ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ブッポウソウ その3/岡山県

2024-08-31 | 中国地方
餌渡しの後、飛ぶブッポウソウ♂ 2024年7月18日 岡山県高梁市

ローカルテレビの取材を受けながら、何度も餌運びをするMさん宅のブッポウソウを収めます。孵化後3週目ぐらいのヒナは食欲旺盛で、両親は大忙し。巣に入っては直ぐに出てきて、近くの木でちょっと様子を見てからすぐに餌取りに出撃。
餌を捕まえて、直接、巣には行かず、まず近くの木で、辺りを見回します。ゆっくりしていると相方も餌を捕まえて戻って来て、鉢合わせ。
慌てて、巣に運びます。獲物はオニヤンマの様ですね。
餌運びを終えて、巣から飛び出したところが撮りやすいですね。
ということで、無事ローカルテレビの取材も終わり、午前中で引き上げました。

今日の夏の夜空は、さそり座と天の河です。星がきれいにS字状に並んだ、よくできた星座だなと、感心。おまけに天の河が花を添えてくれます。さそりの心臓と呼ばれる1等星のアンタレス、赤い色がなんとも言えず良いです。


次回は台湾紀行の2日目午後で、ヤイロチョウのポイントで、無事、遭遇できましたので、たっぷりと。
ご覧いただきありがとう御座います。
30日から1日まで、東京の予定でしたが、台風の影響で、キャンセル。先週の予報では、早々に日本列島を抜けているはずでしたが、こんな動きをする台風は記憶の中では初めて。温暖化の影響はどんな形で現れてくるか予測不可能で、未曾有の事が起こりそうです。世界が一丸となって取り組む必要があり、戦争なんかしている時では無いと思うのですが‥‥

タイ南部紀行2024年3月 クルンチン国立公園&近くの宿編 その2/クビワヒロハシ シロクロサイチョウ オオバンケン シキチョウ コサメビタキ

2024-08-28 | タイ
クビワヒロハシ 2024年3月2日 タイ王国 クルンチン国立公園

3月2日早朝、出発までの短い時間ですが、ホテル内で探鳥。まだ光が足りませんが、シキチョウ(Oriental Magpie Robin)が近くに。
小さな小鳥がチョロチョロしているので、探すと、コサメビタキ(Asian Brown Flycatcher)でした。春になると日本に渡ってくるのかなと想像するのも楽しいです。
昨夕のオオバンケン(Greater Coucal)でしょうか。今朝も2羽でいましたが、写真は1羽だけ。
さあ、いよいよ最終日。鳥見も午前中で終了。最後の目的地であるクルンチン国立公園に向かいます。最後は、公園内のハイドでわずか1時間のみの観察ですが、まだ開始時間には早い様なので、公園内で待っているとクビワヒロハシ(Black-and-yellow Broadbill)が登場。今まで、スッキリ見えたことがないのですが、今回は全身が見えて、しかも3〜4羽。ただ、ちょっと遠い!
やっと全身が見えましたが、まだまだ、遠い。
3羽いましたが、もうちょっと近くで並んで!
しかも、3羽目はお尻しか写っていません。
背中の模様がちゃんと見えたのも今回が初めて。
良かった良かったと喜んでいると、遠くで、ガイドさんが「こっちこっち!」と呼んでいます。慌てて走っていくと、この公園の目玉でもある希少なシロクロサイチョウ(White-crowned Hornbill)でしたが、飛んでしまいました。飛んで行った方を探すと、いました。ただ、遠くてよくわからなかったのですが、写真を見ると♂♀のペアで止まっていました。奥の白い冠羽がフサフサした方が♂。手前が♀で‥‥
すぐに飛び出しました。
遠かったですが、何とか飛翔写真も撮れました。でも、近くでゆっくり見たかったなあ。

この後、最後のハイドでのシーンですが、その前に地元のブッポウソウ、台湾紀行を挟んで、再開したいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。

タイ南部紀行2024年3月 クルンチン国立公園&近くの宿編 その1/オオバンケン シキチョウ セキショクヤケイ(家禽?)

