まだまだ暑かった8月25日に船橋の三番瀬にシギチを求めて行ってきました。日差しは強烈ですが、海風が吹き付けているので、何とか耐えることができました。が、日焼けと疲れを背負い込んでしまいました。シギチはというと、それなりにいるのですが、年々、何か物足りなくなっているように感じます。目に付いたのは、コアジサシの数百羽の群れと混じったアジサシでしょうか。シギチは、ミユビシギ、オオソリハシシギ、キアシシギ、ダイゼン、メダイチドリ、シロチドリ、キョウジョシギ、ソリハシシギ、オバシギ、ハマシギの常連さんだけでした。
コアジサシとアジサシの群れが干潟にいて、時折、飛び立ったり、飛び回ったりしてくれます。
小魚をくわえて飛んでいたコアジサシです。
シギチは、まずオオソリハシシギでです。オオソリハシシギは北の繁殖地からオセアニアまで、太平洋を一気に、およそ1万キロを1週間飛び続けるそうですが、ここにいるのは、まだそこまで出来ない今年生まれの若鳥なんでしょうか。
ミユビシギが冬羽に換羽中で、数十羽の群れでよくいます。
可愛くて好きなシギですが、正面顏はなかなかに精悍です。
水、いや塩水浴びをして、乾かすのでしょうか、風に向かって飛び上がったりします。
まだ夏羽の残っているダイゼンです。
所かわって、よく26日の川越の伊佐沼でセイタカシギが飛び回っていました。足を伸ばして飛ぶ姿はなんとも優雅です。
次回は、秋の渡りの鳥達をたっぷりのせたい所ですが、成果は今ひとつで、狭山丘陵で見かけたツツドリやセッカ等をアップする予定です。ところで、この記事を書いていると近くの屋敷林からアオバズクのホーホーが聞こえてきます。9月14日の午後8時ですが、こんな時期でも鳴くんですね。