ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

オオカラモズ ヒレンジャク /埼玉県

2020-02-29 | 関東地方
オオカラモズ 埼玉県さいたま市見沼

2月29日埼玉県坂戸市浅羽ビオトープ: 今季はレンジャクの当たり年であちこち出てますが、この日は坂戸市の浅羽ビオトープに行って来ました。ところが、ビオトープの駐車場は空いているし、CMは少ない!案の定居なくなったよう。諦めきれず、少し離れた上流の方に行ってみると、何人かのCMさんがいらして、何とビオトープから少し上流の林に居ました!ヒレンジャク のみ10羽ほどで、林床のヤブランの実を食べていました。
食べると枝に上がって来て暫く止まっています。この子は、♀成鳥かな。
こちらは、♂若鳥かな。
ヤブランの実をくわえて枝に上がります。
こちらは遠いですが、♂成鳥のようです。
尾羽の赤が広いし、喉の黒色の境界がはっきりしているので、♂若鳥でしょう。
レンジャクは大量飲酒じゃない、大水呑みのようで、川に水飲みに降りて行きました。
そして直ぐに戻って来ます。やっぱり開けた所にはあまり長居したくないでしょうね。

3月7日埼玉県さいたま市見沼区: えっ!まさかと一瞬思いましたが、見沼にオオカラモズ が出ているという情報をいただき、なにはさておき、こんな珍鳥を逃す訳にはいかないと駆けつけました。明るくなった6時半ごろ着きましたが、既に数十人のCMさん達。でも、手持ち無沙汰な様子。ウロウロ探していた所、7時頃、田んぼにカメラを向けている数人の方がいらっしゃいます。双眼鏡で見ると白い点が見えます。いたいた!と近付くと遠かったですが、餌取りに夢中の様子。田んぼを移動しながら、くいの上や灌木に止まって、餌取り、飛翔など、たっぷり遊んでくれました。嬉しい嬉しいライファーです。
餌を見つけると田んぼや畔に降り立ちます。
はっきり分りませんが、蛾か何かを捕まえたようです。
灌木にも止まります。
移動時の飛翔シーンですが、たまたまバックに紫の花の野草(ホトケノザのようです。コメントありがとうございます)が写りました。羽の白斑が大きく目立ちますね。
何をくわえているんでしょうね。
低空をよく飛びます。追うのは大変です。

次回は、オオカラモズの続きと、雪の日のオオマシコ 、ヤマガラをアップする予定です。


オオマシコ ゴジュウカラ 埼玉県/ズグロカモメ ビロードキンクロ ダイシャクシギ ミヤコドリ ハマシギ ミユビシギ スズガモ 千葉県

2020-02-23 | 関東地方
オオマシコ ♂若鳥 埼玉県

2月23日埼玉県民の森: 今季5度目の県民の森ですが、流石にギャラリーは少なくなっていて、8時ごろ到着した時には、先客はわずかに3名でした。そのせいかどうか中々主役のオオマシコ は登場しません。カラ類などがやっと登場してくる中、今季は、ゴジュウカラ がよく出てくれます。
この日は、10時半近くになってやっと主役が登場です。群れが別れたのかどうか分りませんが、5、6羽しかいません。しかも♂成鳥は1羽だけ、少し寂しくなっているようです。オオマシコ は性と年齢で羽色がずいぶん違うので、それを推測しながら遊んでもらいました。
さて、この子は額に銀色が見えるのですが、赤みがそれ程でもないので、♂第1回冬羽(♂若1)でしょうか。
この色になるのは、3年目からだそうです。
右側は♂若1でしょうかね。
こちらは、♀成鳥か2年目若でしょうか。
この子は、全身赤みが強く、額に銀色があるので、第2回冬羽(♂若2)ではないかと推測します。
こちらは、♂若1かな?
♂若1か2のどちらでしょうね。
この子は、全然赤みがないので、♀若1でしょうか。
オオマシコ はまだまだ楽しませてくれます。今季はポイント以外で見つからないので、もう1回ぐらいお邪魔してポイント以外も探してみようかと思っています。

