ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

台湾南西部紀行 台中 恵蓀林場編 その3/ヤマムスメ セグロコゲラ

2024-09-30 | 台湾

たたずむヤマムスメ 2024年7月2日 台湾 恵蓀林場

7月2日午前(続き);ヤマムスメ(Taiwan Blue-Magpie)はカケス、カササギに比べると体が大きいせいか、よく地面を歩いて餌探しをしています。警戒心は強くないので、近すぎて長い尾羽がはみ出す事も。
洋傘花という表示プレートの辺りの地面で餌探し。剪定済みの木に止まってくれました。バックがもうちょっとスッキリしてくれればいい感じなんですけどね。
日が当たると青色が濃いです。
同じ林場内ですが、少し移動しました。ここでもヤマムスメ。
セグロコゲラ(Gray-capped Woodpecker)が2羽。ペアかな?と思いましたが、♂の特徴である赤い部位はなく、関係はよくわかりません。
ヤマムスメを堪能した恵蓀林場を後にして、午後はいよいよ阿里山で探鳥です。標高が高くなりますので、出現種が随分変わるはずで、楽しみです。

次回は、地元のブッポウソウと渡りのハチクマですが、ブッポさんは今季最後の撮り納めとなります。ご覧いただきありがとう御座います。

台湾南西部紀行 台中 恵蓀林場編 その2/ヤマムスメ ズグロミゾゴイ アカハラシキチョウ タイワンヤマガラ

2024-09-27 | 台湾
ヤマムスメ 2024年7月2日 台湾 恵蓀林場

台湾3日目午前(続き)セグロコゲラを皮切りに他の鳥たちに目を向けます。何気なく地面にたたずんでいるズグロミゾゴイ(Malayan Night-Heron)。何処でも行動は同じ様です。
ここでもアカハラシキチョウ(White-rumped Shama)がいました。移入種だそうですが、勢力を拡大しているのかな。
カラ類の数は多くない様に思いますが、やっと台湾固有種のタイワンヤマガラ(Chestnut-bellied Tit)に会えました。じっくり見せてはもらえませんでしたが、日本のヤマガラより色は濃く、お腹の栗色が特に濃いですね。ただ、見た目がそんなに変わらないので、興奮度は今ひとつでしたが。それにしてもヤマガラの種類分けは見た目と遺伝子ゲノムは随分違う様で、見かけでは最も違うオーストンヤマガラが亜種で、そんなに見た目は違わないオリイヤマガラが別種になるのもちょっと不思議です。タイワンヤマガラもどちらかというと見かけはアマミヤマガラぐらいかなとも思えて面白いです。 DNAの塩基配列決定技術が革命的に進んで、ゲノムレベルでの遺伝子比較で、種が明確になり、系統進化の道筋もわかって来て興味深いです。
さて、ヤマムスメは子育てのため餌探しで忙しいのか地面に降りたりと動き回っています。テーブルで休憩している方の足元でも気にしていない様子。
洋傘花という看板の花は見当たりませんでした。ネットで調べると赤い小さな花をつける灌木らしいですが、どこにもないですね。実際の花に止まって欲しいところですが、花がらみは難しい。
3羽のヒナも樹上で待っています。短距離なら飛べる様です。
折角の機会ですので、親鳥をしっかり収めさせてもらいました。
たくさん撮らせてもらいましたが、光条件が良くて、バックの抜けた写真らしい写真は中々撮れないもんです。

次回で、恵蓀林場編は最後ですが、たくさん撮れたヤマムスメとセグロコゲラをアップしたいと思います。ご覧いただきありがとう御座います。

台湾南西部紀行 台中 恵蓀林場編 その1/ヤマムスメ タイワンオナガ セグロコゲラ

2024-09-24 | 台湾
木の実を啄むヤマムスメ 台湾 恵蓀林場 2024年7月2日

7月2日午前、3日目の朝の狙いは台湾固有種のヤマムスメ。少なくはないが、分布は局地的だそうで、ポイントの恵蓀林場という大学の演習林の様な森林公園に案内されました。確かに局地的な様で、ここでしかヤマムスメは見かけませんでしたね。さて、山に向かって進み、午前7時ごろに到着しましたが、開場の時間前だそうで、奥まで入れないとのことで、ゲート近くを散策。鳥影は薄く、クロエリヒタキがチョロチョロするも写真にならず。やっとタイワンオナガ(Gray Treepie)を前日より大きく撮れたぐらいでした。

