ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ムギマキ その2 キビタキ/岡山県

2024-12-13 | 中国地方
岡山県に立ち寄ってくれたムギマキ♂成鳥 2024年10月29日 岡山県

10月29日(続き)午後から雨になる予報で、ちょっと暗めの条件の中、少しづつカラスザンショウでの滞在時間と止まる枝が低くなる様な気がして、写真が少しづつ積み上がります。
キビタキは相変わらず滞在時間とジッとしている時間が長い。
♂成鳥がお昼過ぎてから比較的見やすい場所に出てくる様になりました。
ホバリングしながらカラスザンショウの実を啄みます。
♂成鳥が空抜けにならない枝にもよく止まってくれる様になりましたが、もう少し近くに来てくれると嬉しいのですけどね。
暗いので、シャタースピードを十分に上げきれませんが、何とかホバリングを。
という感じで、もう1回だけムギマキをアップしたいと思います。ご覧いただき有難う御座います。

オシドリ オナガガモ キンクロハジロ マガモ/鳥取県 オシドリの里 その1

2024-12-10 | 中国地方
オシドリのペア 2024年11月22日 鳥取県日野 オシドリの里

11月22日、冬恒例のオシドリの里を訪ねてみました。11月はヤマセミもよく出るので期待したのですが、午前中に出たとの事で、残念ながら到着後の午後にはお出ましはなかったです。自宅からオシドリの里までの距離は80kmほどで、途中川筋に立ち寄りしながら行きました。山間部の川でもオシドリは見つかりました。車の中からそっと見ると比較的近くで撮ることもできます。2組4羽がいました。
いきなり車が現れて、飛び立ち。
ということで、お昼前に到着して、先ずは駐車場前の食堂で、うどんをいただきます。オシドリの形の蒲鉾が楽しめます。またオシドリの資料館にもなっていて、見学だけでも可能です。食事後、綺麗になった観察小屋に向かいのぞき窓から撮影開始、ただこの時間は天気もいいので、オシドリは山や川に遊びに行って、数は少なめ。この季節エクリプスから繁殖羽に生え変わりの最中で、いろんな状態のオシドリがいます。この子は、まだ銀杏羽が伸びていません。
右はほぼ換羽終了で、左側はまだまだですね。随分個体差がありますね。
♂はペア形成にも活動開始している様です。
数が少ないので、単独写真が撮りやすい。
この子は、顔の模様が特徴的で、何年も前から見ている個体と思います。
換羽を開始したばかりの様な♂。若い個体なのかな?
オシドリの他にはキンクロハジロ。
こちらも同様に換羽が進行中か冠羽が短い。
オナガガモも同様に尾羽がまだ短い。
マガモの尾羽のカールも巻きが浅い。
飛んでくるので、飛翔写真も。
換羽のいろんな状況を楽しむことが出来るのが、11月の楽しみですね。

次回は、積み残しのムギマキをアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。

ノビタキ 〜飛び出しシーン〜 その2/岡山県

2024-12-07 | 中国地方
飛びだし前のノビタキ 2024年10月6日 岡山市

飛びだしノビタキのその2です。立ち位置を少しづつ変えながらしつこく粘っていると、コスモスバックになりました。ただ、コスモスの距離は遠く、本数も少ないので、期待していたのとはちょっと違いますけどね。
ススキの穂先からセイタカアワダチソウの上に。動かず待っていると少し近くに来てくれました。ここから飛びだしを待ちます。遠くのコスモスバックですが、ピンク色に染まっています。
そして、ついに飛びだし。
うまく行きました。手持ちだったので、合成はバックが結構ずれてしまい、こんな感じになりました。
鳥友さんのお陰で、季節のノビタキと飛びだしを何とか収めることが出来ました。もう1回分飛びだしがありますので、いずれまた。

次回は11月22日に出かけた鳥取県日野のオシドリの里でのオシドリをアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。

