4月21日から3日間、夏鳥を求めて、鳥友KSさんのお世話になり、長野県東部に遠征してきました。まだ夏鳥は全て揃っていませんでしたが、コマドリ、クロツグミ、サンショウクイ、コサメビタキ、コムクドリ、ヤブサメに会うことができました。他に囀りを聴かせてくれたルリビタキ、ミソサザイ等に会うことができました。
先ずはコマドリです。最近とみに有名になったポイントのようで、県外ナンバーも多く、かなりのギャラリーが詰めかけていました。さて、コマドリは、まだ多くは渡来していないようで、多分1羽だけでした。最初弱々しく鳴いていましたが、次第に元気に鳴きだし、舞台以外でも明るいところに出てきてくれました。
渓流沿いのポイントなので、ミソサザイが元気に囀ってくれました。フレンドリーなミソサザイで、頭の上でもその美声を響かせていました。
2羽のルリビタキがやって来て、2羽とも♀タイプでしたが、1羽は囀りを聴かせてくれたので、おそらく若い♂なのかもしれません。多分♀のようなもう1羽が降りてきて、水浴びをしていました。
渓流沿いにヒーツーチーの囀りが聞こえてきて、見るとエゾムシクイが木々の間を飛び移っていました。
次は、クロツグミで有名になっているのか、多くのバーダーが来ていた森ですが、やっぱり、クロツグミはしっかり姿を見せてくれました。まだ、美声は少しだけでしたが、楽しませてくれました。
サンショウクイをよく見かけました。ビリリリと鳴いているときは、だいたい木の高いところを通過するのが見えるだけですが、時に低いところでその姿を見せてくれます。写真は、♂、♀と♀に求愛給餌をしているところです。
数羽の群れでいたコムクドリ♂です。
コサメビタキも結構な数がいて、囀りを聴かせてくれました。
小さな小鳥が地面に降り立ち動いているので、見るとヤブサメでした。最近ヤブサメの声が聞きづらく悲しい限りです。
次回は、山梨県東部の有名な峠のコルリ、コマドリ等の夏鳥たちをアップする予定です。