開場の時間ということで、バスに乗り込み山を登って、駐車場に着くと、いきなり目の前にヤマムスメ(Taiwan Blue-Magpie)。何かの木の実を啄んでいます。カササギやカケスに近いだけあって、尾羽が長く、青色が綺麗で、大きい、目立ちます。

人をそれほど警戒している様子はなく、人工物に止まったり‥‥
獲物(ナナフシ?)を捕まえたりしていましたが、自分で食しないで、運んでいきます。
あれっ!と思うと頭の真上に幼鳥。尾が短く、色も薄いヒナ3羽が待っていました。
大騒ぎしながら親鳥は口移しで、給餌。
子育て中だったんですね。一頻りヤマムスメを収めて、他の鳥にも目が向く様に。コゲラに似た小さなキツツキがいました。セグロコゲラ(Gray-capped Woodpecker)です。台湾にキツツキ類は少ない様で、会ったのはセグロコゲラだけでした。英名通り、頭頂の灰色部分が広い。
見上げると頭頂の灰色は全然見えませんけどね。

次回はこの続きで、まだまだヤマムスメがたっぷり出てきます。ご覧いただきありがとう御座います。

エゾビタキ キビタキ♀ エナガ コゲラ/岡山県

2024-09-22 | 中国地方
獲物を探すエゾビタキ 2024年9月21日 岡山県高梁市

9月21日午前;ひょっとすると2ヶ月ぶりかもしれないフィールドに出かけました。地元のキャンプ場公園は標高600mでやっと酷暑が終わって、多少は涼しく感じます。早速エナガの群れに遭遇、ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラ、メジロの混群になっている様です。
ふと見ると飛翔の早いのが目につき、もしやと見るとやっぱり、エゾビタキでした。飛んだ先はクマノミズキ、まだ熟してない様ですが、たわわにとはいきませんが、実はついています。
狙いをエゾビタキに定めると、後ろの抜けた桜の枝先に止まってくれました。
枝止まりを収めると、飛び出し狙いに切り替えて、プリキャプチャーの出番です。餌が結構飛んでいるのか、早速飛び出し。
しかし、フォーカスは完璧とはいかない様で、ボケが多いです。次々にフライキャッチしてくれます。
少し空抜けの位置に止まって、飛び出し‥‥
このシーンが比較的フォーカスのあったのが多かったですね。羽を広げたところの風切り羽を見ると、やはり遠距離を旅するエゾビタキは長いです。
他に季節のものでは、キビタキ♀もいました。こちらもフライキャッチしていました。
ヒタキはこれくらいにして、頂上で1時間足らずですが、タカ待ち。しかし、曇天の中、何も飛んでくれませんでした。

次回は台湾シリーズに戻ります。ご覧いただきありがとう御座います。

ブッポウソウ その5 子育て佳境/岡山県

2024-09-21 | 中国地方
給餌中のブッポウソウ 2024年7月19日

7月も下旬になろうかというこの時期、森のMFに出かけてもサッパリなので、必然的にブッポウソウのところへ。Mさんの観察小屋で、撮らせていただきます。獲物ははっきりしませんが、緑の小さな甲虫かな?初列の青色が目立つので♂でしょう。
そろそろヒナが顔を出す頃になりますが、まだの様。給餌後枝被りのない場所で、しばし休憩or餌探し。
やはり、翼を広げたところが、良いです。
珍しく枯れ木の天辺の見晴らしの良いところに止まってくれました。
今日は午後の夕刻にも行ってみました。朝より回数は少ないものの何度も。獲物はヒグラシかな?