エゾビタキ 〜飛び出しシーン〜 その2/岡山県

2024-12-04 | 中国地方
11月2日のエゾビタキ飛び出しの第2弾です。桜の木の天辺で見晴らしの良い場所から飛び出してくれました。
合成しました。秒30コマで、重ならない様に合成すると打ち下ろしばかりになりました。
他のコマでの合成もあまり綺麗な羽ばたきシーンにはなりませんでした。
こちらの飛び出しは向かってくるシーンで、一コマづつにしました。バックの枝がちょっとゴチャゴチャが残念。
まだ飛び出しシーンはありますので、次回に。
10月17日の自宅近く(瑞鳥庵さんの菜園の脇)にいたエゾビタキ。
見上げるアングルだったので、少し坂道を登って行くとまだ居てくれて、目線での撮影が出来ました。

次回はノビタキの飛びだし、その2をアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。
*インド アンダマン島に遠征中

ミヤマホオジロ♂ ルリビタキ♂ ベニマシコ♀ ジョウビタキ/岡山県

2024-12-01 | 中国地方
今季初認初撮りのミヤマホオジロ♂ 2024年11月12日 岡山県高梁市

11月12日午前、町内のMFを回ると、この日は冬鳥3種を初認、初撮りとなりました。しかもその3種は信号機トリオ、残念ながらベニマシコだけは♀だったので、綺麗な信号機にはなりませんでしたが‥‥   この日は何故か冬鳥たちが、次々に顔を見せてくれました。どうも鳥の数が減っている様に思いますが、たまにはこんな日もあります。先ずはジョウビタキ♂、最初は藪の中でしたが、後ろの抜けた枝先に止まってくれて、良い感じです。ちょっと若い個体の様ですが‥‥
続けてミヤマホオジロ♂。まだ入って来ている数は少ないですが、枝先に止まってくれて、しかも、クチュクチュとぐぜりの様な声で鳴いていました。日本野鳥の会の集音器である”探聴サポート”を導入したおかげで、高音の小さな鳴き声を聴くことができる様になりました。もう手放せなくなりそうです。
初認は少し前でしたが、初撮りのアオジ♀。
同じ草むらには今季初認のベニマシコ♀。ちょっと遠かったですけどね。
同じ草むらにヤマガラが来て、採餌中。ほっそりした正面顔がちょっと面白いかな。
さらに道を進んでいると、ルリビタキの地鳴きと渡って来た当初に鳴くちょっと抑制気味の囀りが聞こえて来ました。ここは、R6と名付けたアイリングの白い外見が特徴的なルリビタキ♂が昨季居たポイントです。もしやと思い探すと、何と白いアイリングがくっきり見える!あのルリビタキR6ではありませんか。今季も帰って来てくれて、嬉しい限りです。3年前に初めて会った時にはすでに青い羽(少し茶色が混ざっている)でしたので、その時3歳とすると、少なくとも6歳の個体ということになります。全く同じポイントに帰ってくるのですね。
白いアイリングのせいか、ちょっと愛嬌のある顔に見えなくも無いかな。元気で冬を越して欲しいものです。
モズ♂も一枚。
ということで、この日は収穫の多い日でした。

次回はエゾビタキの飛び出しその2をアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。
*インド アンダマン島に遠征中

ムギマキ アトリ オオルリ キビタキ/岡山県

2024-11-23 | 中国地方
ムギマキ♂若 2024年10月29日 岡山県赤磐市

10月25日朝、鏡野町:県北の田園地域を散歩していると電線に多数の小鳥が並んでいました。慌ててカメラを取りに戻って、現場に戻ると電線から飛び立ったり、田んぼに降りたり、また舞い戻ったりを繰り返しています。アトリでした。その数300羽ほどでした。

電線に止まっていたのはそれぐらいでしたが、実際は田んぼに降り立っていたのがいて、全体が飛び立つとその数は600羽以上の大群でした。渡って来たばかりなのでしょうが、秋にこれほどの数を見るのは初めての事。今季はアトリの大当たり年かもしれません。

今季アトリは各所で見かけますが、ツグミ類などはまだ見かけません。どんな冬になるのでしょうね。
10月29日、鳥友さんからムギマキがたくさん入っているとの情報をいただき、駆けつけてみるとポイントのカラスザンショウに一定の時間を置いてキビタキ、オオルリなどと一緒に次々にやって来ます。ちゃんと数は数えませんでしたが、3種合わせて10羽近くはいたのではないでしょうか。今季はムギマキも多くやって来ているのかもしれません。
カラスザンショウにやって来ては実を啄んで、引き上げるを繰り返していましたが、ムギマキは滞在時間が短い。キビタキ♀は割と長めに滞在して、比較的じっとしてくれるので、撮りやすい感じです。メジロも群れでやってくるのですが、チョロチョロして少し小さいので、区別はつきます。

