ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

五島列島福江島紀行 その7 福江島大瀬崎 ハチクマ

2022-11-30 | 九州
上空を舞うハチクマ 2022年9月26日 五島列島福江島

9月26日8時28分~9時19分(続き)、途切れる事なく飛来するハチクマにカメラを向け続けます。
大きなタカ柱を形成し、空高く舞い上がって行きます。
そして、大陸の方に向かって流れて行きます。
およそ600km先の大陸目指して飛んでゆきます。このまま順調に飛行すれば、日の沈む前には中国に到着するのでしょう。何とも言えずこちらの気持ちも昂ります。

以上で、福江島を後にし、長崎港から翌27日の東与賀干潟を目指して、佐賀市まで移動しました。次回は東与賀干潟のシギチの前に近隣での秋の渡りのノビタキ等をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

五島列島福江島紀行 その6 福江島大瀬崎 ハチクマ

2022-11-27 | 九州
眼下の田んぼの上を飛ぶハチクマ 2022年9月26日 五島列島福江島

9月26日8時4分~8時22分(続き)、ハチクマの飛行は途切れる事なく続きます。
更にその数を増して来て、タカ柱を形成するように。
山水画の世界を飛んでいるようで、気に入っています。
タカ柱は近づいて来て、展望台の上でハチクマが舞います。

次回はこの続きで、8時28分〜9時19分の終了までの様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

五島列島福江島紀行 その5 福江島大瀬崎 ハチクマ

2022-11-24 | 九州
近くを掠めたハチクマ♂成鳥 2022年9月26日 福江島大瀬崎

9月26日午前6時〜8時03分、2日目も早朝より展望台に陣取り日の出を待ちます。岬に上る朝日を眺めながら明るくなるのを待っているとチラホラ飛ぶハチクマがあります。6時半近くになって写真に写せるようになって来ましたが、どうも飛ぶ数が少ない。
この時間に眼下を飛ぶハチクマを写したいと思ってもサッパリ飛びません。どうしたことかと訝しがってもハチクマの影も形も無し。1時間ほど経って今日はダメなのかと思っていたところ、やっと飛んでくるハチクマが捉えられました。
やれやれ、やっと飛んでくれたかと思うと次々に現れ、眼下を通過して行きます。
そして、次第にその数を増し、おやおやと思っていると、次から次へとやって来て、休む暇がありません。
8時近くになって、やって来る数がどんどん増えて行き、どれを撮ったら良いのかレンズを動かしっぱなし、シャッターを押しっぱなしの状態が続きます。写真を撮るのに疲れを感じる程撮ったのは初めてです。
そして、この♂成鳥がもっとも近くを飛んでくれました。ノートリミングで画角一杯ではみ出しそうでした。
8時となりましたが、ハチクマの怒涛のような出現はまだまだ続きます。

次回はこの続きで、8時4分〜8時22分までの様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

エゾビタキ ヤマガラ ホシホウジャク(昆虫)/岡山県

2022-11-21 | 中国地方
ホシホウジャクとツリフネソウ 2022年9月30日 岡山県高梁市

9月30日、自宅近くのフィールドを散策しているとツリフネソウの群落があり、花が咲き誇っていました。なかなか綺麗だなと見惚れていると飛び回るホシホウジャク(ですよね)が目に飛び込んで来ました。来る日のハチドリ撮影に備えて練習だ!とばかりに撮りまくりました。しかし、手強い。
なんとか収められたのを掲載しました。やはりハチドリは大変そうだけど、なんとかなるかなと多少の手応えはあったかな?

10月3日、雲海とハチクマ狙いで、近くのお山に登りました。雲海は多少見えたものの肝心のハチクマはさっぱり。相変わらず飛び回っているエゾビタキです。
10月4日、翌日もチャレンジしましたが、無残に敗退。近かったヤマガラです。

次回は福江島紀行に戻って、9月26日の早朝からのハチクマをアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

五島列島福江島紀行 その4 福江島大瀬崎 ハチクマ

2022-11-18 | 九州
ハチクマ♀成鳥 2022年9月25日 福江島

(続き)9月25日13時18分~16時55分、午前中で引き上げる方も多く、展望台はスペースに余裕が出て来ました。少し島内を回ろうかとも思いましたが、時々、ハチクマが飛ぶし、初めてなので、丸一日展望台で粘ることにしました。どこを出発して来たのかわかりませんが、午後になっても数十羽の一団が時に登場し、タカ柱を形成します。
これから大陸に向けて飛ぶことはないでしょうが、予行演習でもしているのでしょうか。とにかくハチクマの模様は様々で、白っぽいのから茶色、黒っぽいのまで本当に多彩です。
眼下の木立に降り立った唯一の木止まり写真です。
17時ごろまで粘りましたが、流石に飛ばなくなったので、引き上げることにしました。明日、少しでも早く出かけようと、早めに就寝。

次回は、福江島編を休憩して、9月30日〜10月4日ごろの自宅近辺のエゾビタキなどをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