9月9日珍しく雲ひとつない青空が広がっていたので、今期最後かなと夏の天の河を広角レンズで収めることにしました。14mmだと低いところのさそり座から、夏の大三角形まで入ります。いまだ真夏の様な気候ですが、空のさそりは沈みそうで、ゆく夏を惜しむ様な構図なんですけどね。

次回は、台湾遠征に戻って、台湾固有種のヤマムスメなどをアップする予定です。ご覧いただきありがとう御座います。
*久しぶりにフィールドに出てエゾビタキに会えたので、明日臨時で、アップします。

タイ南部紀行2024年3月 クルンチン国立公園ハイド編 その2/アオヒゲショウビン マラヤシマヤイロチョウ♀ アカエリエンビシキチョウ オレンジジツグミ

2024-09-18 | タイ
アオヒゲショウビン 2024年3月2日 タイ王国 クルンチン国立公園

3月2日午前公園内ハイドの続き;ハイド滞在時間も残すところ30分を切りましたが、途切れることなくやって来ます。オレンジジツグミ(Orange-headed Thrush)が再登場。暗い方が、帰ってオレンジ色が濃く見えるようです。
小さな小鳥も登場。動き回るので、ブレてしまいますが、すぐに飛び去る前に何とか一枚だけ。模様がないのでわかりにくかったですが、どうやらアジアチャイロムジチメドリ(Buff-breasted Babbler)の様です。名前の通り、特徴がないのが特徴でしょうか。
アカエリエンビシキチョウ(Chestnut-naped Forktail)は何度も出てくれ、しっかり撮らせてもらいました。
マラヤシマヤイロチョウ(Malayan Banded Pitta)♀も再登場。同じ個体でしょうね。
驚いたのは、もうそろそろお終いという時間になってのアオヒゲショウビン(Rufous-collared Kingfisher)でした。森の中にいるショウビンですが、こんなところに出てくれるとは思いませんでした。お陰様で、ごく近距離で撮ることができました。鮮やかな青色とオレンジ色が素敵です。
わずか1時間の滞在で、もっと居たいところですが、これから6時間もかけて、プーケット空港まで移動しなければならず、次のお客さんも待っていることから、後ろ髪を引かれながらハイドを後にしました。
移動途中の昼食をとったレストランですが、恐竜のオブジェがあり面白かったです。
ということで、長々とタイ南部シリーズをアップしましたが、5回も違ったハイドで待つことで、近距離で、大物を撮るチャンスが多く、写真は大満足。4名という少人数でもあったので、ハイド内の位置取りも余裕で、良かったです。タイの豊かで、華やかな鳥たち(確認鳥種は102種、ライファーは61種でした)を満喫した楽しい旅でした。

次回は地元のブッポウソウで、これでもか!ですが、ご容赦ください。ご覧いただきありがとう御座いました。

タイ南部紀行2024年3月 クルンチン国立公園ハイド編 その1/アカエリエンビシキチョウ マラヤシマヤイロチョウ♀ オレンジジツグミ

2024-09-15 | タイ
枝止まりのアカエリエンビシキチョウ♂ 2024年3月2日 タイ王国 

3月2日午前最終日、いよいよ本当に最後のポイントであるクルンチン国立公園内にあるハイドに案内されました。滞在時間はもう1時間もないようです。おまけに暗い!鬱蒼と茂ったジャングルの中で本当に薄暗い。シャッタースピードはギリギリまで下げるしかありません。しかし、待つまでもなく期待のアカエリエンビシキチョウ(Chestnut-naped Forktail)が登場。アカエリ(というより栗茶ですが)が背中に及んでないので、♂のようです。尾羽を盛んに振っているので、尾羽はブレブレ、仕方ありませんが、それも雰囲気がわかって良いかも。
程なくマラヤシマヤイロチョウ(Malayan Banded Pitta)が登場!胸は青味がない縞々なので、♀です。これで、雌雄そろって嬉しい限り。♀もどうしてどうして綺麗です。
お立ち台でヤイロチョウポーズ。
思いがけず、ここでもオレンジジツグミ(Orange-headed Thrush)登場。どちらもじっとたたずむ時があるので、ブレずに撮れます。ありがたい。
アカエリエンビシキチョウが再び登場しましたが、今度の個体はアカエリが背中まで続いているので、♀の様です。何度も出ずっぱりに近い状態で、出てくれました。尾羽は上下に振りっぱなしですが、タイミングで、止まった写真もなんとか。
マラヤシマヤイロチョウ♀と鉢合わせの時も。比べるとヤイロチョウはずんぐりと大きいですね。
ボケボケですが、飛び去っていくヤイロチョウが見えるでしょうか。