でも段々とムギマキの滞在時間が長くなって、カメラに収まる様になりました。先ずは♀若の様です。
ちょっと大きいなと思って見るとオオルリ♂の若でした。半分青いのもこの時期しか見られないので、貴重かなとしっかり撮らせてもらいましたが、すぐに引っ込んでしまいます。
空抜けにならない所に来るのを待っていると、チャンスは多くありませんが、なんとか収まる子も出て来ます。♀の若でしょう。
♂の若が居ましたが、左上の方に♀の若が写って、ツーショット。
そして、やっと♂成鳥が登場。数がそれなりにいるせいか♂成鳥もちゃんと居て、嬉しい限りです。
長野県は戸隠のムギマキポイントには遠く及びませんが、それでも地元岡山でムギマキに出会えるのはなんとも嬉しい事です。♂成鳥は割とたくさん撮れたので、またアップしたいと思います。

次回は台湾シリーズのいよいよ最終編です。ご覧いただき有難う御座います。

クマタカ オオタカ ハイタカ アトリ/岡山県

2024-11-20 | 中国地方
帆翔するハイタカ♀ 2024年10月13日 岡山県

10月13日午前、県北の1,000mほどのお山で鳥見です。ここからですと平地ではお腹しか見えない帆翔している猛禽の背中が見えます。先ずオオタカが出現、距離はありますが、背中が見えて、遠くの山並みがバックになるのも面白いかな。
少し小さい猛禽が攻撃して来ました。大きさからしておそらくハイタカでしょう。
背後から頭上をいきなり大きな猛禽が通過。慌ててカメラを向けましたが、後ろ姿。
回転したその姿はクマタカでした。もっと近くで、方向転換して欲しかったですね。
時折、目の前をかすめて行く小鳥の大群。数十羽から100羽ほどの群れが何度も現れます。渡って来たばかりのアトリでした。この時期にこれほどの数を見るのは珍しい。今季はアトリの大当たりになるかもしれません。
するとハイタカが現れて‥‥
近くまで来たかと思うと‥‥
アトリの群れが飛んで行った方に急降下。
山の端の影で見えなくなって、狩りはどうなったかはわかりません。その後もアトリは何度か群飛を繰り返します。
ノスリも出現。
この日はトビも入れて、5種の猛禽が出現。猛禽&アトリデーでした。

次回は、季節もので、渡りのムギマキをアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。

ノビタキ 〜飛び出しシーン〜 その1/岡山県

2024-11-11 | 中国地方
ノビタキの飛び出し 2024年10月6日 岡山県岡山市

10月6日午前、コスモスバックのノビタキのポイントを鳥友さんから教えていただき寄ってみました。耕作放棄地の草むらに2羽のノビタキが遊んでいます。下手に近づくと逃げられるので、10月になってもきつい日差しに耐えながら棒切れになって気配を消したつもりになって、撮らせてもらいました。
着いた直後に見つけた時は、少し逆光気味、後ろが抜けているので、それもいいかもと先ず一枚。
穂が広がり始めたススキに止まって、季節感を出してくれます。
2羽で仲良くしていましたが、♂♀の組み合わせだったので、ひょっとしてペアのままで、移動して来たのかな?まさかね。
バランスを失ったかの様な飛び出し。
コスモスはわずかしかないので、中々良い位置には来てくれませんが、セイタカアワダチソウをバックにしてススキに止まってくれます。この季節ならではです。
止まりシーンを収めてそろそろ飛び出し狙いに切り替えます。バックも比較的すっきりした所で、真横に飛び出してくれて無事、飛び出しシーンをゲット。
上手く行きました。今回も手持ち撮影だったせいで、合成はあまり綺麗に行かなかったので、一枚一枚にします。

気を良くして更に枚数を重ねましたが、次回は、台湾シリーズに戻って、忘れた頃にもう一度、エゾとノビの飛び出しシーンをアップしたいと思います。ご覧いただき有難う御座います。

