まってしばし休憩。
15分くらい経った後、移動して見晴らしの良い枝先に止まり獲物を狙います。曇り空だったので、モノトーンの色調になり、冬枯れの雰囲気が出て、宮本武蔵の名画《枯木鳴鵙図》(こぼくめいげきず)を思い出しました。モズが描かれたのでしょうが、墨絵ですので、モノトーンのその姿は、実は、オオカラモズかオオモズだったのではと思いたくなります。
この日着いた時にはCMさんは数十人でしたが、この頃には150人くらいに膨れ上がり、田んぼをぐるっと囲むようになりました。
8時40分頃、杭の上に止まって獲物を探していましたが、突然‥‥
飛び出してこちらに向かって来ました。
頭上を超えていくのかと思いきやホバリングを始めました。おーっ!ホバリングすんだ!と慌てて画面に捉え、急いでプラス補正。なんとか無事に収める事が出来ました。
尾羽は両側の3枚x2が全部白色で、真ん中2枚は全部黒色、その外側の2枚x2は、中程が黒いんですね。急降下して獲物を狙いましたが、採れたかどうかは忘れました。近くの別の杭に止まってくれましたが、バックにカラシナの黄色が見えます。そして飛び出し。
ちょっと離れた休耕田の枯れ草に止まった後、ぞろぞろついて行ったCMさんを残してさらに遠くに飛んで行きました(9時15分頃)。そこで今回は満足して終わりにしました。
3月20日再度出かけると、大勢のギャラリーに慣れて来たのか近くで撮らせてくれました。そこで、次回に再々掲載します。

3月15日埼玉県民の森にて: 出掛けるのは今季6度目でしょうか。前日平地は雨でしたが、午後遅くなって雪に変わり驚きました。さぞお山は雪が積もっているだろうと登ってみると途中から当たりは銀世界。枯れ枝に雪の花が咲いてそれはそれは美しい光景でした。ポイントに到着すると、雪とオオマシコ を狙って3月にしては多めのCMさん。でも、シーズン初期の頃に比べれば少ない方です。おかげで、オオマシコ は、早くから現れてくれます。まずは雪上のオオマシコ 。♀成鳥でしょうか。
まだ枝にもしっかり雪が残っています。
雪を被ったイチイの木に止まってくれました。
こちらは赤みが強く、♂若でしょうか。
やはり♂成鳥は白い雪に映えます。
風に飛ばされた雪が降って来ます。♀若でしょうか。
ヤマガラの栗色も雪に映えますね。やっぱりかわいい!
9時40分頃ですが、早くも枝の雪は溶け出しています。
しばしポイントを離れて散策して来ましたが、今季は本当にオオマシコ 以外目ぼしい鳥がいません。ポイントに戻った14時20分頃、枝にはほとんど雪がなくなりましたが、地面にはまだ残っています。
ゴジュウカラのお得意のこのポーズ。しっかり収めましょう。
いつの間にか来ているのがカシラダカ。地面にいると目立ちませんが、枝止まりはやっぱりいいですね。
14時半頃、枝にすっかり雪はなくなっていますが、地面の雪がレフ板になるのでしょうか。きれいに写るような気がします。枝の雪も溶けたせいかポイントにはもう誰もいません。♂成鳥もくつろいだ様子。
地面にはまだ残っていますね。♂若でしょうか。
と言う事で、お山を後にしました。

次回は、3月20日に出掛けた2回目となるオオカラモズをアップする予定です。