ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

エゾビタキ 9月狭山丘陵 可愛い顔しても闘争心はやはり恐竜の子孫?

2016-09-25 | 関東地方
秋の渡りのヒタキ達、エゾビタキ、コサメビタキ、キビタキがミズキの実に群がったり、フライキャッチを見せてくれたり楽しませてくれます。そんなとき、枝の上で向かい合うエゾビタキとキビタキ♀を発見。カメラを向けるといきなり、闘争開始。口を大きく開けて、掴みかからんばかりに向かい合います。場所取り合戦でしょうか。可愛い姿でもやはり、恐竜の子孫なのか。旺盛な闘争心を見せつけられました。







9月白樺峠 ハチクマ ツミ サメビタキ カケス ジョウビタキ

2016-09-17 | 中部地方
タカの渡りで有名な白樺峠にAPNツアーで行ってきました。天候に恵まれず、乗鞍もツアーに組み込まれていましたが、大雨で早々に下山し、ライチョウにはお目にかかれませんでした。それでも初日だけは降らなかったので、白樺峠でタカの渡りを見ることができました。あいにく厚い雲に覆われ、写真は今ひとつでしたが、ハチクマが次々にやって来て、♂、♀、若鳥でそれぞれ異なる姿を観察できました。虹彩が黒く、換羽で羽が揃っていない♂成鳥。虹彩が金色で、羽が揃っていない♀成鳥。羽が揃って嘴の根元のろう膜が黄色の若鳥です。






サシバ、ツミも飛んできました。写真はツミです。

雨で白樺峠にも出かけられず、乗鞍高原の宿周りを散策。宿近くのミズキに、ヒタキ類等の渡鳥が沢山やって来ます。エゾビタキ、コサメビタキと平地ではほとんど見ないサメビタキが多いのに驚きました。カケスもやって来て、珍しく間近で写真に収めることが出来ました。



最終日の朝も雨。昼近くなってやっと晴れ間が覗く、乗鞍高原を散策。この地で繁殖するようになったジョウビタキを撮りました。この季節に見るジョウビタキは不思議な感じです。

9月三番瀬 エリマキシギ キリアイ ミヤコドリ ミユビシギ

2016-09-03 | 関東地方
まだまだ暑い中、都区内を車で横切るのが嫌で、電車とバスで、三番瀬に出かけました。干潟に着くといきなりエリマキシギが近寄ってきます。人を恐れないのか目の前までやって来ます。いつかは夏羽のオスを見てみたいものです。



まだ、潮干狩りをしている人たちを横目に干潟に多くのカメラマンがいます。人気はやはり、キリアイ。先端で少し曲がった嘴が、何とも言えません。



ミヤコドリがちらほらと見えますが、いつの間にかあまり人のいない西の方に集まっています。低い姿勢で、ゆっくり、ゆっくりと近づき、カメラに収めました。赤い嘴と赤い虹彩が印象的です。



一番多いのはミユビシギ、じっとしていると足元を通り過ぎて行くときもあります。この日は、アジサシ、コアジサシの群れが数としては多かったかもしれません。シギチは11種類でした。