ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

オオコノハズク/鳥取県 八東ふる里の森 その1

2023-06-28 | 中国地方
アカネズミ?を捕らえたオオコノハズク 2023年6月10日鳥取県八東ふる里の森

6月10日〜11日、長野県の鳥友がアカショウビンを見たいというので、八東ふる里の森に案内しました。残念ながら今季も園内で目撃されていますが、営巣する気配は今のところないようです。園内には鳴き声が3箇所から聞こえてくるので、近くにいるのでしょうが、10、11日とも姿を見る事は出来ませんでした。しかし、オオコノハズクが昨季と同じ巣箱で営巣しており、園の管理下に2日ほど前からライトアップされていました。前日は出ずっぱりだったとの事で期待は膨らみます。ところが、7時半から待っていると目の前を横切ったりするのですが、巣箱には近寄ってくれません。2時間以上経過してもさっぱりなせいか、20人ほどいたギャラリーは半減。そして10時を回った頃、やっと巣箱の少し奥に餌を捕まえた親がやって来ました。
WBを自然光オートにしていたせいかひどく茶色いので、人工光の設定に変更。やっぱりこの方が自然の色合いに近いかな。捕まえたのはアカネズミだと思いますが、ガとかに比べると大きい獲物ですね。
縦位置にして見ました。
しばらく様子を見ていたのですが、やっと巣箱の前の枝に移動。
口にくわえ直して、巣に運び込みました。
それからしばらくするとヒナが顔を出しました。もうかなり大きくなって、巣立ちが近そうですね。
やはり、夜の目が爛々としている方が生き生きしていいですね。この後、もう一度同じネズミを捕まえてやって来ましたが、それは次回に。

八東ふる里の森は改めてアップしますので、次回は5月10日〜15日の市内各所でのカケス、今季初撮りのブッポウソウ、キビタキ、ヒガラ幼鳥などをアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

ムギマキ オオルリ/岡山県

2023-06-25 | 中国地方
囀るムギマキ♂ 2023年5月1日 岡山県高梁市

5月1日近くのキャンプ場公園にて;よく撮れるキビタキに会いに行こうと何度もこの公園に出かけました。やはり何度も行くと思いがけないことがあるもので、オオルリを見た後、樹上から聞き慣れない囀りが聞こえて来て、えっ?聞いたことがないな〜何だろう?、ちょっとルリビタキに似ているので、まだ居残ったのが鳴いているのかなと一生懸命樹上を探しました。すると、やっと見つかって、あれっ?キビタキ?かと思うと短い眉斑が見えたので、ムギマキ!と分かりました。かなり高い所で葉も茂って来ており、おまけに良い天気で、撮影には苦労しました。
オオルリに出会った後‥‥
囀る先を探しますが、樹間を移動しながら囀るので、中々写せません。やっと撮れて、間違いなくムギマキ♂成鳥。
移動して少し見やすいところに。
モミジの青葉を背景に囀っています。
これが一番見易いところでした。なんとか枝被りにならず暫し囀ってくれました。
それにしても幸運な出会いです。秋の渡りでは出会えるポイントがありますが、春にはそのようなポイントは離島以外では聞いた事がありません。春の舳倉島で何羽か見ましたが、囀りは聞いた記憶がありません。キビタキに音質は似ていますが、ルリビタキの囀りに似たパターンを繰り返し、キビタキのようにいろいろな節回しを入れる事はありませんでした。初めての経験で驚きました。鳥友に連絡したのですが、午後にはもういなかったそうで、翌日にも姿は見えませんでした。