五島列島福江島紀行 その3 福江島大瀬崎 ハチクマ アカハラダカ ハヤブサ ハリオアマツバメ

2022-11-15 | 九州

ハチクマのタカ柱 2022年9月25日 長崎県五島列島福江島

9月25日8時半〜9時半、大瀬崎展望台の周りでタカ柱を作る様になったハチクマ。比較的低い所から‥‥
上昇して、旋回しながらその数が増してきます。
時に近くをかすめる時もあります。
アカハラダカも少数出現することもありました。
ハヤブサが現れるとアカハラダカが自分より大きなハヤブサに突っかかります。ツミと同じで攻撃的ですね。
ハヤブサはあまり気にせず悠々と飛んでいます。
飛行高度が段々と高くなりますが、時に低いところを飛ぶ時もあります。入り組んだ玉の浦の湾の上を飛んでいます。

ハリオアマツバメが展望台の周りを飛び交っていました。速くてなかなか視野に捉えられませんが、何とか何枚か写す事ができました。アマツバメも飛んでいました。

11月8日の皆既月食&天王星を撮影しました。天王星の食までは待ちませんでしたが、月に接近した青い天王星が写っていました。19:36分の撮影、少し暗めに写すと天王星の青色が見えますね。
20:15分、だいぶ接近しました。ここで終了してしまいました。
近くにプレアデスがあったので写しましたが、やはり長時間露出のためには赤道儀が必要ですね。


次回はこの後、飛来数は落ち着いて、飛ぶハチクマが少なくなりましたが、午後から夕刻まで少しずつ大瀬崎にやってくる一団がありましたので、それらをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。


コサメビタキ エゾビタキ ハチクマ/岡山県

2022-11-12 | 中国地方
コサメビタキ 2022年9月29日 岡山県新見市

9月29日、ソバノビ狙いで、昨年振られた新見市の蕎麦畑にリベンジすべく出かけましたが、見事返り討ち。全く気配なくアカタテハでお茶を濁しました。
仕方ないので近くの桜の公園に出かけるとコサメビタキにエゾビタキ。今季は本当によくエゾビタキに遭遇します。
お口を開けると黄色いですね。

9月30日、まだまだハチクマは飛び、雲海と絡められるのではないかと期待して、町内のポイントに出かけました。雲海の名所ではありますが、鷹が飛ぶ頃には消えてしまっているのが、通常です。しかし、この日、9時半ごろでも一方向のみ残っていました。我が家の方角だなと見ていると、猛禽の影。ハチクマでした。遠かったですが、撮りたかったタカと雲海。満足には程遠いですが、来季に期待しましょう。
近くなると空バック。
という事で、来季は雲海の残る時間からタカ見を始める事としましょう。

次回は福江島のハチクマを再開する予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

五島列島福江島紀行 その2 福江島 ハチクマ アカハラダカ

2022-11-09 | 九州
海に向かって飛ぶハチクマ 2022年9月25日 長崎県福江島大瀬崎

9月25日早朝の大瀬崎展望台、まだ薄暗いうちから大瀬崎の展望台はバーダーでごった返しています。日の出と共に何とかタカの姿が見える様になった午前6時半頃に横切るタカの姿が見えたので、シャッターを切ると写っていたのはサシバ!ここではほとんど出ない種が記念すべき福江島での第一号となりました。
この時間はまだ大瀬崎周辺で一夜を過ごしていたものが飛び立っている様です。サシバの後はハチクマばかり。しかし、ハチクマは個体間の模様が千差万別なので、飽きが来ません。羽が揃って、嘴の根元が黄色いのが幼鳥、多くは換羽中で、虹彩の黄色いのが♀成鳥、虹彩が黒く、尾羽に太い横縞があれば♂成鳥です。
早朝ならではの朝焼けの中に浮かんだハチクマです。
大瀬崎は見下ろす様にハチクマが飛ぶので、バックの景観も写し込みます。海に切り立った断崖バックに。
眼下の森をバックに。
朝日の横からの光で逆光気味に羽が浮き立って見えて、好きなシーンです。自分では中々いい感じと思うので、同じ個体の飛翔シーンが9枚続きます。右に左に旋回して上昇して行きます。
午前7時ごろからハチクマの数が減って、どうしたのかなと思っていると北側の遠くの山の上にタカ柱が見える様になりました。そして、7時50分ごろ北側の海上にもタカ柱がみられる様になりました。早朝に出発したハチクマ達が到着し始めた様です。
大瀬崎の周りにも少しづつ飛ぶハチクマが増えて来ました。
上空に小さな鷹が出現、アカハラダカでした。これは♀成鳥の様です。
数としては3、4羽でしたが、何日か前に大瀬崎では珍しい1,000羽単位のアカハラダカが飛んだそうです。強い東風が吹いて流されて来たのではないかとの事です。
午前8時半ごろ、展望台の周りでもタカ柱が見える様になりました。こんな数のハチクマを一度に見たのは初めての事です。やはり大瀬崎は凄い!
すれ違ったり‥‥
シンクロして飛んだり、楽しませてくれます。
頭の上にハチクマのタカ柱!初めての光景にシャッターを押しまくってしまいました。噂に違わぬ凄い所でした。何十年と通われる常連さんがいらっしゃるのも肯けます。また、皆さん親切に教えていただけるので、助かりました。有り難う御座います。