2024-08-25 | タイ
オオバンケン 2024年3月1日 タイ王国 クルンチン国立公園近くの宿

3月1日夕刻、森の水場での撮影を終えて、今夜の宿に戻って来ました。ホームステイ&リゾートというだけあって、木々に囲まれた閑静な宿で、泊まる部屋も1軒屋のコテージ。中々素敵です。
夕食まで少し時間があるので、宿の周りを散策。するとシキチョウ(Oriental Magpie Robin)が梢で囀っていて、しかも黄色い花。
やっと花がらみかと喜びましたが、逆光じゃなければと花の方を向いてくれれば、もっと良かったのに‥‥
宿の裏に回るとセキショクヤケイ(Red Junglefowl)が。多分、家禽なのかもしれませんが、ちょっと野生っぽいなと。
木の間に大きな鳥が見えます。オオバンケン(Oriental Magpie Robin)でした。
しかも2羽。と見ていると、何と交尾を始めました。
他にもオニカッコウなども居たりして、宿の周りで十分野鳥が楽しめます。
夕食はテラス席で、日本人向きにしてあるのか美味しかったですね。水場のハイドは良かったし、翌日のハイドも良くて、近い。こんな宿なら何泊でもしたいところですが、1泊のみでした。
翌朝の宿の写真です。木々に囲まれて、花も沢山。本当に素敵な宿でした。

次回は、翌朝の宿での野鳥とクルンチン国立公園でのクビワヒロハシ、シロクロサイチョウなどをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

ブッポウソウ その2/岡山県

2024-08-22 | 中国地方

ブッポウソウ飛び出し 2024年7月18日 高梁市

7月13日、市内の巣箱を回って、繁殖状況を調べていましたが、この巣では順調に育って、2週目のヒナが4羽いました。親は餌運びをしていましたが、さらに2羽の成鳥のブッポウソウが出現。追っかけたり声を出して騒いだりしていました。時々あるのですが、繁殖が終わったか失敗したかのペアが何かちょっかいを出しに来ているのかもしれません。4羽が絡んだ写真は撮れませんでしたが、巣箱の周りを飛び回っていたところです。曇って暗い日だったせいか青色が出ませんでした。
この個体はもう換羽が始まった様ですね。

7月17日、別の巣箱では、ヒナが巣穴から顔を出していましたが、親は遠くで見守るだけ。巣立ちを促している様でした。
7月18日、町内のMさん宅の巣箱に近い観察小屋から。近すぎて、巣箱に来たときだけしかわかりません。飛び出しの連続写真です。
こちらも飛び出し連続。雛は3週目ぐらいで、もっとも頻繁に餌運びします。ただし、1時間ほどの間に、数分から10分おきに運ぶと、1〜2時間ほど、腹ごなしのためか近くで休憩。そんな繰り返しです。
この日は、ローカルテレビが取材に来るというので、Mさんの依頼を受けて、写真を撮っている地域の人として、ちょい出演でした。

夏の天体写真。前回の散光星雲M8&M20のすぐ上にある散光星雲のM16&M17です。夏の天の川には明るい散光星雲が結構あって、楽しいです。

次回はタイ南部のクルンチン国立公園近くの林に囲まれたリゾート風宿周りの鳥たちをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

台湾南西部紀行 台南官田編 その3/レンカク ベニバト マミハウチワドリ アマサギ メジロ

2024-08-19 | 台湾
水田に着地するレンカク 2024年7月1日 台湾 台南市官田

7月1日(2日目)午前の続き;優雅に飛ぶレンカク(Pheasant-tailed Jacana)だけでなくベニバト(Red Collard-Dove)♂の飛翔にフォーカスが合いました。翼が開いた時の模様はこんな感じなんですね。背中のぶどう色が中々にいいです。
山をバックに割と上の方を飛ぶレンカク。
移動途中の藪の中にマミハウチワドリ(Plain Prinia)。あんまり表に出てくれず、この一枚だけ。羽団扇と呼ばれる長い尾羽を開いて欲しい!
レンカクの飛翔を横から追っかけることができました。
こちらは、飛翔から着地するまでの連続です。
いい感じなんですが、尾羽が短い♂だったのが、ちょっと残念。
アマサギ(Cattle Egret)もいました。
電柱の支線に何かの塊。これはオウチュウ(Black Drongo)の巣だそうです。こんなところにこんな巣を作るのかと妙に感心。
官田でのレンカク観察を終了して、午後のヤイロチョウポイントに移動。途中の休憩所に何か小鳥がいるので、見るとメジロ(Japanese White-Eye)でした。亜種の様ですが、ほとんど同じに見えます。目先がちょっと違う様にも見えますが、誤差の範囲かな。

