ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ボルネオ紀行 タビン野生動物保護区 その5/ルリノドハチクイ キタカササギサイチョウ カザリオウチュウ ミナミカンムリワシ等

2023-09-29 | ボルネオ
ルリノドハチクイ 2023年9月2日 ボルネオ タビン野生動物保護区

9月2日タビン野生動物保護区(続き);陽はだいぶ傾いてきましたが、順光側に回るといい具合になります。そんな絶好の位置にルリノドハチクイ(Blue-throated Bee-Eater)が止まっています。しかも近い!車を少し移動して、緑バックになる様にしてくれましたが、動ぜず採餌に集中しています。図鑑では中央尾羽が細く飛び出していますが、ほんの少しだけ。時期的に抜け落ちたのでしょうか。
カラスは多くは見かけませんが、やっぱりいます。こちらのカラスは少しスレンダーなスンダガラス(Slender-billed Crow)です。
ルリノドハチクイは相変わらずいてくれますが、少し違う位置にもペアで採餌中。
同じアングルで違った枝に止まった個体もしっかり撮らせてもらいました。
空にキタカササギサイチョウが飛んで来ました。それにしても大きな頭部です。こちらは♀。
続いて♂も。割と近くを飛んでくれました。
開けた場所で、遠くにオウチュウらしき鳥がいます。尾羽の形状から飾り尾羽の取れたカザリオウチュウ(Greater Racket-tailed Drongo)であろうということになりました。飾り尾羽の伸びていない若い個体かもしれません。
時刻は午後6時を回り、陽が陰って来ました。少し薄暗くなってしまいましたが、ミナミカンムリワシ(Crested Serpent-Eagle)がそれらしく撮れました。
少し進むと別の所で、またミナミカンムリワシに遭遇。かなり近いですが、平然と食事中。カエルを食している所でした。ちょうど瞬膜が閉じたところです。
暗くなるのを待って、ガマグチヨタカを探しましたが、残念賞。マレーウオミミズク (Buffy Fish-owl)には会えました。
この日はナイトツアーを終えての食事だったので、ゆったりビールが飲めました。

次回は、ボルネオ紀行を小休止して、地元での季節ものの渡り途中のエゾビタキをアップしたいと思います。ご覧頂き有り難う御座います。

ボルネオ紀行 タビン野生動物保護区 その4/コシアカキヌバネドリ キミミクモカリドリ サトウチョウ等

2023-09-26 | ボルネオ
コシアカキヌバネドリ 2023年9月2日 ボルネオ タビン野生動物保護区

9月2日タビン野生動物保護区にて(続き);午前11時ごろ保護区内を歩いていると「Trogon!!」とのガイドさんの声。おおっ!と示す方を探すと、ついに期待していたキヌバネドリがその美しい姿を見せてくれました。下面全体と腰が日本ではお目にかかれない様な真紅です。美しい!!感激の一瞬でした。ボルネオで見られる6種のキヌバネドリの中では一番小さい、と言ってもブッポウソウぐらいの大きさがあるコシアカキヌバネドリ(Scarlet-rumped Trogon)の♂でした。
木の隙間からだったので見えにくかったのですが、何と開けた所に出てくれて、しかも、数分間、じっとしてくれました。大サービスです。

