ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

乗鞍岳畳平 ライチョウ イワヒバリ カヤクグリ メボソムシクイ

2017-07-17 | 中部地方

高山の鳥達を求めて、7月16日SMさん、KSさん、HMさんと4名で乗鞍岳畳平に向かいました。乗鞍高原では、お天気だったものの、畳平に着くと、濃い霧と強風の悪天候で、早々に宿に退散。翌早朝も大雨で、運に見放されたかと思っていたところ、雨は止み、霧も薄くなってきたので、9時頃鳥見に出発。先ず、御花畑を目指します。ヒナ5、6羽を連れたライチョウが目撃されているというポイント手前で、双眼鏡で探すと、いましたいました。見事な保護色で、佇んでいます。しばらくするとヒナの姿も。しかし、見えたのは1羽だけで、他のヒナは見えないところにいるのか、すでに捕食されてしまったのかわかりません。チョウゲンボウがこんな高山でも飛んでいましたので、天敵は多いようです。




しばらく観察したのち、木道を進むとルリビタキとカヤクグリの囀りとがよく聞こえます。カヤクグリは近くに現れてくれ、ペアでいたり、ハイマツの上で囀ったりとよくその姿を見せてくれます。


メボソムシクイのジュリジュリが聞こえる方を探すと遠くのハイマツの上で囀っていました。

次のポイントに向う途中カヤクグリがイワウメとハクサンイチゲのそばに出現。間近のハイマツの上にも現れたりとサービス満点です。


次のポイント大黒岳でもライチョウは出ていたそうですが、一歩遅く、隠れてしまったようです。しかし、ライファーのイワヒバリが、チョンチョンと地面の上を跳ねているの発見。嬉しい初めての出会いでした。高山での鳥見が少なかったせいか、今頃ライファー追加でした。ホシガラスは出てくれなかったものの満足して、下山することができました。



長野県蓼科 サンコウチョウ クロツグミ イカル

2017-07-15 | 中部地方

鳥友HMさんと、長野県蓼科のKSさんの別宅にお邪魔し、蓼科の森に案内していただきました。木道のついた散策できる森には、クロツグミ、サンコウチョウ、イカル、オオルリ、キビタキ等の夏鳥がまだ元気に囀り、何より、クロツグミの密度の濃さに驚かされました。
到着早々、クロツグミの囀りが響き、森に入って直ぐに中層の枝の先端をソングポストにしているクロツグミが目に飛び込んできます。直ぐそばにも♂、♀が現れます。


森を巡ると、水場らしき場所にイカルが数羽。目線の高さでその姿を見せてくれました。


四阿で休んでいると、サンコウチョウのホイホイの声。近づいてくるので、探すと尾長の♂が飛び回っており、直ぐにHMさんが巣を発見。どうやら抱卵しているようで、♂♀で交代して巣に入ります。時期的に遅いので、再チャレンジかもしれませんが、巣の中の様子を見ている場面が多く、孵化直後かもしれません。





巣立ったばかりのようなオオルリ♂若鳥が姿を現し、♂親がそばにいました。

信州の森はすごいと感動し、翌日昨年2度のチャレンジで成果のなかった乗鞍岳にリベンジに向かいました。