次回は、地元のブッポウソウを挟み、タイ南部に戻ります。ご覧いただき有り難う御座います。

台湾南西部紀行 台南官田編 その2/レンカク カタグロトビ カンムリワシ セイタカシギ インドコムクドリ タイワンショウドウツバメ等

2024-08-16 | 台湾
水草の上にたたずむレンカク 2024年7月1日 台湾 台南官田

7月1日午前(続き);朝から日差しが強く、既に気温は上昇していますが、何とか歩いていると上空に再びカタグロトビ(Black-shouldered Kite)。降り立ったと思われる場所の方に移動。少し草地が広がった場所がありました。
カタグロと言われる翼の付け根の肩部の黒色が目立ちます。
移動すると電柱の上に止まっていましたが、強い逆光で、サッパリ。そのうちどこかに飛んで行きました。上空には別の猛禽、カンムリワシ(Crested Serpent-Eagle)でした。換羽中の様で、あちこちの羽が抜けていますが、悠々と旋回。
驚いたのかセイタカシギ(Black-winged Stilt)が群れで飛び立って、しばらく上空を集団飛行。
長い足が優雅ですね。
カンムリワシとトビ(Black Kite)が接近。やはりワシと名が付くだけあって、トビよりは大きですね。
少し場所を移動して、別のレンカク水田に。同じ様に何羽ものレンカク(Pheasant-tailed Jacana)が、水草の上を優雅に歩いていますし、時に飛翔してくれたりもします。
近くで見ると、光の当たった後頸部の金色が鮮やか。
道路の電柱にはインドコムクドリ(Chestnut-tailed Starling)。ここで営巣しているのか2羽が頭のすぐ上です。英名を直訳すると尾栗椋鳥、確かに尾羽は茶色だけど、そんなに目立たないですけどね?
またリュウキュウツバメか?と思いましたが、念のため双眼鏡で見ると、アレッ!違う。ということで、タイワンショウドウツバメ(Gray-throated Martin)でした。ショウドウツバメと違い胸のネクタイがありません。
そばにはインドハッカ(Common Myna)も。
電線の上ですが、色々な鳥がいるもんです。

次回は、この続きで、官田編の最後です。同様にレンカク、ベニバトなどをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

台湾南西部紀行 台南官田編 その1/レンカク ベニバト オウチュウ カタグロトビ ツバメチドリ インドコムクドリ

2024-08-13 | 台湾
柱の上に止まるオウチュウ(Black Drongo) 2024年7月1日 台湾 台南市官田

台湾2日目(7月1日)午前;朝食後宿を出て、午前中の目的地であるレンカク生態教育園へ、建物には行かないで、田んぼ、湿地を巡ります。車も時々通る様な車道からの観察ですが、歩道があるので問題なし。昨日よりは管理されている湿地を回ると今日もレンカクはあちこちにいます。樹々もある事から野鳥たちも色々います。目についたのはベニバト(Red Collard-Dove)。日本のキジバト感覚であちこちにいますが、よく止まっているのは電線。先ずは♂、ペアでいることが多いです。
こちらは♀。
電線にはシロガシラ(Light-vented Bulbul)も。
ツバメチドリ(Oriental Pratincole)が飛んでいました。飛翔に何とかフォーカスがあったのは1枚だけ。早い!
すると目の前の道路に降り立ちます。おいおい、車が来るよ、と思いながら収めます。
上空に猛禽、カタグロトビ(Black-shouldered Kite)でした。石垣のカタグロトビは、こちらから分布を広げたのでしょうね。でも、台湾では移入種扱いなので、日本でも移入種扱い。本当にそうかな?
コシアカツバメより大きいオオコシアカツバメ(Striated Swallow)。中々止まっているところを撮らせてくれない(数もそんなに多くない)。やっと飛んでるのが、証拠写真程度で撮れました。やはり大きいです。
電線に止まる前のベニバト♀。
電線止まりでないベニバトは木の中で、撮りにくい。やっと表に出ていた♂が、撮れました。この実を食していたんでしょうね。それにしても沢山なっていること。
よく見るツバメはリュウキュウツバメ(Pacific Swallow)です。
そして、レンカク(Pheasant-tailed Jacana)ですが、前日と同じ水草に覆われている湿地のあちこちにいます。水草の上を歩いているのは子連れ。イクメン父さんでした。
3羽のヒナが見えます。段々と好き勝手に行動しだすと父さんは大変ですね。