お陰様で、撮影条件も変えてしっかり撮ることが出来ました。大満足で午前中の探索を終えて戻り、昼食後は自由時間、少し休憩して、宿の周りを散策しました。開けたところでは、ルリノドハチクイが採餌に余念がありません。
キタカササギサイチョウ♂も比較的見やすい所に出てくれました。夜に寝ていたペアでしょうか、この辺りを縄張りにしているのでしょう。
ペアなので、♀も近くにいます。
最初は珍しかったシロハラアナツバメですが、そこら中を飛び回って、色合いも地味なので、段々と無視する様になりますが、飛んでいるところを何とか収めようとカメラを向けました。
さて、今日のナイトツアーは夕方の陽のあるうちに出発して、日暮れを待ち、午後8時ぐらいには帰ってゆっくり夕食を取るという工程でした。宿を離れて、ヤシ畑とジャングルの境界の開けた道を進みます。するとツバメがいました。見るとただのツバメです。日本かどうかはわかりませんが、北方での繁殖を終えて戻ってきたのでしょう。ただ、例年よりは早いとの事、何故でしょうね。
草むらにはセッカの仲間であるアオハウチワドリ(Yellow-bellied Prinia)が出てくれました。ウチワドリと言うだけあって、尾羽が長いですね。拡げたところを撮りたかったです。
遠くの高い木に何種類かの鳥が来ています。花か実か虫か分かりませんが、餌が豊富なのでしょう。キミミクモカリドリ(Yellow-eared Spiderhunter)です。タイヨウチョウよりは長い湾曲した嘴を持ち、羽を拡げると長距離は飛べない様な丸い形です。
小さなインコの仲間、サトウチョウ(Blue-crowned Hanging-Parrot)の♂もいました。喉元が赤く、逆さになって食事中。もっと近くで見たかったですが、それにしてもサトウチョウとは名前の佐藤さんに関係あるでしょうか?
遠くて見にくい事が多いですが、コシアカキヌバネドリの様にサービスしてくれるとボルネオに来て良かったなとつくづく思います。

次回は日暮れから夜のナイトツアーの後半で、いい条件でたっぷり撮れたルリノドハチクイ、キタカササギサイチョウ、カザリオウチュウ、ミナミカンムリワシなどをアップしたいと思います。ご覧いただきありがとうございます。

ボルネオ紀行 タビン野生動物保護区 その3/ガマヒロハシ コシラヒゲカンムリアマツバメ ウォーレスクマタカ等

2023-09-23 | ボルネオ
コシラヒゲカンムリアマツバメ 2023年9月2日 ボルネオ タビンWLR

9月2日タビン野生動物保護区にて;第3日目は早朝6時半ごろより出動。ジャングルに向かいます。色々出てくれますが、相変わらず高い、遠い、空抜けで、写真にはなりません。キツツキが出てくれました。全身茶色のその名もクリチャゲラ(Rufous Woodpecker)。
こちらも茶色で、お腹と幅広の嘴が見えるチャイロゴシキドリ(Brown Barbet)。
♀は灰色ですが、♂は茶色のクリイロバンケンモドキのペアでしょうか。バンケンの一種ですが、なんでモドキとつくんでしょうね。熱帯の派手な色が目に着きますが、茶色の鳥も結構多いですね。
こちらはサンショウクイと名がつきますが、サンショウクイ類ではなく、でも近いハグロヒタキサンショウクイ(Black-winged Flycatcher-shrike)
全身を撮りたかったですが、頭部だけまともに写ったマレーズアカミユビゲラ(Olive-backed Woodpecker)。3本指がちゃんと見たかったです。
道の上に巣があったせいでしょうか、クマタカにしては近くで見させてくれました。ウォーレスクマタカ(Wallace's Hawk-Eagle)で、ダーウィンと同時期に進化論にたどり着いた生物学者でボルネオにも探検にやってきたであろうウォーレスの名前が冠してあるのに感慨深いです。♂♀のペアでいました。♀の方が色が少し薄いです。
後頭部に伸びた冠羽がなんとか見えます。
その瞬間は逃しましたが、交尾シーンを見せてくれました。
やっと低い所にいる綺麗な鳥が出てくれました。コシラヒゲカンムリアマツバメ(Wiskered Treeswift)でアマツバメの仲間ですが、森の中の開けたところで、枝に止まってフライキャッチを見せてくれます。警戒心が薄いのか下を通ってもこちらには関知なし、でした。
頭をグルグルしながら獲物を探して、見つけると飛び出し。
同じ枝に戻ってくるので、待っていると拡げた翼が撮れました。
更に歩いていると3羽のちょっとお茶目な感じのガマヒロハシ(Dusky Broadbill)が枝の上に集合。好奇心が強いのか、我々を観察している様な感じです。大きな頭と大きな目そして広い嘴、何とも言えず愛嬌のある鳥で、ガマとつけるのは可哀想です。
なんか3羽でおしゃべりしている様にも見えます。「日本人かね〜、大勢でゾロゾロ来たね」とか。
「せっかくだからサービスしてあげよう」とでも思ったのか、羽を拡げて求愛の様な仕草を見せてくれました。
ユニークな鳥たちが次々に出てくれて、本当に楽しめます。