次回は6月10日の八東ふる里の森でのオオコノハズクをアップしたいと思います。ご覧いただき有り難うございます。

キビタキ コサメビタキ/岡山県

2023-06-22 | 中国地方
目の前に現れたキビタキ♂ 2023年4月29日 岡山県高梁市

4月29日前回と同じMFにて;キビタキにまた会おうとキャンプ場公園に出かけると渡来初期のお決まりの縄張り争いを繰り広げていました。こちらの事は気にかける事なく、突然目の前に現れました。その距離5,6mぐらいでしょうか、写真はノートリミングですので、今までで一番よく撮れたのではないかと思います。My Birthdayに最高のプレゼントでした。
流石に長くはいてくれませんでしたが、ありがたい事です。その後、ライバルを追っ掛けて行ってしまいましたが、縄張りとあって、戻ってきます。
ツツジの名所ですが、キリシマツツジが丁度満開。しかし、鳥はやってきません。
翌日も出掛けて、少し散策していると、桜の木に小さな小鳥がいます。コサメビタキでした。
どうやらこの近くの桜の木に営巣している様です。
5月1日、同じ場所に出かけてキビタキのお世話になります。ツツジの上には来てくれませんが、何とか花がらみになったのが、この一枚。バックに薄紫色が見えるでしょうか、唯一のツツジの花柄みです。
キビタキ♀もいましたが、なんか幼い感じで、昨年生まれの個体かもしれません。

この後、散策していると聴き慣れない囀りがするので、必死に探すと何と声の主はムギマキ♂!もちろん囀りは初めて聞きました。そこで次回は、春の渡りの思いがけない珍客をアップしたいと思います。ご覧いただきありがとうございます。

キビタキ/岡山県

2023-06-19 | 中国地方
枝先で囀るキビタキ♂ 2023年4月28日 岡山県高梁市

4月28日近くのキャンプ場公園にて;見島から帰った翌日は近くのMFに出かけました。ここはツツジの名所で、花がらみが撮れないかと。しかし、丈の低いツツジの上に乗ってくれる鳥は皆無。そんな中キビタキ♂が比較的見通しの良いところで囀っているのを見つけて、ここぞとばかり撮らせてもらいました。昨季はキビタキの写真が今ひとつでしたが、今シーズンは幸先よく撮らせてもらいました。
こんな目立つ枝先で囀る事もあるんですね。ありがたい個体です。
少し移動すると別の個体、これも綺麗な成鳥でした。こちらも見通しの良い樹間で囀ってくれてありがたい事です。
ここはツツジの名所で、花がらみが撮りたくなります。
最初の個体のいるとことに戻って来ると、枝被りにならない近くで囀っていました。
バックの抜けたところで‥‥
虫を捕まえて丸呑みでした。
この後、ここで、キビタキにすっかりお世話になりました。

次回は翌日から連日出掛けて撮らせてもらったキビタキ、コサメビタキをアップする予定です。ご覧いただきありがとうございます。

見島紀行 その3 シマアジ ノビタキ タカブシギ キビタキなど/山口県

2023-06-16 | 中国地方
小さな砂防ダムにひっそり居たシマアジ♂♀ 2023年4月26日 山口県萩市見島

4月26日午前、朝食後、見島ダムに寄りましたが、昨日賑やかだったクロツグミ達は皆無、どこからも声が聞こえないので、渡って行ったのかも知れません。大峠、宇津港を回って観音平に。ミサゴが2羽飛んでいます。
観音平の草原にノビタキ♀が居ましたが、1羽だけ見える所に出てくれました。
先端まで行くと遠くの崖上にミサゴが抱卵していました。ここなら地面でも外敵に襲われることはないでしょうね。
島の北端の北灯台まで足を伸ばしてみましたが、増えるのは歩数とホオジロばかりで、成果なし。カラスバトが飛び去るところが見えたぐらいでしょうか。戻って、ウシ牧場辺りで、キビタキに遭遇。やっと小型ヒタキ類が出てくれました。森での成果は乏しく、メジロに少し似ているかなと思われる囀りを耳にしましたが、姿を見つけられず行ってしまったのぐらいで、エゾムシクイかなと思われるムシクイ類を一度見たきりでした。そんな中この辺りには何羽ものキビタキ♂が出てくれましたが、普通のキビタキ。
灰色みがある若鳥もいました。

同じ渡り途中かアサギマダラも見かけました。
夕刻になって八町八反の田んぼ周りを巡りましたが、もうヒメコウテンシの姿は無く、カワセミ♀が水路で狩りの最中。小魚を上手に捕えていました。
ダイサギ(亜種チュウダイサギでしょう)とチュウサギが交差。顔の違いを比べてください。
新たにタカブシギが入っていました。
4羽ほど見えました。
何かわかりませんが、細身の魚を捕まえていました。
ダイサギの繁殖羽が綺麗です。