次回はこの後編で、タイ南部シリーズの最後になります。思いがけずアオヒゲショウビンが出てくれてびっくりでした。ご覧いただきありがとう御座います。

ブッポウソウ その4 雌雄の見分け/岡山県

2024-09-12 | 中国地方
給餌を終えて飛ぶブッポウソウ♂ 2024年7月19日

酷暑の今年の8月、フィールドに出かける気にもならず(まあ、出掛けても期待はできませんが‥)、地元の鳥としては相変わらずブッポウソウにお付き合いください。さて、7月19日、地元Mさんの巣箱は子育ての最盛期、多い時は5〜10分おきに給餌に来ます。
ヒナが顔を出すのは、2、3日後でしょう。この個体は、初列風切の白斑から先の青色が多いので、♂の様です。
給餌前と後には隣の枯れ木に止まります。
給餌後も♂は枯れ木で様子見していると、相方の♀が給餌に。獲物はガでしょうか。
給餌に巣箱へ。連続写真で、給餌後の飛翔まで。
最初の♂の初列風切の白斑の先の青色を見比べてみていただくと、こちらは青色味が少ないので、♀の様ですね。止まっている時は雌雄の区別は出来ませんが、初列風切がしっかり写ると区別できます。

8月13日の未明に起き出して空を見ると綺麗に晴れています。ペルセウス座流星群の極大と火星と木星の大接近が重なっているので、これは収めなければと出動。下の写真の真ん中の明るい方が木星、すぐ上の赤みのあるのが火星です。おうしのツノの中に仲良く並んでいます。流星はいくつも飛びましたが、残念ながらうまく画角の中をかすめてくれる明るい流星は出現せずでした。

次回はタイ南部シリーズの最終章で、クルンチン国立公園内のハイドからです。わずか1時間の滞在でしたが、狙いのアカエリエンビシキチョウ、マラヤシマヤイロチョウ♀が出てくれました。他にもアオヒゲショウビン、オレンジジツグミも出て、盛況でした。ご覧いただきありがとう御座います。


台湾南西部紀行 台中編 その3/カヤノボリ タイワンオナガ アカハラシキチョウ クロヒヨドリ

2024-09-09 | 台湾
カヤノボリ 2024年7月1日 台湾 台中

2日目午後;無事ヤイロチョウ(Fairy Pitta)をしっかり収められたので、意気揚々と山を下って行きました。初日と2日目午前は平地の田んぼ周りだったので、お山で出てくる鳥は初見ばかり。先ず、カヤノボリ(Collared Finchbill)。ヒヨドリのお仲間です。シロガシラに似てますね。
台湾固有種のヒメマルハシが出てくれたのですが、早い、藪の中、出てもすぐ移動と悪条件が重なって、残念ながら写真撮れずでした。多くの方はちゃんと撮れてましたが‥‥😭😭
遠くにはタイワンオナガ(Gray Treepie)。カケスの仲間らしい感じですが、遠かった。ただ、台湾では普通種の様なので、また出て来ます。
すぐ近くで鳴いている鳥がいるけどなかなか見つからない。頭のすぐ上で、近過ぎて気づかないパターンでした。いたのは、アカハラシキチョウ(White-rumped Shama)で、ここ台湾では移入種との事。
駐車場に着くとバス越しに黒い鳥が。クロヒヨドリ(Black Bulbul)です。全身黒いのと赤い嘴のコントラストがなかなか。
以上で、2日目を終えて、台中郊外のホテルに投宿して、翌日はいよいよヤマムスメとご対面です。