2月24日千葉県船橋市三番瀬: 連休最後は、冬の干潟を楽しんでみました。考えてみると春か秋の渡りシーズンしか来た事がなかったです。シギチの種類数は少ないですが、思ったより結構な数います。それに今季は、ズグロカモメやビロードキンクロ がいるというので、いそいそと出掛けました。
到着時にはまだ潮が引きはじめの頃だったので、まず東の突堤内を覗いてみました。オオバン、オナガガモ、ウミアイサ、スズガモ等の中にお目当てのビロードキンクロ がちゃんといました。でもお休み中でした。一通り見た後、潮も引いて来たので、干潟に行くとユリカモメがたくさんいますが、ズグロカモメは見つかりません。まずは、シロチドリ。
ハマシギ 、ミヤコドリ 、ミユビシギ、カモメなどを見ながら西に進むと西の突堤近くにミヤコドリ やユリカモメの群れが溜まっています。何人かのCMさんがカメラを向けている先をスコープで見ると、いましたいました。ライファーのズグロカモメです。ユリカモメに比べて、嘴が太短く黒いので、すぐ分ります。でも、近づく間も無く飛び立ってしまったので、収められたのは、飛翔シーンのみでした。
人が増えて来たせいか、西の端に溜まっていたミヤコドリ とユリカモメです。
ミヤコドリは、さらに潮が引くと沖に出てくる岩場に移動して休んでしまいます。
水際にハマシギの数百羽?ぐらいの群れがいます。中にミユビシギの一群を見つけました。
何かの拍子に一部のハマシギが飛び立ち、こちらに向かって飛んで来ます。慌ててカメラを向けますが、ピントが合うのはちょっとだけです。あっという間に通過しますが、次々に飛び立ちます。
一斉に飛び立ち、舞う姿は壮観です。
ひとしきり楽しんだ後、そろそろビロキンもお目覚めではないかと行ってみると、遠かったですが、頻りに潜水を繰り返して活動していました。羽繕いもしていたので、羽ばたきシーンも。スコープでじっくり観察しましたが、やっぱりユニークな顔立ちですね。
ふと沖の方を見るとミヤコドリと一緒にダイシャクシギがいました。近くで見るのは久しぶりです。逆光で写真はイマイチですが‥‥
すぐそばにスズガモ♂がいました。順光でもあり金属光沢もなんとか写りました。
冬の干潟も結構楽しい事を改めて認識した三番瀬でした。

次回は、3月7日に無事会う事ができたライファーである珍しいお客様のオオカラモズと坂戸市のヒレンジャク をアップする予定です。新型コロナウイルスが猛威を奮っていますが、そもそも鳥見は、なるべく人のいない所に出かけ、おまけに野外なので、自粛の必要がないのが救いです。


ヒレンジャク エナガ 埼玉県/コミミズク 東京都

2020-02-15 | 関東地方
ヒレンジャク 埼玉県熊谷市大麻生野鳥の森にて

2月15日東京都瑞穂町: 前回アップのクマタカのポイントを後にして、米軍横田基地に到着、14時半前でしたが、今回も昼間っから飛んでいます。遠くを飛んでいるのは諦めて、近くに来るのを待ちますが、そんなに都合よく来てくれるわけはないので、遠くてもつい撮ってしまいます。この日は曇りで、今まで逆光下で撮っていたのと条件が違い、影ができないので、写しやすいです。14時40分ごろ。
比較的近くに止まってくれ、しきりにキョロキョロしながら獲物を探しています。
15時半ごろ西の方からチョウゲンボウが飛んできて、近くの木に止まりました。バトルはなかったです。
15時45分ごろ。相変わらず、よく飛び交ってくれます。
獲物を見つけたのかも。
失敗のようです。
奥多摩の山(方角的には三頭山でしょうか?)をバックに。
午後4時過ぎ、降り立ち、暫くじっとしていました。もちろん辺りを見廻していますが。
午後4時半過ぎ、少し暗くなって来ました。バックの木立も暗くなります。
車のライトや信号が写るようになって来ました。
真っ暗になる前に早めに引き揚げです。

2月22日埼玉県熊谷市大麻生野鳥の森: 今シーズンはレンジャクの当たり年で、あちらこちらで出現しているようですが、その中の一つ大麻生に行ってみました。CMさんはそんなに多くなく、ミヤマホオジロ狙いの方が多い位でした。そのせいかどこにいたという情報はなく、森の中をウロウロしていました。池に水飲みには来ないようで、荒川まで行っているようです。ウロウロしている時、エナガが目の前に。
ウロウロしていて、ふと見ると木の上に10羽ほどの鳥影があり、すぐにレンジャクと分りました。公園に到着して1時間ほどでやっと遭遇です。20羽近くいました。時刻は9時半ごろ。
時々、何羽か降り立ち林床のヤブランの実を食べているようでした。実はあまり多くはないように見えるんですが、結構あるのかもしれません。林床に降りると全く姿は見えず、低い所に止まってくれるのを待ちましたが、そううまくはゆかず、やっぱり空抜けばっかり。
割と低い所に止まってくれたこの子は、尾羽の先の赤色が狭く、雨覆に赤みがないので、♀の若鳥でしょうか。
こちらは幅広いので、♂の若かな?
こちらは、尾羽先の赤色が幅広く、雨覆に赤みがあるので、♂若でしょう。
そのうちどこかに飛んでいってしまいました。別の場所で、待っていると、いつの間にか木の上にいて、やっぱり林床に降り立ちますが、降りるとさっぱり見つかりません。
ということで、大麻生では、枝止まりのシーンしか撮れませんでしたが、ヒレンジャクは今季初でした。キレンジャクはいませんでした。ミヤマホオジロも2回ほどポイントに出て来たそうですが、あまり執着はなかったので、見ないで引き揚げました。他には、池に水浴びにカラ類、シメ、カシラダカ、アオジ、シロハラなどがやって来て、結構楽しめます。