次回はこの続きで、ついにキヌバネドリに出会えて、しかも、いい位置に止まってくれたシーンなどをアップしたいと思います。ご覧いただきありがとうございます。

ボルネオ紀行 タビン野生動物保護区 その2/マレーウオミミズク ジャワガマグチヨタカ ミナミカンムリワシ等

2023-09-20 | ボルネオ
マレーウオミミズク 2023年9月1日 ボルネオ タビンWLR

第2日目タビン野生動物保護区でのナイトツアー;午後8時にナイトツアーに出発、トラックの荷台に簡易椅子が設置されて見晴らしは良好です。ガイドさんは明かりを素早く照らしながら探索、我々の肉眼では全然見えませんが、次々に獲物を発見。素晴らしい観察眼です。出発直後のリゾート内で早速、哺乳類。オオムササビとの事。
更にリゾート内で眠るキタカササギサイチョウ。熟睡しているようです。
同じくリゾート内で夜の猛禽が出現。マレーウオミミズク(Buffy Fish-Owl)で、北海道のシマフクロウより少し小さいですが、同様に魚を主食としている様です。この時は、カエルの池と呼ばれる付近だったので、カエルでも狙っていたのでしょうか。
こちらをそれほど気にしてはいない様。ちょっと近かったせいか、木の上方に移動ですが、お陰で、翼がよく見えました。
しっかり撮らせてもらい、ジャングルの中へ進みます。すると、我々に起こされたのかもしれませんが、目を開けたミナミカンムリワシ(Crested Serpent-Eagle)が登場。かつては、八重山のカンムリワシはその亜種だった様ですが、今では別種として扱われている様です。頭部の黒みが強いですが、よく似ていますね。
少し冠を立てて、カンムリワシらしい。
その後はパッとしませんでした。それでも本ナイトツアーの目玉であるガマグチヨタカを捜索しますが、中々に手強い。ガイドさん2人で必死に探すとやっと見つかりました。我々の肉眼ではさっぱり見えませんが、双眼鏡で見ると確かにいました!ちょっと上過ぎて、特徴的ながま口は、かろうじて見えますが、間違いなくガマグチヨタカ。ジャワガマグチヨタカ(Blyth's Frogmouth)との事で、かつてはコガマグチヨタカとの和名だった様。
狙いをなんとかゲット出来て、満足して引き上げる途中に野生のネコがいました。ベンガルヤマネコとの事で、イリオモテヤマネコやツシマヤマネコはその亜種という扱いですが、やっぱりよく似ています。最も野生の両種を見た事はありませんが。
樹上にはジャコウネコも。哺乳類が多いですね。
琉球地方の様にコノハズク類がたくさんいるのかと思ったのですが、全くお目にかかれませんでした。しかし、存分にナイトツアーの醍醐味を味わうことが出来ました。