ベニバトは本当に沢山います。電線止まりばっかしですが。
ほんの100kmしか離れていない与那国島でも滅多に見れない。今年の3月に出向いた時には全く会えなかったのが嘘の様です。
木に止まった見慣れぬ鳥。Nさんに見せるとインドコムクドリ(Chestnut-tailed Starling)との事。やはり移入種だそうですが、初めての台湾だと正直、どちらでも良い感じで、日本でガビチョウ、ソウシチョウを見るときの感覚とは何か違いますね。初めてお目にかかるのはやっぱり新鮮。
カラムクドリにちょっと似ている感じです。

次回もこの続きで、炎天下の中、湿地、田んぼを汗かきながら回りレンカクを探します。ご覧いただき有り難う御座います。

ブッポウソウ その1/岡山県

2024-08-10 | 中国地方
巣箱から飛び出すブッポウソウ 2024年7月13日 岡山県高梁市

7月8日〜13日高梁市内にて;今季のブッポウソウに対しては、調査優先で、渡来初期の写真はほとんど撮れませんでした。専ら繁殖状況調査で、巣箱内をリモートカメラで確認に回っていました。電信柱に設置された巣箱は良いのですが、独自に設置された細いポール柱では、アオダイショウによる捕食が頻発しました。昨季の対策は失敗に終わりましたが、それを糧に、新たなヘビ対策に乗り出して、有効性の点検と標識調査のサポートに費やしていました。お陰で、ヘビ対策の目処はつき、来季は全てのポール柱に対策を施す予定です。一方写真撮影に関しては、ヒナが孵化して、給餌が頻繁に行われる様になってから主に観察小屋が設置された町内のMさんの個人設置の巣箱で撮る事にしました。
オニヤンマを捕獲して巣箱近くに戻って、様子を見ています。
個人設置のSさんの巣箱にお邪魔して、給餌に戻って来たところを。
ブッポウソウ愛の素晴らしいMさんの観察小屋にお邪魔して、巣箱への帰還と飛び出しを撮らせてもらいます。
この時期、巣箱のある田んぼの上などを多分アキアカネと思われる小型のトンボがたくさん飛び交っているのですが、それには見向きもせずに捕まえて来るトンボはオニヤンマ。やっぱり、餌の大きさで、選り分けているのでしょうかね。オニヤンマはすぐわかるのですが、他は、何か分からないのが多いです。
巣箱近くにも観察小屋を設置されているので、近接撮影も実施。近すぎて、巣箱に帰る前に近くの木に止まり、安全を確認してから巣箱に来るのですが、この小屋ではそれが見えないので、飛び出しだけ。それも早すぎて間に合わないので、プリキャプチャーにお世話になりました。
たまには帰還直後の姿も撮ることができます。ニイニイゼミが獲物の様ですね。
今季は同じ様なシーンばかりとなりますが、天候条件で画像が変わって来るので、ブッポウソウを何度かアップしたいと思います。

やっと撮れた夏の天体写真です。天の川にある射手座の明るい散光星雲M8(下側)とM20(上側)です。M8は明るく大きな星雲で、その広がった様子から干潟星雲と呼ばれます。天のシギチが舞い降りるのかな?一方、M20は暗黒星雲で三つに裂かれた様に見えるので、三裂星雲とも呼ばれます。