次回は、翌日の23日に登った県民の森のオオマシコ と24日に出掛けた千葉県三番瀬の鳥達をアップする予定です。

キクイタダキ イカル コイカル クマタカ 埼玉県

2020-02-11 | 関東地方
キクイタダキ 埼玉県秋ヶ瀬公園

2月9日埼玉県狭山市奥富: 航空公園でニシオジロビタキ をゲットした後、狭山市奥富の河川敷公園に移動。ここは、例年イカルの群れがやって来て、コイカルがよく混じっています。ちょっと時期的には遅かったですが、まだイカルは少数の群れでいました。行った時間が遅かったせいか木立の中で休んでいるようでした。何処かから飛んできたイカルが枯れ枝に止まってくれました。
どうも群れはキヅタの中に隠れているようで、何羽か見えます。その中に、あれっ!違うのがいるとよく見るとコイカルの♀でした。見にくいですが、なんとか写真に収まってくれました。
さらに坂戸市に移動して、浅羽ビオトープに。残念ながらレンジャクは見つかりませんでしたが、久々にカワセミを写真に収めます。嘴の下側が赤いので♀のようです。

2月11日埼玉県秋ヶ瀬公園: 前回の訪問は、午前中の短い時間だけだったので、この日はほぼ一日キクイタダキを追っかける事に。到着後1時間ほど森をウロウロした午前10時ごろやっと常緑樹にいるのに遭遇。3羽くらいいるようでしたが、ほぼ目線の低い、開けた所にも出てくれました。しかし、何せ、すばしっこい!ひたすら連写ですが、消去の山。なんとか頭上の菊が写ったものを載せます。正面からはなんか滑稽な顔ですね。
飛び回るので、連写していると羽を拡げたショットが幾つかあります。
移動するのかと思いきや、最初に見つけた常緑樹に戻って来ました。
暫くするとどんどん移動して見失いましたが、40分後に少し離れた常緑樹にいるのを発見。
よく見ると足が結構大きく長いですね。
いつの間にか移動して姿が見えなくなります。少し場所を変えて、お昼にした後の午後1時ごろCMさんがカメラを向けているので、見ると3羽以上のキクイタダキ 。最初高い所にいましたが、どんどん移動しながら低い所に出てくれ、時に目の前に現れますが、近すぎて写せません。適度の距離がある方が、カメラに収めやすいですね。
よくホバリングしていくれるのですが、まともにフォーカスが合うことは稀です。なんとか、羽が全部開いたシーンが撮れました。
こちらはホバリングしている所になんとかフォーカスが合いました。ちょっとブレてますけど‥‥
こちらは、嘴を開けたところが写ってました。ピンセットのように細いですね。
こちらのホバリングは背中側からなんとか撮れました。
地面のすぐ上に出てくれることもあります。
幹に張り付いた時が撮りやすいです。やっぱり。
腕が追いつかないので、とにかく連写するしかないと枚数を重ねましたが、削除の山でした。でも、お陰様で、たっぷり楽しませてもらいました。

2月15日埼玉県山間部: 翌週は久しぶりにクマタカのポイントを覗いてみました。運が良ければ、若鳥が低い、近い所に止まっているかもしれないと‥‥  残念ながら今回も山頂付近。やっぱり遠いです。暫く止まっていましたが、鳴声が聞こえたかと思うと飛び出してくれました。
暫く上空を帆翔してくれました。やっぱり遠い!
帆翔しているとお決まりのようにハシブトガラスがモビングして来ます。そして、木立の中に消えてしまいました。