次回は三日目の様子で、早朝から繰り出したタビン野生動物保護区のジャングル内で出会った鳥たちをアップしたいと思います。ご覧いただきありがとうございます。

ボルネオ紀行 タビン野生動物保護区 その1/キタカササギサイチョウ ムナフコウライウグイス クビワヒロハシ等

2023-09-17 | ボルネオ
キタカササギサイチョウ♂♀ 2023年9月1日 タビン野生動物保護区

8月31日〜9月7日鳥見遠征としては、自身初の海外となるボルネオ島にワイバード最後のツアーで参加して来ました。マレーシアのボルネオ島の北部に位置するサバ州が主な訪問地で、東部のタビン野生動物保護区(Tabin Wildlife Resort)、西部のキナバル山麓の世界遺産キナバル自然公園とコタキナバル市内の公園を巡って来ました。確認鳥種は130種(ボルネオ固有種15種含む)ですが、日本で確認した13種を除いて、117種が海外ライファーとなりました。中でもズアオヤイロチョウ、キヌバネドリ類、ベニサンショウクイ、ミヤマタイヨウチョウ、サイチョウ類などの美しさとユニークさに感激一塩でした。ジャングルでの撮影には苦労しましたが、なんとか写真に収められた鳥たちを出会った順番にアップしていきたいと思います。
8月31日(第一日目);成田からボルネオのコタキナバルに直行便で行く予定だったのですが、キャンセルとなり、クアラルンプール経由で夜の11時前にボルネオのサバ州の州都コタキナバルに到着。そのままホテルで一泊。
9月1日(第二日目);早朝の便で、東部のラハダトゥー空港に移動。コタキナバル空港で朝焼けに浮かぶ標高4,095 mのキナバル山が綺麗でした。
地方空港への移動とあって、プロペラ機ですが、その待合所から外を見ると結構、鳥たちが現れ、シロガシラトビやカノコバト、モリツバメなど10種類ほど確認できました。もちろん、ガイドさんに全て教えてもらいましたが。飛行機は窓側だったので、景色がよく見え、キナバル山の雄姿を堪能しました。
ところが、ラハダトゥー空港が近づくにつれて、眼下に広がるのはパームヤシばかり、見渡す限りのヤシ畑に、ショックを受けました。ここまで、開発が進んでいるのかと愕然となりました。空港に到着して、タビンワイルドライフリゾート(タビンWLR)に移動ですが、ここでも市街地を抜けると見渡す限りのヤシ畑。しかも未舗装のガタガタ道、1時間半以上激しく揺られて、さすがに疲れました。ヤシ畑を抜けて、やっと原生林になって来ましたが、ヤシ畑に添うように進んで、やっとタビンWLRに到着。ここは自然保護区内に設置された宿泊施設で、周りはジャングル、施設内でも多くの鳥たちに出会うことができますが、ちょっとサルが多すぎかなと。
到着後随分と遅い朝食を摂って、現地ガイドさんの案内で周辺のトレイルを散策、ジャングルの中ですので、夏の山の中をイメージしていただけたらと思いますが、見にくいことこの上なし。やっとそれらしいのが撮れたのは腹打ちのムナフコウライウグイス(Dark-throated Oriole)でした。
宿に戻って、昼食を取って、午後4時まで自由時間。早速、近くを歩いてみましたが、凄まじい暑さと湿度で、日陰を選んで散策です。すると、黒い大きな鳥が上空に出現、木立の中に入ってゆっくり見れませんでしたが、ムジサイチョウ(Bushy-crested Hornbill)でした。それにしてもサイチョウの嘴のデカいこと。
さらに小鳥が木立の中をチョロチョロしています。す早いので、大変でしたが、全身緑色のミドリヒメコノハドリ(Green Iora)でした。
他にもチョロチョロ動く小鳥がいます。アカガオサイホウチョウ(Ashy Tailorbird)でした。写真は幼鳥のようで、成長♂はもっと顔が赤いのですが、残念ながらピンボケでした。この細い鋭いくちばしで、巣を裁縫するんでしょうね。
午後4時に保護区内のジャングルに車で移動して、探鳥です。施設専属のガイドさんの目は素晴らしく、鳥を見逃しません。走行中に素早く見つけて、車を止めてくれます。いたのはクビワヒロハシ(Black-and-yellow Broadbill)でした。ちょっと葉が邪魔でしたが、クリっとした目に幅広い嘴、ずんぐりしたその姿がたまりません。
オオコノハドリ(Greater Green Leafbird)も。コノハドリというだけあって、本当にミドリ色です。
上空には大きな猛禽。カザノワシ(Black Eagle)という真っ黒なワシでした。遠いですが、広げた羽がでかいです。
ジャングルの中ではそれらしい木が。
上空を大きな鳥が飛んできます。キタカササギサイチョウ(Oriental Pied Hornbill)です。以降、最も良く見かけたサイチョウですが、熱帯にきたな!と感じます。
近くの枝に止まってくれました。こちらは♀で、くちばし上の飾りが少し小さいです。
遠くの木に何か止まっていますが、何とハヤブサ!小さく丸っこいボルネオヒメハヤブサ(White-fronted Falconet)でボルネオの固有種だそうです。もう少し近くで見たかったです。
同じ木の下の方にキタカササギサイチョウの♂♀。♂の嘴の飾りは大きいですね。よくペアでいます。
少し開けたところにルリノドハチクイ(Blue-throated Bee-Eater)、ペアでフライキャッチしていました。
夕方には宿に戻って、夕食。午後8時からのナイトツアーに備えます。