次回は台湾遠征2日目午前中のレンカクの様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

タイ南部紀行2024年3月 クルンチン国立公園編 その7/クロエリヒタキ ズグロヒヨドリ シロハラカンムリヒヨドリ コクモカリドリ等

2024-08-07 | タイ
黒い帽子が可愛いクロエリヒタキ♂ 2024年3月1日 タイ王国

3月1日夕刻クルンチン国立公園近くの水場にて;午後5時でおしまいの予定でしたが、続々やって来るし、後1種期待の星が来ないので、延長してもらう事に。次に予約しているハイドのお客様は流石にない様なので、可能だったのでしょう。残業代が支払われたのかどうかは知る由もありません。
光が足らなくなって来ましたが、クロエリヒタキ♂(Black-naped Monarch)は影なしで綺麗に写っている気もします。
傾いた陽が時折差し込みます。
頭頂の小さな黒いキャップが何とも言えず可愛いですが、♀の少々地味な色合いもまた良しです。

シロハラカンムリヒヨドリ(Puff-throated Bulbu)もまだまだ登場。
ズグロヒヨドリ(Black-headed Bulbul)も何度もやって来ますが、黄色と黒が綺麗なので、ついつい撮ってしまいます。
ヤシの実のお風呂には、気がつくとコクモカリドリ(Little Spiderhuntaer)。
ムナフジチメドリ(Puff-throated Babbler)もチラッと再登場。
集団でやって来たズグロヒヨドリが枝状にズラっと並んでくれました。最後に見せてくれます。
そして最後はアオメモリチメドリ(Chestnut-winged Babbler)がヤシの実のお風呂で、水浴び。
20分の延長で、流石にハイドの観察は終わりました。まだまだやって来るのでしょうが、引き上げる事に。途切れる事なく登場するこの水場は本当に楽しめました。

次回は、地元に戻って、ブッポウソウをアップする予定です。タイ南部は、台湾編を挟んで、最後のクルンチン国立公園内部をアップします。ご覧いただき有り難う御座います。

タイ南部紀行2024年3月 クルンチン国立公園編 その6/カワリサンコウチョウ クロエリヒタキ ズグロヒヨドリ

2024-08-04 | タイ
再びやって来たカワリサンコウチョウ♂ 2024年3月1日 タイ王国

3月1日午後、クルンチン国立公園近くの水場にて:午後5時近くなって、再び長い尾羽をなびかせて、カワリサンコウチョウ♂(Asian Paradise Flycatcher)が登場。後でよく写真を見ると長い尾羽の1枚が途中で欠けており、同じ個体と思われます。同じ様に、水場の上の止まり木に止まって、約2分間の滞在中に何度も水浴び。本当に華麗なその姿、たまりません。
その間にクロエリヒタキ♀(Black-naped Monarch)も水浴びに来訪。サンコウチョウに遺伝的に近いと言われると確かに似ていると言えなくもない様な。
ズグロヒヨドリ(Black-headed Bulbul)もよく来ます。
たくさん撮ったので、随分長く居たのかと思いましたが、ほんの2分ほどでした。
こちらクロエリヒタキは何度もお出まし。
♂もやって来ます。お腹以外は綺麗な青色、いいですね。

次回はこの水場シーンの最後で、小鳥の来訪が途絶えることがないので、少し時間を延長してもらいました。ご覧いただき有り難う御座います。

アカショウビン サンコウチョウ タマシギ/岡山県

2024-08-01 | 中国地方
ペアのアカショウビン 2024年6月 岡山県

6月中旬、県北の森でアカショウビンのペアを見かけました。遠かったですが、写真は何とか。見守るべくそっとしておき、4日後にも姿を見たものの、その後は残念ながら声も姿も見ることはなかったです。その時は盛んに囀っていて、繁殖に期待したのですが。
ペアと思しき2羽。
4日後にも同じポイントで。
しかし、この1週間後には声も姿も見つけられませんでした。

6月21日、県南の田んぼでのタマシギの様子を見に行ったところ、ケリは相変わらずよく見かけました。
タマシギ♂は抱卵中の様でしたが、♀の姿はなく、次の♂を求めて、何処かに行った様です。
6月22日、地元でサンコウチョウを見る機会が減ってしまいました。さすがに子育てに忙しいのかさえずりをあまり聞かなくなってしまいましたが、たまには姿を見せてくれます。
冠羽を立てて他の♂と睨み合いでした。バトルシーンは早すぎて追いつけません。

条件が揃わずに中々夏の天体写真が撮れませんでしたが、やっと7月29日に市内の暗くて高いところで、天の川を撮りました。

次回はまだ残っているタイ南部シリーズに戻って、森の水場に次々とやって来る小鳥たちをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。