次回は、クマタカの後に移動して収めたコミミズク(しつこいですが)と今期当たり年のヒレンジャクをアップする予定です。

ニシオジロビタキ オオマシコ キクイタダキ ゴジュウカラ ヤマガラ コガラ等 埼玉県/コミミズク ルリビタキ 東京都

2020-02-09 | 関東地方

ニシオジロビタキ  2月9日埼玉県所沢市にて

1月25日埼玉県民の森(続き): 先週号の続きですが、今日のお山はお天気も良く、暖冬のため、そんなに寒くありません。この冬、オオマシコ はまあまあの飛来数ですが、ウソ、マヒワは少なく、アトリはほとんど見ません。東屋の周りをウロウロ歩き回ってもカラ類とカシラダカ等に会うぐらいで、ちょっと寂しいです。でも、オオマシコ の数が多いのが嬉しいですね。
9時25分頃のオオマシコ ♂若です。額の銀色がはっきり見えています。
今季4回目の訪問で、オオマシコ がよく出てくれるせいか、地面に降りたのは、雪の上以外はシャッターを押すのをやめました。時刻は、午後1時45分ごろのオオマシコ ♂成鳥
ヤマガラがよく来てくれるので、時々は、シャッター押してあげましょう。やっぱり可愛いです。
ざらめの雪ですが、枝にあるとなんか冬っぽい感じが出ます。
コガラと並んで。
オオマシコ とヤマガラのツーショット
この冬はゴジュウカラがよく来てくれます。如何にもなポーズ。
ポイントは日も陰った14時20分頃で、なんか落ち着いた様子です。
こちらは♀成鳥でしょうか。
そろそろねぐらに帰ろうかなとでも考えているような様子です。
こちらは♀の若鳥でしょうか。赤みがほとんど無いです。
ヤマガラのちょっと頭を傾げる仕草はなんか可愛いです。
オオマシコ ♀もなんとか雪枝に。
午後3時近くなってそろそろ店仕舞いです。

1月26日狭山丘陵東京都側にて: 県民の森の翌日は雨。止んでから狭山丘陵に出かけました。行く先は、ついついルリビタキ♂の出てくれる谷戸です。12時半ごろちゃんと出てくれました。
その後15時半ごろ、近くの米軍基地に移動。コミミズク は、もうすでに飛び回っています。もっと早い時間から来た方がいいですね。今日は、BWだけでなく別の種族も来ているようで、難解な言語で会話しています。お互い様ですが‥‥
黒い板(何なんでしょう、何かの表示板の裏側ですかね)の前を飛んでくれると引き立ちます。
着陸寸前。
今日は雨上がりの曇りで、逆光にならないです。このポイントは比較的近いし、複数羽よく出てくれるので、ハズレがないです。

2月2日埼玉県秋ヶ瀬公園: 昨年の台風19号で水没した秋ヶ瀬公園。まだいつもの入り口からは車で入れませんが、テニス場が一部オープンしていて、そこに車は止められます。道はまだ泥で覆われていますが、乾いていて普通に歩く事ができます。今季初訪問ですが、キクイタダキがたくさん入っているというので、午前中の短い時間だけ行って来ました。ヒレンジャクは、時々現れるようですが、森のリュウノヒゲに実はあまり付いている様子はないので、今季はヤドリギの木に飛来のみかな? さて森の中ですが、オナガが採餌していました。少しは実があるのかな?
今季も同じポイントにルリビタキ♂が来ていました。もう3年目ぐらいでしょうか。とすると5、6歳ぐらいの可能性あります。以前、歳を取った個体で、白眉が立派で後頭部まであったので、歳を取ってくると眉の白さが増してくるものと信じていたのですが、この子を見るとそうでもないですね。単なる個体差?
さて、肝心のキクイタダキですが、中々巡り会えなかったですが、帰る間際にやっと登場。3羽以上は居たかもしれません。でも、手強い!まともに撮らせてくれません。ひたすら連写してもハズレの山でした。頭上の菊が写ったのはわずか‥‥ 次回、再挑戦です。

2月9日埼玉県所沢市航空公園: 最早珍鳥とは言えない、少ない冬鳥ぐらいのニシオジロビタキが来ているというので、行ってみました。すぐいるよとの事でしたが、中々出てくれません。来られていた詳しい方が「出たよ」と教えてくださり、見ると、いましたいました。昨年、狭山に現れた子と同様に幼鳥のニシオジロビタキでした。
この写真だと喉から胸のあたりが薄っすらとオレンジ色が付いているようにも見えますので、♂の若かもしれませんね。あくまで、かもしれないですが‥‥