次回は地元に戻って、4回目のブッポウソウです。まだまだ猛暑で、しばらく鳥見はお休みです。ご覧いただきありがとう御座います。

台湾南西部紀行 台中編 その2/ヤイロチョウ クロエリヒタキ ズグロミゾゴイ

2024-09-06 | 台湾
すっくとたたずむヤイロチョウ 2024年7月1日 台湾 台中

2日目午後の続き;ポイントでは低い幕があるだけで、カメラマンの列は丸見えですが、ヤイロチョウ(Fairy Pitta)は気にせず、近づいて来ます。
最も近づいた時ですが、5~6mかな? でも、お腹側だけで、背中は見せてくれません。お腹の赤い日の丸が鮮やか!
そして、森にお帰りになるのか飛び上がりましたが、まだ、森に飛び去ることはなく使われなくなった橋の欄干?の上に飛び移り。バックが抜けて、緑で、良い感じ‥‥と思ったら、何で!そこに反射板があるの! これさえなければ、良い構図なのになあ〜 とため息。
無理くり切り取るとこんな感じ。
見返り美人か美男子かは分かりませんが、このポーズだと‥‥
トリミング後の構図もまあまあかな?
という事で、流石にヤイロチョウは森の奥に消えて行きました。その後、1時間ほど粘りましたが、再登場はありませんでした。その間に何か出てくれればなあ、と期待しましたが、サッパリ。やっと出てくれたのは、クロエリヒタキ(Black-naped Monarch)♀がチョロッとだけでした。
すぐそばにズグロミゾゴイ(Malayan Night-Heron)が営巣していました。道路からすぐで、丸見え。巣立ち間際の様でした。営巣中への気遣いは無用の様でした。
という事で、一度だけでしたが、ヤイロチョウはじっくり出てくれたので、余裕で徒歩でバスの止まっている駐車場まで、2kmほど山を下って行きましたが、途中、鳥さんが色々出てくれたので、次回にアップしたいと思います。ご覧いただきありがとう御座います。

台湾南西部紀行 台中編 その1/ヤイロチョウ

2024-09-03 | 台湾
ヤイロチョウ 2024年7月1日 台湾台中

台湾2日目午後は本遠征のタイトルにもなっているヤイロチョウ(Fairy Pitta)狙いです。日本に来るヤイロチョウと同じ種類ではありますが、渡来数が多いので、日本より見やすい様です。ガイドさんが仕入れたヤイロチョウのポイントに向かって、山中を走って行きましたが、あと2kmほど残して、バスは通行止め。えっ!この炎天下を重い機材抱えて山登り!と覚悟しましたが、ガイドさんが何とかするとの事で、タクシーでも呼ぶのかと待っていると、何と近くにいる方にお願いして、その方の車で我々を運んでくださるとの事。それも3回も。見ず知らずの方に頼むのにも驚きましたが、引き受けてくださった方にも驚きました。何と優しい方でしょう。ポイントに着くと台湾のカメラマンさんが10数人待機中。我々が日本からわざわざ来たからと思われたのか、元々優しいのか、少し空けてくださって、もっと前に、こっちにおいでと親切にしてくださいます。感激しました。「ちょっと前に出たよ」、「あそこに出るよ」と写真を見せながら、片言の日本語を交えて教えてくださいます。そうこうしていると、本命がやって来たのか、みなさん静かになって構えていると草陰から現れました。
どんどん前にやって来て、ヤイロチョウらしく長い足を使って、ピョンピョン歩きながら、しばしフリーズ。シャッタースピードを上げなくてもぶれずに撮れます。しかも近い!
さらに近づいて来ます。
現れてから10分間、出ずっぱりで、じっくり撮らせてもらいました。

次回もヤイロチョウの続きと同所に出てくれたクロエリヒタキとズグロミゾゴイ雛をアップする予定です。ご覧いただきありがとう御座います。