エゾビタキ 〜飛び出しシーン〜 その1/岡山県

2024-11-08 | 中国地方
エゾビタキの飛び出し連続合成写真 2024年10月2日 岡山県新見市

10月2日午前、多種類の桜の植えられた公園に集まったヒタキ3兄弟。兄弟の中で、一番大きくて、数の多かったエゾビタキに代表してもらいました。虫もたくさん飛んでいたのか盛んにフライキャッチしていたので、ここぞとプリキャプチャー機能をフル回転させて、飛び出しを狙いました。手持ち撮影だったので、合成すると背景がどうしてもズレてしまいますので、選んで一枚ずつ並べてみました。
背景のすっきりした天辺に止まって‥‥
こちらに向かって来ました。
次は背後に獲物を見つけたのか、後むきに飛び出し‥‥
ターンする様に降下して行きました。
こちらは小枝に止まって、前方に素直に飛んでいきました。
こちらからは斜めに横切って行く様なシーンとなりました。

もう少しエゾビタキの飛び出しが撮れましたが、次回は先にノビタキをアップします。こちらもフライキャッチしてくれるので、同じく飛び出しシーンがあります。ご覧いただき有難う御座います。

コサメビタキ エゾビタキ サメビタキ(ヒタキ3兄弟)/岡山県

2024-10-30 | 中国地方
色づいた桜をバックにしたサメビタキ 2024年10月2日 岡山県新見市

10月2日午前、ソバノビで気を良くして、近くの桜の森公園に寄ってみました。案の定サクラの木にヒタキ類が集まってフライキャッチを繰り返し、短い時間でしたが、タップリ撮らせてもらいました。しかも、サメビタキもいて、ヒタキ3兄弟のそろい踏みでした。
まず出迎えてくれたのは、コサメビタキ。正面顔だと頭冠部が少しアフロな感じで面白いです。
一番多くいたのは、やはりエゾビタキ。場所をめぐって、よく追い掛け合いをしていました。サクラの色づいた葉をバックにしてちょっと季節感も出ます。
飛び出しシーンを沢山撮らせてもらったので、改めてアップします。
後ろがしっかり抜けた所に止まってくれました。
そろそろおしまいにしなければならない時になって、おやっ?色の濃いのがいると見ると、サメビタキでした。いい感じで色づいたサクラをバックにしてくれました。
サメビタキでも飛び出しを撮りたかったのですが、時間がなくて、断念。
沢山撮れたエゾビタキの飛び出しシーンを改めてアップします。
ヒデびたきさんも居たのでヒタキ4兄弟ですねといってくださる方がいて、なるほど!と喜んで、ヒタキ4兄弟(年齢的には孫になりますけどね)のそろい踏みとさせていただきます。

次回は台湾シリーズに戻って、阿里山中腹でのサンケイなどをアップしたいと思います。ご覧いただき有難う御座います。

ノビタキ(そばの花と) 紫金山アトラス彗星/岡山県

2024-10-27 | 中国地方
ソバノビ(そばの花とノビタキ) 2024年10月2日 岡山県新見市

10月2日午前、撮りたいと思っていたソバノビを何とか物にすることが出来ました。ノビタキが遠くて、満足いく物ではありませんが、初めてなので、まあ良しとします。東京に在住中に撮る機会はなく、心残りでした。長野県に比べれば少ないですが、ここ岡山でも蕎麦畑はあるので何とかなるだろうと軽く考えていました。ところが、岡山の鳥友さんに撮った覚えがないようで、ポイントがあるのかわかりませんでした。新聞記事に隣市の高原の蕎麦畑が出ていたので、3年前から行ってみましたが、サッパリ。県北の蕎麦畑にも出かけても見ましたが、空振り。そして4年目の今季、9月末からノビタキ飛来情報が出て来た10月2日に隣市の蕎麦畑にダメ元で寄ってみました。すると、例年10月になるとそばの花はほぼ終わっているのに、まだしっかり咲いています。しかもノビタキがいるではありませんか、やっと自身初のソバノビを手にすることが出来ました。しかし、警戒心の強いノビタキのこと、車中でしばらく待ちましたが、遠景ばかりの結果となりました。
地球温暖化による猛暑のせいで、彼岸花の開花が大幅に遅れていましたが、蕎麦も同様に遅れたので、ノビタキの飛来が間に合ったのかもしれず、ちょっと複雑な気持ち。

