ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ジョウビタキ コガラ エナガ ダイサギ/岡山県

2024-12-31 | 中国地方
紅葉をバックにジョウビタキ♀ 2024年11月13日 岡山県高梁市

まだ10月で葉も緑の県北のお山でのコガラです。近年コガラはよく目にする様になって、間違いなく数を増やしていると思います。
10月30日、自宅周りを散歩してみました。エナガの群れに遭遇。
普段は気にしないダイサギを撮ってみました。川の流れをバックにしてみると、多少は雰囲気あるかなと。それにしても我が幼少の頃に、近所の川でサギを見ることは全くなかったです。大型のサギ類が数を増やしているのはどういう理由なんでしょうね。
10月31日、町内のお山に登ってみましたが、お山の中に鳥影は薄く、開けたところにジョウビタキ♂がいたぐらい。
11月13日、木々が色づき始め、紅葉と野鳥のコラボを求めて、町内のキャンプ場公園に。なかなかチャンスは巡って来ず、やっとジョウビタキ♀が紅葉バックに止まってくれました。
お腹が紅葉に染まって、橙色に見えるのか、個体差か年齢によって色づきが違うのか、よくわかりませんが、同じ場所で、撮った別のジョウビタキ♀のお腹の色は地味ですね。違う個体と思うのですが、♀のお腹の色は今まで気にしていませんでした。
こちらは電線止まりですが、色づき始めたモミジをバックにしてくれました。
位置を変えたり、トリミングしたりと、色々変えてみました。
もう少し紅葉シーズンでのコラボを増やしたいのですが、思う様に増えません。

次回は11月27日〜12月4日に遠征したインド領のアンダマン島の鳥たちのシリーズを始めて行きたいと思います。地元岡山の鳥たちも間に挟みながら、どのくらいの回数になるかわかりませんが、順次アップいたします。

本年も当ブログをご覧いただき有難う御座います。来年こそは世界の紛争が無くなって欲しいものです。願うことしか出来ませんが‥‥  武力による解決が双方にとって決して利益にならない事は、歴史を振り返れば必然なのですが、自分はうまくやれる、これしかないと思っているのでしょうね。

ヤマセミ その2/岡山県

2024-12-28 | 中部地方
2羽で並んで獲物を狙うヤマセミ♂♀  2024年10月1日 岡山県

10月1日早朝(続き)、2羽でしばらく川面を見つめていましたが、♀の方に動きがありました。そこで、連写を始めると飛び出しに間に合いました。
川に飛び込んで行きましたが、川面は見えず。姿を見せたのは、最初よりは下の方の枝。
最初に2羽でいた枝からはだいぶ離れてしまいました。
残された♂の方は、変わらず川面を見続けています。
♀の方はもう一度飛び込んで、少し違う枝に戻って来ました。
再び飛び込んで、また違う枝に戻って来ました。
と、今度は残されていた♂も飛び込み。
戻って来たのは、♀の側。2羽で仲良く並んでいますね。
しばらく並んで川面を見つめていましたが‥‥
♀の方が飛んで行ってしまいました。
そのうち♂の方もいなくなったので、久しぶりのヤマセミ観察は終了となりました。♂の方が、♀の近くに行きたがっている様に見えましたが、どうでしょうね。

