ムギマキ♂若 2024年10月29日 岡山県赤磐市
10月25日朝、鏡野町:県北の田園地域を散歩していると電線に多数の小鳥が並んでいました。慌ててカメラを取りに戻って、現場に戻ると電線から飛び立ったり、田んぼに降りたり、また舞い戻ったりを繰り返しています。アトリでした。その数300羽ほどでした。
電線に止まっていたのはそれぐらいでしたが、実際は田んぼに降り立っていたのがいて、全体が飛び立つとその数は600羽以上の大群でした。渡って来たばかりなのでしょうが、秋にこれほどの数を見るのは初めての事。今季はアトリの大当たり年かもしれません。
今季アトリは各所で見かけますが、ツグミ類などはまだ見かけません。どんな冬になるのでしょうね。
10月29日、鳥友さんからムギマキがたくさん入っているとの情報をいただき、駆けつけてみるとポイントのカラスザンショウに一定の時間を置いてキビタキ、オオルリなどと一緒に次々にやって来ます。ちゃんと数は数えませんでしたが、3種合わせて10羽近くはいたのではないでしょうか。今季はムギマキも多くやって来ているのかもしれません。
カラスザンショウにやって来ては実を啄んで、引き上げるを繰り返していましたが、ムギマキは滞在時間が短い。キビタキ♀は割と長めに滞在して、比較的じっとしてくれるので、撮りやすい感じです。メジロも群れでやってくるのですが、チョロチョロして少し小さいので、区別はつきます。
でも段々とムギマキの滞在時間が長くなって、カメラに収まる様になりました。先ずは♀若の様です。
ちょっと大きいなと思って見るとオオルリ♂の若でした。半分青いのもこの時期しか見られないので、貴重かなとしっかり撮らせてもらいましたが、すぐに引っ込んでしまいます。
空抜けにならない所に来るのを待っていると、チャンスは多くありませんが、なんとか収まる子も出て来ます。♀の若でしょう。
♂の若が居ましたが、左上の方に♀の若が写って、ツーショット。
そして、やっと♂成鳥が登場。数がそれなりにいるせいか♂成鳥もちゃんと居て、嬉しい限りです。
長野県は戸隠のムギマキポイントには遠く及びませんが、それでも地元岡山でムギマキに出会えるのはなんとも嬉しい事です。♂成鳥は割とたくさん撮れたので、またアップしたいと思います。
次回は台湾シリーズのいよいよ最終編です。ご覧いただき有難う御座います。