話題だった紫金山アトラス彗星、お天気に恵まれず、空には雲ばかり。やっと晴れ予報の出た10月20日、朝には晴れていたのに空には厚い雲。ええっ!と困りましたが、町内の高い暗い場所で、待機することに。すると奇跡的に雲間に星が見えます。探すと長い尾をたなびかせた彗星が見つかりました。雲の間ですが、何とかカメラに収める事が出来ました。雲も景色になってそれはそれで良いかと、自己満足。30mm(露出30秒)と75mm(露出10秒)での撮影です。

次回はこの後、近くの桜の森公園で、ヒタキ3兄弟が揃ってくれたので、それをアップしたいと思います。その後台湾シリーズに戻ります。ご覧いただき有難う御座います。

キビタキ♀ ハチクマ コサメビタキ エゾビタキ/岡山県

2024-10-15 | 中国地方

少し色づいたサクラとエゾビタキ 2024年9月26日 岡山県高梁市

9月24日午前、秋の渡りのヒタキとタカを求めて、地元のキャンプ場公園に出かけてきました。山頂までの遊歩道上の桜の木にヒタキ類がよくいます。枝先からフライキャッチしてくれるのですが、時々地面に獲物がいるのか舞い降りてくれます。そのため割と低い枝に止まることがあり、写真向けでありがたいですね。この日は、キビタキ♀が2羽見つかりましたが、場所取りでしょうか、よく追いかけ合いをしています。
見晴らしの良い山頂の桜の木にはエゾビタキ。
近くのサツキにはヤマガラが。
さて、山頂に腰を据えて、空を眺めていましたが、何も現れない。しかし、双眼鏡で捜索しているとタカ柱が視界に入ってきました。私の肉眼では捉えられない距離でしたが、同じ場所に時間を置いて、タカが湧き上がって、タカ柱を作り、西方に流れて行きます。お昼までの2時間ほどで、67羽をカウントできましたが、すべてハチクマ。残念ながら近くを飛んでくれませんでした。この渡りルートは2年前にも70羽ほど観察していますので、渡りルートになっているのでしょうね。出来れば、山頂をかすめるルートにして欲しいですが、聞き届けてはくれないでしょうね、ハチクマさんは。
タカの観察中に山頂の桜の木にコサメビタキが登場。

翌々日の9月26日も同じコースで、山頂目指しましたが、この日は近くにヒタキは不在。おまけに山頂でもタカはさっぱり。やっとハチクマ若鳥が1羽だけ、辛うじて写真に収まる距離を飛んでくれました。
お昼で、タカは諦めて、降りていくと桜の木にエゾビタキ。
飛び出しを狙いましたが、やっと1枚。
別の場所で、エゾビタキの飛び出しをたっぷり収めることが出来たので、それはまたの機会にアップします。

秋の天体写真で、アンドロメダ銀河を載せましたが、近くにアンドロメダ銀河に次いで近い、M33銀河があります。上下方向から見る角度なので、渦巻の腕がよくわかります。


次回は、台湾シリーズに戻って、阿里山での2日目午前の様子をアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。


ハチクマ ブッポウソウ/岡山県

2024-10-03 | 中国地方
高梁市を通過した渡りのハチクマ♂ 2024年9月23日 岡山県高梁市

7月20日地元のMさんの巣箱にて;いよいよブッポウソウの子育ても佳境となって来ました。餌運びの頻度は多く、そろそろヒナが顔を出してもいい頃。
巣箱隣の枯れ木上で餌探し中のブッポウソウ。
獲物はヒグラシでしょうか、まだヒナの顔は見えません。
7月22日午前に出向くとヒナが遂に顔を出していました。
親はアブラゼミでしょうか、巣のヒナ目指して接近すると、何故かヒナは巣箱に引っ込んでしまいます。
親はというと巣箱の中に入らず、Uターン。
あれれっ!餌を加えたまま巣箱から離れて行きました。巣立ちを促しているのでしょうか。巣立ちには立ち会えませんでしたが、翌日無事巣立ち。昨年の不幸を乗り越えて、今季は3羽のヒナが巣立って行ったようです。