次回は季節にだいぶ遅れますが、11月の地元の鳥たちをアップしたいと思います。ご覧いただき有難う御座います。

ヤマセミ その1/岡山県

2024-12-25 | 中国地方
2羽で仲良く並んだヤマセミ のペア 2024年10月1日 岡山県

10月1日早朝、県北の川沿いに車で、流していると久しぶりにヤマセミ♀に出会いました。出会い頭だったので、飛ばれてしまいましたが、幸い上流の見える所に止まっています。気づかれない様距離を取って、そっと車で近づきました。
すると、何ともう1羽いるではありませんか。模様からして右が♂。最初に会ったのが、左の♀で、どうやらペアの様です。
右側の方の個体で、胸に茶色味があるので、♂です。
2羽で並んで、川の魚を狙っているのでしょう。
道沿いなので、更に近づいて見ることにしました。木陰を抜けると姿が見えて、結構間近だったせいか、流石に気づかれて、飛ばれてしまいました。翼の下面に茶色があるので、♀の方でした。♂は既に飛んでいた様です。
見えなくなったので、さらに上流の方に車で移動して見ると、道からだいぶ離れた川に張り出した木の枝上に2羽で仲良く止まっていました。距離にして100m程はありそうなので、こちらを気にする素振りはありません。これ以上は近づけそうにないので、ここで観察する事に。
少し車を移動して、2羽の全身が見える位置に。相変わらず、川面をサーチしています。
右下から何か小鳥が飛んで来ました。
ヤマガラの様ですね。当然、全く気にする様子はなかったですね。
2羽並びなので、もう少し近くで撮りたいところですが、仕方ありません。

12月23日、久しぶりに夜空にレンズを向けることが出来ました。寒かったですが、オリオン大星雲と三つ星を入れてみました。よ〜く見ると馬頭星雲も何とか。


次回はこの続きで、川に飛び込む様子などをアップしたいと思います。残念ながら川面は見えないんですけどね。ご覧いただき有難う御座います。

ノビタキ 〜飛び出しシーン〜 その3/岡山県

2024-12-22 | 中国地方

飛び出し直前のノビタキ 2024年10月6日 岡山市

10月6日(続き)ノビタキ飛び出しの3回目、これで最後です。ススキの葉先に止まって、下を見ています。地面に獲物でもあったのでしょうか。下に向かって、飛び出し開始。
背景があまりごちゃごちゃして無くて、比較的スッキリとした飛び出しになった様に思います。
手持ち撮影ですので、背景がずれてしまいましたが、合成してみました。ノビタキ本体は比較的切れずに連続写真になりました。
今季はノビタキでもプリキャプチャー機能が上手く行って、飛翔写真が増えました。

11月12日に地元町内のMFを流していると、この日は冬鳥3種の初認、初撮りとなったラッキーな日でしたが、加えて、道に多数の羽が落ちているのを発見。見ると特徴的なカケスの青い羽がありました。拾えるだけ拾って、風切や雨覆の目ぼしい羽をいくつか並べてみました。その内、図鑑に照らして、綺麗に整理したいと思います。恐らくハイタカにでも捕食されたのではないかと推察します。カケスがヒラヒラと飛んでいるのを見ると、いつも危なっかしいなと思ってました。飛翔速度が随分と遅いので。
カケスは可哀想ですが、やっぱり綺麗な青色の羽が手に入ると嬉しいものです。

次回は随分前ですが、県北の川で久しぶりに出会ったヤマセミをアップしたいと思います。ご覧いただき有難う御座います。

エゾビタキ 〜飛び出しシーン〜 その3/岡山県

2024-12-19 | 中国地方
飛び出し直前のエゾビタキ 2024年10月6日 岡山県新見市

10月6日エゾビタキ飛び出しの3回目です。これで最後ですが、後ろの抜けた桜の枝先で発進準備し、飛び出し開始。
今回はこちらに向かって、飛び出して来ました。
正面顔がずっと見えていますが、フォーカスもちゃんと合わせてくれて、プリキャプチャーもうまく行くと優れものです。今季のエゾビタキは飛び出しでしっかり遊んでもらいました。