次回はナイトツアーの様子をアップする予定です。ジャングルの中を車で進んでいきます。ご覧いただきありがとうございます。


ブッポウソウ イソヒヨドリ/岡山県

2023-09-14 | 中国地方
飛ぶブッポウソウ 2023年8月6日 岡山県高梁市

8月6日、町内のブッポウソウ巣箱にて;町内のブッポウソウ愛の素晴らしいMさんの影響で、近所のMさんもIさんに続いて巣箱を設置。場所替えなどで6月中旬の設置となりましたが、何とペアがやって来て営巣を始めました。通常の1ヶ月遅れとなりますが、8月6日のこの日3週齢のヒナ3羽に餌運び。
8月8日、今日もせっせと餌運び。
8月12日、ヒナが長い時間顔を出すようになり、親の餌運びも減って来ました。巣立ちは近い。
ヒナの正面顔、口を開けると可愛いです。
そして、8月16日無事巣立って行ったようです。ここ高梁市でもブッポウソウは順調に増えているせいか、住宅難になっているようで、適切な場所に巣箱を設置すると高頻度で営巣してくれますね。

8月26日早朝、県北のツツドリポイントの公園に出かけました。もうすっかり桜は毛虫に喰われて丸裸の木もあります。しかし、杜鵑類の姿は見えず、やっと1羽だけツツドリが出現しましたが、すぐに移動してしまい写真に収めることは出来ませんでした。その代わりにでしょうか、やたらとイソヒヨドリが目立ちます。若い♂のように見えます。
どうもツツドリのように毛虫を食しているようで、地面の毛虫を突いていました。本当に食べたのかどうか目撃できませんでしたが。
杜鵑類の胃の粘膜は毛虫の針毛が突き刺さってもペロリと剥がれるそうで、トゲの影響は無いそうですが、イソヒヨドリはどうなんでしょうね。

次回は初の海外鳥見遠征となるボルネオ島での成果を順次アップしていきたいと思います。ご覧いただき有難う御座います。

ヤマセミ 採餌その4/岡山県

2023-09-11 | 中国地方
ホバリングして獲物を狙うヤマセミ♀ 2023年4月20日 岡山県

4月20日ヤマセミ(続き、最終回);時刻は午後6時になりかなり暗くなって来ましたが、ISO感度をもっとあげなきゃと思った矢先、飛び出してホバリング。シャッタースピードが遅めで、多くはブレブレになりましたが、何枚かは、何とか見えるものに。これはこれで面白いかと😓。
そして見事キャッチ!またドンコ?の様に見えます。
食事後、例によって水浴びするのですが、こちらに向かって飛んで来る様に見えます。
急に方向を変えて枝に戻りますが、なかなか巧みな飛行術に見えます。
とこんな感じで、ヤマセミの狩りをたっぷり楽しませてもらいました。夕刻で光量が十分ではありませんでしたが。