次回は、再挑戦のキクイタダキとイカル、コイカルなどをアップする予定です。

ベニヒワ ジョウビタキ 東京都/オオハシシギ オオマシコ 等 埼玉県/チュウヒ 栃木県

2020-02-08 | 関東地方

ベニヒワ♀  東京都立川市にて

2月8日東京都立川市S公園: 東京の都市公園にベニヒワがいる!との情報をいただき、ウソでしょ!と思いましたが、確かに画像はベニヒワ。ソワソワしながら土曜日を待ち、いそいそと出掛けて来ました。よく出るというサワラの木やハンノキの前に数十人のCMが陣取っていますが、気配なし。しょうがないので、トンボの池の木道や周りをウロウロ。すると木道すぐそばにジョウビタキの♂、ほんの数mです。主人公が出ると誰も見向きもしませんが‥‥
他には、亜種アカウソ、亜種リュウキュウサンショウクイ、キクイタダキなど結構色々います。主人公が、なかなかお出ましにならないので、抜けたのかな?と疑念がよぎる午前11時半頃、運よく木道にいたところ、比較的背丈の低いハンノキに突然現れました。間違いなくベニヒワ♀ ですが、5年ぶりの出会いでした。単独行動で、しばらくの間、夢中でハンノキの実を食していました。100人以上は居そうなギャラリーはほとんど気にならない様子でした。
そのうちどこかに飛んでいってしまいましたが、12時半頃別のハンノキに出たそうです。あちこちウロウロしながら木道で待っていると、やっぱりハンノキに登場、逆光で高かったので写真はパス。順光側に回ろうにも、身動きできない状況でした。少し空いて来た14時半頃またまたハンノキに登場。少し高い木で遠かったですが、順光でしたので、撮らせてもらいました。
続いて、最初に現れた低いハンノキに移動してくれました。枝被りが多く、苦労します。
1箇所にかなり長い時間いる時もありますが、頻繁に移動します。なので、たまに羽を広げたところを収める事も出来ました。
それにしても、仕草は可愛いのに、なんか目つき悪いなあ〜、と思うんですが、日差しが強すぎて仕方ないのかもしれません。ヒタキ類に比べると目がずいぶん小さいですね。かなり北で繁殖しているので、夏は日の当たる時間は長いし、冬は、雪の反射で眩しいやらで、目を小さくして紫外線を避けているんでしょうかね。
さて、ベニヒワは、やっぱり雪が似合うなという事で、5年前の2015年3月7〜9日に出かけた野辺山高原のベニヒワの写真を掘り出してみました。まだ機材の関係で、画質は今ひとつですが、胸の赤い♂などが写っていますので、ご覧ください。この年はベニヒワの当たり年で、近年一番の出現数ではなかったかと思います。まずは、ケヤマハンノキの実を食すベニヒワの群れです。右の2羽は♂のようです。
地面の雪がレフ板になって、お腹が白く、曇っている方が額の赤が映えます。
♂成鳥はやっぱり格別です。胸の赤が鮮やかで、鮮紅色とでもいうんでしょうか。
この時の野辺山高原は、当時のねむの木ペンションのご主人にガイドいただき、運よくオオモズにも会え、嬉しい限りの鳥見でした。以後オオモズには再会出来ていません。

1月19日埼玉県川越市伊佐沼: 日付は古くなりますが、珍しくオオハシシギが来ている伊佐沼に出かけて来ました。3回目でやっと会うことができました。まずは、セイタカシギです。
振られっぱなしだったのは、出かけた時間が朝の8時ごろで、ちょうど朝の食事が終わって、おやすみタイムだったのかもしれません。3回目の挑戦でいるのはいましたが、ご覧の通り、おやすみ中で、時折顔を上げたところをなんとか収める事ができました。
その後、渡良瀬に移動。チュウヒのねぐら入りを狙いましたが、ハイチュウ♂♀が帰って来たのは、暗くなってからで、初回ほどの写真は撮れませんでした。チュウヒは、風がないせいか、あまり飛んでくれませんでした。いつの間にか戻って来ていたのか、5羽ほど、松の木に止まっていました。

前回の予告通りに、1月25日のオオマシコ を何枚か載せます。ポイントに着いた直後の8時40分頃、若い♀が登場です。赤みのない渋い色合いです。
程なく、♂成鳥も登場、朝日を浴びてマゼンタが映えて、綺麗ですね、やっぱり。
こちらは、♀成鳥でしょうか、額に少し銀色が見えるのですが、若い♂ほどではないので‥‥
雪が残っていて、なかなか良いですね。
カラ類もよく来てくれます。コガラとヤマガラが鉢合わせ。

次回も、日付を跨いで、埼玉県のあちこちのニシオジロビタキ、キクイタダキ、今回のオオマシコ やカラ類等の残りをアップする予定です。