次回はノビタキの飛び出しの残り分をアップしたいと思います。ご覧いただき有難う御座います。

ムギマキ その3 オオルリ ヒヨドリ/岡山県

2024-12-16 | 中国地方
ムギマキ♀ 2024年10月29日 岡山県

10月29日午後(続き)午後1時を過ぎて、時々雨がぱらつく様になりましたが、まだまだ木陰なら大丈夫。遠いけどいい位置に止まってくれました。♀の若い個体かな。
少し位置を変えてみました。ハンノキにヒヨドリが止まって、写真的には良いかなと。
ムギマキ♂若鳥が空抜けにならない枝に来てくれました。
実を摘んで食します。
オオルリ♂若鳥も時々登場してくれます。体が大きいので、来たな、というのが分かりますね。
午後2時を過ぎて、雨が少しづつ強くなると皆さん引き上げて、1人に。といって、近くに来てくれるわけではありませんが、元々そんなにギャラリーは多く無いので,関係ないのかな? ♀若鳥がよく出てくれます。
午後3時近くになると流石に雨が強くなって、引き上げることにしました。

次回はエゾビタキの飛び出しの残りをアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。

ムギマキ その2 キビタキ/岡山県

2024-12-13 | 中国地方
岡山県に立ち寄ってくれたムギマキ♂成鳥 2024年10月29日 岡山県

10月29日(続き)午後から雨になる予報で、ちょっと暗めの条件の中、少しづつカラスザンショウでの滞在時間と止まる枝が低くなる様な気がして、写真が少しづつ積み上がります。
キビタキは相変わらず滞在時間とジッとしている時間が長い。
♂成鳥がお昼過ぎてから比較的見やすい場所に出てくる様になりました。
ホバリングしながらカラスザンショウの実を啄みます。
♂成鳥が空抜けにならない枝にもよく止まってくれる様になりましたが、もう少し近くに来てくれると嬉しいのですけどね。
暗いので、シャタースピードを十分に上げきれませんが、何とかホバリングを。
という感じで、もう1回だけムギマキをアップしたいと思います。ご覧いただき有難う御座います。

オシドリ オナガガモ キンクロハジロ マガモ/鳥取県 オシドリの里 その1

2024-12-10 | 中国地方
オシドリのペア 2024年11月22日 鳥取県日野 オシドリの里

11月22日、冬恒例のオシドリの里を訪ねてみました。11月はヤマセミもよく出るので期待したのですが、午前中に出たとの事で、残念ながら到着後の午後にはお出ましはなかったです。自宅からオシドリの里までの距離は80kmほどで、途中川筋に立ち寄りしながら行きました。山間部の川でもオシドリは見つかりました。車の中からそっと見ると比較的近くで撮ることもできます。2組4羽がいました。
いきなり車が現れて、飛び立ち。
ということで、お昼前に到着して、先ずは駐車場前の食堂で、うどんをいただきます。オシドリの形の蒲鉾が楽しめます。またオシドリの資料館にもなっていて、見学だけでも可能です。食事後、綺麗になった観察小屋に向かいのぞき窓から撮影開始、ただこの時間は天気もいいので、オシドリは山や川に遊びに行って、数は少なめ。この季節エクリプスから繁殖羽に生え変わりの最中で、いろんな状態のオシドリがいます。この子は、まだ銀杏羽が伸びていません。
右はほぼ換羽終了で、左側はまだまだですね。随分個体差がありますね。
♂はペア形成にも活動開始している様です。
数が少ないので、単独写真が撮りやすい。
この子は、顔の模様が特徴的で、何年も前から見ている個体と思います。
換羽を開始したばかりの様な♂。若い個体なのかな?
オシドリの他にはキンクロハジロ。
こちらも同様に換羽が進行中か冠羽が短い。
オナガガモも同様に尾羽がまだ短い。
マガモの尾羽のカールも巻きが浅い。
飛んでくるので、飛翔写真も。
換羽のいろんな状況を楽しむことが出来るのが、11月の楽しみですね。