次回もこの続きと思ったのですが、延々ハチクマが続いてもどうかな?と思って間に近隣でのものを入れることにしました。そこで、次回は地元岡山県でのエゾビタキとハチクマをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

五島列島福江島紀行 その1 佐世保 烏帽子岳 アカハラダカ ハチクマ

2022-11-06 | 九州
アカハラダカ♂成鳥 2022年9月24日 長崎県佐世保市烏帽子岳

ハチクマの渡りを見るべく五島列島福江島に遠征して来ました。途中、佐世保の烏帽子岳でアカハラダカ、帰りに佐賀の東与賀干潟によってシギチも堪能して来ました。23日に自宅を出発し、午後5時ごろ佐世保の烏帽子岳に到着し、初めてなので下見をしました。当地は観察のための展望台が整備されており、撮影、観察しやすそうです。翌24日の6時半ごろに展望台に到着、カメラをセットして明るくなるのを待っていましたが、雲が多く、ちょっと暗い感じです。間もなく、アカハラダカが飛び始め、7時前に割と近くを飛んでくれたのは、アカハラダカ♂成鳥でした。♂成鳥の特徴である胸の薄い赤茶色、黒い虹彩、翼下面の白色がはっきり写せて上々の滑り出しでした。
次々に1羽〜数十羽のアカハラダカが北の方からやって来ます。しかし、結構高いところや遠くを飛んで行くので、割と近距離で写せたのは、朝早い時間の♂だけでした。
ちょうど頭の上を通過していくところです。結構高いです。
時に頭上でタカ柱を作ってくれる事もあります。
何とかトリミングして見ると、胸の赤茶色が広く、虹彩が黄色、翼下面に横縞があるので、♀成鳥です。
数の多い時のタカ柱です。数十羽はいたはずです。
♀成鳥がよく写っていました。
上側が幼鳥で下側は♂成鳥の様です。
幼鳥のお腹の縞はツミ幼鳥によく似ていますが、微妙に違いますね。
ハチクマも数は少ないですが、飛んできます。やはり、アカハラダカより大きい!
幼鳥も目につく様に。
珍しく♂成鳥が2羽写っていましt。
編隊を組んで飛んでいる様。
青空も出て来て上昇気流もあるのか頭上でタカ柱を作って上昇して行きます。
このハチクマですが、尾羽がほとんど抜けている様。
次々に現れて上空でタカ柱を作ったり、南に流れて行ったりと、少々遠いですが楽しませてもらいました。
福江島に渡るため、昼過ぎの長崎港発のフェリーに乗らなければならないので、10時前に切り上げました。自身でもカウントしたところ380羽ぐらいになりました。タカ渡りサイトの報告では563羽で、今季2番目のピークに当たった様です。通常はピークは終わっている日にちですが、台風のおかげで、後ろにずれた様で、初の訪問にしてアカハラダカを堪能出来て運の良い事でした。福江島へのフェリーから海鳥はどうかとデッキで観察しましたが、オオミズナギドリが2度ほど見えたぐらいでした。

次回は初日の福江島大瀬崎のタカの渡り(と言ってもほとんどハチクマですが)をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

エゾビタキ サシバ ツミ/岡山県

2022-11-03 | 中国地方
エゾビタキ 2022年9月21日 岡山県高梁市

9月21日、この日は朝から町内の弥高山でタカの渡り観察でしたが、さっぱり、ハチクマは何羽か飛びましたが、高度が高く、遠い。アップ出来る写真は皆無でした。そこで、遊んでくれたのが、エゾビタキ。昨日の一群がまだいる様です。ここは高所からなので、空抜けにならない構図が撮れて、なかなか良いかなと。
この日に近くを飛んでくれたのは、サシバでした。タカの渡りに関して岡山県中部域ではハチクマの方が、断然多いですが、たまにはサシバも見かけます。ただし、渡りではなく地元の方かもしれませんが。
山を降りながら出会うエゾビタキで、カメラのプリキャプチャー機能を試してみました。
シャッターを押す1秒前からのコマが撮れるので、飛び出し写真が簡単です。
この機能で、時々遊んでみたいと思いますが、中々期待した方向には飛んでくれません。

9月22日、この日は市内の別のタカ渡り観察ポイントで待っていましたが、サッパリ。お昼近くなって、飛んだのはツミ幼鳥でした。岡山県では関東の様に市内の公園で繁殖していないので、どちらかというと珍しい鳥になります。
ここでもエゾビタキ。やっぱり今季は飛来数が多いのかもしれません。
ここでも同じ様に見下ろす構図で撮れます。

次回は、ハチクマ、アカハラダカの渡りを見るべく、9月23日〜27日まで、佐世保の烏帽子岳、五島列島の福江島、帰りに東与賀干潟に遠征して来ましたので、何回かに分けてアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。