月日は流れて、タカの渡りシーズンです。市内の桜の名所の公園で、タカの渡り観察会です。天気の悪かった22日(輪島の豪雨災害には言葉もありません。地震から日も経たぬうちにこのようなことになるとは)から延期した23日に行いました。良い天気で、期待しました。9時の開始早々に6羽が上空を旋回しながら通過。十分目視できる距離です。
こちらはハチクマ♂成鳥のようです。
こちらはハチクマ♀。羽が不揃いなので、成鳥かもしれません。
ハチクマ♂、1羽目とは違う個体です。
♀の幼鳥個体が近くを旋回して、ランデブー飛行。
別個体の♀幼鳥でしょうか、初列の先端が黒く、羽が揃っているので。
別個体の幼鳥のようです。♀かな?
この個体は虹彩も黒く、♂成鳥のようです。1羽目とは下面の模様が違うので、別個体でしょう。
ハチクマはそれぞれ、羽の模様が個性的で、面白いですね。幸先良くスタートしましたが、これっきり。何で!と言いたくなりますが、お昼の終了まで、この6羽だけでした。岡山県中部での渡りのタカはほとんどハチクマです。

9月9日の天体写真。夏の名残を惜しむように傾く銀河を撮っているうちに秋の星座が登って来ました。早速、M33アンドロメダ銀河にカメラを向けました。我が銀河系に最も近いこの銀河は本当に明るく、大きく写って楽しいですね。

次回は台湾シリーズに戻って、標高の高い阿里山です。チメドリ類の小鳥が次々出てくれました。ご覧いただき有難う御座います。

エゾビタキ キビタキ♀ エナガ コゲラ/岡山県

2024-09-22 | 中国地方
獲物を探すエゾビタキ 2024年9月21日 岡山県高梁市

9月21日午前;ひょっとすると2ヶ月ぶりかもしれないフィールドに出かけました。地元のキャンプ場公園は標高600mでやっと酷暑が終わって、多少は涼しく感じます。早速エナガの群れに遭遇、ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラ、メジロの混群になっている様です。
ふと見ると飛翔の早いのが目につき、もしやと見るとやっぱり、エゾビタキでした。飛んだ先はクマノミズキ、まだ熟してない様ですが、たわわにとはいきませんが、実はついています。
狙いをエゾビタキに定めると、後ろの抜けた桜の枝先に止まってくれました。
枝止まりを収めると、飛び出し狙いに切り替えて、プリキャプチャーの出番です。餌が結構飛んでいるのか、早速飛び出し。
しかし、フォーカスは完璧とはいかない様で、ボケが多いです。次々にフライキャッチしてくれます。
少し空抜けの位置に止まって、飛び出し‥‥
このシーンが比較的フォーカスのあったのが多かったですね。羽を広げたところの風切り羽を見ると、やはり遠距離を旅するエゾビタキは長いです。
他に季節のものでは、キビタキ♀もいました。こちらもフライキャッチしていました。
ヒタキはこれくらいにして、頂上で1時間足らずですが、タカ待ち。しかし、曇天の中、何も飛んでくれませんでした。

次回は台湾シリーズに戻ります。ご覧いただきありがとう御座います。

ブッポウソウ その5 子育て佳境/岡山県

2024-09-21 | 中国地方
給餌中のブッポウソウ 2024年7月19日

7月も下旬になろうかというこの時期、森のMFに出かけてもサッパリなので、必然的にブッポウソウのところへ。Mさんの観察小屋で、撮らせていただきます。獲物ははっきりしませんが、緑の小さな甲虫かな?初列の青色が目立つので♂でしょう。
そろそろヒナが顔を出す頃になりますが、まだの様。給餌後枝被りのない場所で、しばし休憩or餌探し。
やはり、翼を広げたところが、良いです。
珍しく枯れ木の天辺の見晴らしの良いところに止まってくれました。
今日は午後の夕刻にも行ってみました。朝より回数は少ないものの何度も。獲物はヒグラシかな?

9月9日珍しく雲ひとつない青空が広がっていたので、今期最後かなと夏の天の河を広角レンズで収めることにしました。14mmだと低いところのさそり座から、夏の大三角形まで入ります。いまだ真夏の様な気候ですが、空のさそりは沈みそうで、ゆく夏を惜しむ様な構図なんですけどね。

次回は、台湾遠征に戻って、台湾固有種のヤマムスメなどをアップする予定です。ご覧いただきありがとう御座います。
*久しぶりにフィールドに出てエゾビタキに会えたので、明日臨時で、アップします。