次回は、積み残しのムギマキをアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。

ノビタキ 〜飛び出しシーン〜 その2/岡山県

2024-12-07 | 中国地方
飛びだし前のノビタキ 2024年10月6日 岡山市

飛びだしノビタキのその2です。立ち位置を少しづつ変えながらしつこく粘っていると、コスモスバックになりました。ただ、コスモスの距離は遠く、本数も少ないので、期待していたのとはちょっと違いますけどね。
ススキの穂先からセイタカアワダチソウの上に。動かず待っていると少し近くに来てくれました。ここから飛びだしを待ちます。遠くのコスモスバックですが、ピンク色に染まっています。
そして、ついに飛びだし。
うまく行きました。手持ちだったので、合成はバックが結構ずれてしまい、こんな感じになりました。
鳥友さんのお陰で、季節のノビタキと飛びだしを何とか収めることが出来ました。もう1回分飛びだしがありますので、いずれまた。

次回は11月22日に出かけた鳥取県日野のオシドリの里でのオシドリをアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。

エゾビタキ 〜飛び出しシーン〜 その2/岡山県

2024-12-04 | 中国地方
11月2日のエゾビタキ飛び出しの第2弾です。桜の木の天辺で見晴らしの良い場所から飛び出してくれました。
合成しました。秒30コマで、重ならない様に合成すると打ち下ろしばかりになりました。
他のコマでの合成もあまり綺麗な羽ばたきシーンにはなりませんでした。
こちらの飛び出しは向かってくるシーンで、一コマづつにしました。バックの枝がちょっとゴチャゴチャが残念。
まだ飛び出しシーンはありますので、次回に。
10月17日の自宅近く(瑞鳥庵さんの菜園の脇)にいたエゾビタキ。
見上げるアングルだったので、少し坂道を登って行くとまだ居てくれて、目線での撮影が出来ました。

次回はノビタキの飛びだし、その2をアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。
*インド アンダマン島に遠征中

ミヤマホオジロ♂ ルリビタキ♂ ベニマシコ♀ ジョウビタキ/岡山県

2024-12-01 | 中国地方
今季初認初撮りのミヤマホオジロ♂ 2024年11月12日 岡山県高梁市

11月12日午前、町内のMFを回ると、この日は冬鳥3種を初認、初撮りとなりました。しかもその3種は信号機トリオ、残念ながらベニマシコだけは♀だったので、綺麗な信号機にはなりませんでしたが‥‥   この日は何故か冬鳥たちが、次々に顔を見せてくれました。どうも鳥の数が減っている様に思いますが、たまにはこんな日もあります。先ずはジョウビタキ♂、最初は藪の中でしたが、後ろの抜けた枝先に止まってくれて、良い感じです。ちょっと若い個体の様ですが‥‥
続けてミヤマホオジロ♂。まだ入って来ている数は少ないですが、枝先に止まってくれて、しかも、クチュクチュとぐぜりの様な声で鳴いていました。日本野鳥の会の集音器である”探聴サポート”を導入したおかげで、高音の小さな鳴き声を聴くことができる様になりました。もう手放せなくなりそうです。
初認は少し前でしたが、初撮りのアオジ♀。
同じ草むらには今季初認のベニマシコ♀。ちょっと遠かったですけどね。
同じ草むらにヤマガラが来て、採餌中。ほっそりした正面顔がちょっと面白いかな。
さらに道を進んでいると、ルリビタキの地鳴きと渡って来た当初に鳴くちょっと抑制気味の囀りが聞こえて来ました。ここは、R6と名付けたアイリングの白い外見が特徴的なルリビタキ♂が昨季居たポイントです。もしやと思い探すと、何と白いアイリングがくっきり見える!あのルリビタキR6ではありませんか。今季も帰って来てくれて、嬉しい限りです。3年前に初めて会った時にはすでに青い羽(少し茶色が混ざっている)でしたので、その時3歳とすると、少なくとも6歳の個体ということになります。全く同じポイントに帰ってくるのですね。
白いアイリングのせいか、ちょっと愛嬌のある顔に見えなくも無いかな。元気で冬を越して欲しいものです。
モズ♂も一枚。
ということで、この日は収穫の多い日でした。

次回はエゾビタキの飛び出しその2をアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。
*インド アンダマン島に遠征中