4月27日最終日、例によって5時に起き出し、八町八反の田んぼを捜索。飛んでいるウズラシギ です。
シマアジもまだいました。
新たにキンクロハジロが混じっていました。
聞こえて来る囀りはメジロばかり。
大峠から牧場の山道にはアカハラ、シロハラが道に出て採餌中、キビタキのいた辺りを捜索するとまだキビタキはいました。♀も見つけました。
お昼の便に乗り込むべく見島での鳥見は終了。航路ではオオミズナギドリがよく飛んでいました。私は見ませんでしたが、カツオドリやハシボソミズナギドリも飛んだそうです。
初めての見島でしたが、期待した程渡り鳥が溢れている訳ではありませんでした。時期的に適切だったかわかりませんが、森の小鳥類が今一つの印象でした。それでもライファーのヒメコウテンシとカラアカハラに出会え、ツバメチドリ、ツグミ類の混群を見えたりとまずまずの成果だったと言えるでしょうか。

【近況】地元の友人からホタルの撮りやすい場所を教えてもらいすぐ近所だったので、初めての写真撮影に挑戦して見ました。


次回は地元のMFで夏鳥のキビタキ♂ がしっかり撮れたので、アップしたいと思います。ご覧いただき有り難うございます。

見島紀行 その2 ヒメコウテンシ カラアカハラ♀ ウズラシギ ムネアカタヒバリなど/山口県

2023-06-13 | 中国地方
ヒメコウテンシ(嬉しいライファー) 2023年4月26日 山口県萩市見島

4月25日午後、島で唯一?の食堂?でお昼を頂き、雨の中を再び出動。山を越えて宇津港まで行きました。すると港内にカンムリカイツブリが1羽、すっかり夏羽でした。
運動施設や刈られた草むらがあるので、何かいないかと巡っていると小鳥が草むらから飛び出して来ました。見るとムネアカタヒバリで、胸が赤くなって来ています。雨が写り込んで、お天気状況がよく分かるかと。
再び草むらに戻って行きましたが、まだ何かいるので、何だろうとよく見てみるとずぶ濡れのヒバリでした。
雨はますます強くなって来るので、早めに切り上げてこの日は終了。

4月26日早朝、すっかり雨の上がったこの日も5時に起き出し、八町八反の田んぼ周りを探索。すると草丈が低い田んぼの中にシギらしきを発見。よく見ると2羽のウズラシギでした。待っていると田んぼの中程にゆっくりと出て来て全身がよく見える様になりました。
そこで写真を撮っていると、手前に小鳥が居ます。おやっ?と思って見ると見たこともないかわいい小鳥!ヒメコウテンシでした。嬉しい嬉しい見島で初めてのライファーでした。コヒバリか?とも思いましたが、図鑑で照合すると紛れもなくヒメコウテンシ!やっぱりテンション上がります😁 😀 😍 😍 
胸が見えるとヒメコウテンシの特徴の繋がっていない黒い帯がよく分かります。
ウズラシギのすぐ前で撮らせてくれました。
割と長い間居てくれたので、前後左右と色んな角度からじっくり撮らせて頂きました。ありがたいことです。ヒメコウテンシはどこかに飛んで行きましたが、ウズラシギは相変わらず2羽で採餌中。こちらもじっくり撮らせてもらいました。
伸びもして翼の裏側がしっかり見えました。
港近くのせいかトビがたくさん居ます。
ということで、朝食前の大成果で宿に戻っておいしく朝ごはんをいただきました。

他のバーダーさんにヒメコウテンシお教えしたのですが、我々しか会えなかった様で、羨ましがられました。次回は26日の朝食後と最終日の27日の様子をアップします。ご覧いただき有り難うございます。
【訂正】前回の見島その1でクロツグミ♀の脇の赤い個体としましたが、カラアカハラの♀ではないかと離島経験豊富な先輩から指摘があり、再度、真木さんの650図鑑やネット画像を検討したところ、カラアカハラ♀が最も適合すると判断し訂正します。ずぶ濡れなので、背中の色がくすんでいますが、青灰色で、確かにクロツグミ♀とは違います。ライファーに追加です。