次回は、子育てが他より1ヶ月遅いブッポウソウとイソヒヨドリをアップしたいと思います。ご覧いただき有難う御座います。

ブッポウソウ 雛への給餌編②/岡山県

2023-09-08 | 中国地方
顔を出したヒナに餌を運ブッポウソウ 2023年7月17日

7月17日町内の巣箱(続き);巣立ち近いヒナが顔をよく出します。まだまだ、餌を盛んに運びます。日が昇ってきて、影が出て、しかも暑くなって来たので、そろそろ限界。
飛び出しを動合成。
近くの電線に止まります。ここが丁度順光です。と言ってもやっぱり、飛んで羽の青色と白斑が見えるのがいいですね。
もう少し粘って撮影続行。この時は餌をあげないで、前を通過、そろそろ巣立ちを促しているのかな?
その様子を動合成。

7月22日市内の別の巣箱の様子を見ます。この巣箱の♂の親鳥は8年連続で来ている個体です。後2年来れば県内での新記録となり、楽しみです。
ヒナは顔を出す様になっているのですが、両親が揃うと中に引っ込んでしまいます。


さて、今年から天文少年だった頃に先祖返りして、天体写真を撮ることにしました。ポータブル赤道儀を導入して先ずは小手調べに自宅から夏の天の川を撮ってみました。流石に街灯もあり、お空が真っ暗というわけには行かないので、1分程度の露出に留めました。
これから少しづつ対象を拡げて行こうと思っていますが、空の条件の良い日が無く、思うように撮れていません😭。

次回は、ヤマセミ採餌シーンその4で最終回になります。ご覧いただき有難う御座います。

ヤマセミ 採餌その3/岡山県

2023-09-05 | 中国地方
見事に魚をキャッチして飛び出したヤマセミ♀ 2023年4月20日 岡山県

ヤマセミの採餌シーンその3;水面から出た瞬間はピンボケでしたが、やっとフォーカスを合わせてくれました。また、獲物はドンコ?でしょうか。
近くの石の上に移動してくれました。
尾鰭が丸く、茶色なので、やはりドンコでしょうね。
弱らせて自分で食べました。時期的に餌運びを期待したのですが、どうも、その様子は見えませんでした。
対岸の枝に移って‥‥
餌を食した後の恒例の水浴びをやはり行いました。
そして満腹したかと思いきや、再び餌取りを始めましたが、その様子はまたの機会に。

次回は、ヒナへの餌運びに奮闘するブッポウソウをアップしたいと思います。ご覧いただき有難う御座います。
(*ボルネオ島に遠征中です)

ヤイロチョウ/兵庫県 その2

2023-09-02 | 近畿地方
ミミズをくわえたヤイロチョウ 2023年7月24日 兵庫県

7月24日続き、餌場で数時間待っていましたが、姿を見せないので、そろそろ引き上げようかと思いましたが、違うポイントも覗いてみようと移動すると、大量のミミズをくわえた親鳥が遠くの枝に止まっているとのことで、探すと、いました。
巣の方に少し移動。このままヒナに餌を持って行くのかと思いきや、反対方向の我々のいる方に飛んできました。あれっ?
丁度スポットライトを浴びた様。
あれっ?と思っていると、何と目の前の枝に飛んで来ました。
さらに全身がよく見える枝に止まってくれました。
この後、頭上の高い枝に移動して見えにくくなったので、遠方であることだし、帰宅の途につきました。巣ではない方の大勢人のいる方に来るのは、警戒して様子を見に来たのかな?でも巣まで距離はかなりあり、影響がある様には思えないのですが。よくわからないヤイロチョウでした。

次回はヤマセミの3回目で、餌を捕まえた後のシーンをアップする予定です。ご覧いただき有難う御座います。
(*ボルネオ島に遠征中です)