見島紀行 その1 ツバメチドリ クロツグミ アマサギなど *カラアカハラ追加/山口県萩市

2023-06-10 | 中国地方
ツバメチドリ 2023年4月24日 山口県萩市見島

4月24日〜25日見島にて;久しぶりの遠征です。岡山に戻ったら行かねばと思っていた渡鳥の聖地、見島にやっと行くことができました。野鳥の会の鳥友KさんOさんと3名で萩港まで車で移動し、高速船で1時間ほどの船旅、日本海は大して海鳥出ないだろうと船内から眺めていると結構オオミズナギドリが飛んでいます。カンムリウミスズメらしきも目撃して見島の本村港に到着。宿に荷を下ろして早速近くの八町八反の田んぼ周りに出動。期待とは裏腹にあまり鳥影がないですが、先ずは普通のキセキレイ。

先着のバーダーさんにツバメチドリがいるよと教えていただき、行ってみると畑に夏羽のツバメチドリがたたずんでいました。やっと離島らしい鳥さんに会うことが出来ました。
木の茂みに出入りするツグミ大の鳥が飛び回っています。聴き慣れない地鳴きが聞こえてきますが、直ぐに茂みに入ってしまって、種が同定できないもどかしさ。茂みの前でじっくり待っていると出て来たのはただのツグミ、ツグミには悪いですが、ガッカリ。初日はこれにて宿に引き上げました。
翌日は1日雨の予報。渡りだと雨を挟んだ方が成果が出るのではと期待して就寝。翌日5時には起き出し、先ずは徒歩で、近くの田んぼに。雨はパラついてますが、何とかまだ凌げそう。途中、木の茂みの中で盛んにツグミ系の声がするので、待っていると見えたのは、アカハラにツグミ。10羽程度は居たでしょうか。朝食後、宿でお借りした車に乗り込み出発。森の鳥はどうかと大峠や宇津港周り、観音平などを回りましたが、サッパリ。田んぼで夏羽のアマサギが撮れたのがせいぜいでした。
雨はだんだん強くなって車から出るのが困難な状況になり、見島ダムまで戻って来ました。すると道路脇の法面に生えたキヅタ?の実にツグミ大の鳥が群れています。車中から見ているとツグミ系3種、クロツグミ、アカハラ、シロハラの混群でした。さすが、渡りの島だなと感心しながら表に出て来たクロツグミ♂‥‥
アカハラ♂に、
クロツグミ♀。
クロツグミ♂の全身が見えるとついついクロツグミ♂にカメラが向きます。
シロハラ、アカハラ、クロツグミ♀と3種が一度に見えるのは面白いなと収めます。
こちらはアカハラ♀。
このクロツグミ♀個体を見て、おやっ?脇が妙に赤い!ワキアカツグミではないかと期待しましたが、戻ってじっくり図鑑と照らし合わせてみるとどうも目の周りに黄色いリングが見えるし、顔つきがワキアカツグミと全然違うので、脇の赤みが強い個体のクロツグミ♀と結論づけました。残念ですが、ライファーとならずでした。
*【訂正】(6/11)詳しい方から指摘があり、カラアカハラの♀ではないかと教えていただき、よく見直してみると、カラアカハラ♀の様です。ここに訂正します。天気が悪く、ずぶ濡れで、青灰色がきれいに出ないですが、嬉しいライファーです。離島で何度かチャンスはあったのですが、タイミング悪く見逃してました。
普通クロツグミ♀の脇腹はこの個体の様に赤みは強くないんですけどね。
クロツグミ♂が2羽同時に写るのも珍しいかなと。
アカハラの♀かな?喉の斑点が気になりますが。
クロツグミ♂が地面に降りてくれました。背中の雨粒がよく見えるかと思います。
キヅタの実を頬張っているクロツグミ♂をついつい撮ってしまいます。
珍鳥にはなかなか出会えませんが、ツグミ系の3種が混群になって、渡りの島だなと感心。

次回は25日午後と4月26日の様子をアップする予定です。ライファーのヒメコウテンシに出会えてハッピーでした。ご覧いただき有り難うございます。


ヤマセミ その2 ミサゴ コゲラ カワラヒワ/岡山県

2023-06-07 | 中国地方
ヤマセミの水浴び(続き) 2023年3月15日 岡山県
食事の後、何度か水浴びする様で、2回目の水浴びへの飛び込みです。
シャッタースピードをもう少しあげればよかったのですが、それでも多少のブレで収まりました。水浴び後は羽繕いをして、飛んで行きました。
この後、家族の服喪、手続きなどで1ヶ月ほどほとんど鳥見に行けなくなりました。

3月31日近くのMFで、満開の桜をバックにコゲラ。
4月15日近くのMFの山間の小さなダム湖にミサゴ。
桜がらみで被写体になってくれたのは、カワラヒワ。
桜がらみはなかなか難しいですね。

次回はやっと動ける様になった勢いで、岡山にUターンして距離的に近くなった見島に、4月24日〜27日、鳥友2人と3人で遠征して来ました。初訪問です。3回にわたってアップしたいと思います。ご覧いただき有り難うございます。

ヤマセミ その1/岡山県

2023-06-04 | 中国地方
水浴びを終えて戻ってきたヤマセミ♂ 2023年3月15日 岡山県

3月15日、ブラインド中で夕刻まで待ってもさっぱり現れてくれないので、諦めて帰宅していると何とちょっと上流の川の石の上にヤマセミ♂がいるではありませんか。車でそっと近づくと何とか逃げないで水面を狙っています。
そして水面目掛けて飛び込み!しかし、止めた車の位置から水面は見えませんでした。
少し離れた岩の上に戻ってきたヤマセミを見ると、見事魚をくわえています。茶色っぽいので、ドンコか何かでしょう。
くわえ直して丸呑み。
魚をゲットして食事した後には水浴びをすることが多いので、今回もかと少し車をそっと移動して水面が見える所に行きました。すると‥‥
予想通り飛び込んで水浴び。シャッタースピードを上げるのを忘れていましたが、まだ明るかったので、少しのブレで間に合いました。
水浴びは一回だけではないと思って見ていると‥‥(続く)

次回は続いてのヤマセミの水浴びシーンと自宅近くのMFでのミサゴ、花がらみのコゲラ、カワラヒワをアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。

ヤマセミ ノドアカツグミ/岡山県

2023-06-01 | 中国地方
ヤマセミ♂ 2023年3月10日 岡山県

3月10日久しぶりにヤマセミをブラインドで待っていると設置場所から少し遠くに出現。距離はあるものの少ないチャンスを逃すわけには行かず、撮らせてもらいました。先ず現れたのは♀でしたが、枝ゴチャゴチャの中で、翼下面の茶色が見えます。
枝被りにならない所に移動してくれました。
♂もいつの間にか現れて獲物を狙っています。
目線の先には‥‥
♀がいます。この距離感ですので、一緒に写すと小さいです。せっかく2羽揃ったので、色々期待しましたが、何も無く遠くに移動してしまいました。季節的には繁殖シーズンだと思うのですが。
残念ながら繁殖と思しき雰囲気は感じられませんでした。

3月11日総社市の公園にて;天気の良い早朝という条件でノドアカツグミ♀を撮らせてもらいました。行くといつもと同じ場所で同じ様に地面で採餌中。
松の枝に少し止まります。朝日の赤みが少しついています。
休憩ではなかった様で、直ぐに地面に降りて採餌。
休憩は、常緑広葉樹の中でする様で、やはり同じ場所。
ということで、冬中、ほぼ同じ場所で同じ行動を取ってくれるありがたいノドアカツグミでした。

次回はヤマセミですが、今回のポイントで出てくれなかったので、諦めて帰っていると何と上流にいました。車中から何とか狩りの様子や飛び込みが撮れたので、2回に分けてアップしたいと思います。ご覧いただき有り難うございます。