ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

メジロガモ 新横浜公園/ルリビタキ ノビタキ 

2017-10-14 | 関東地方

情報をいただいてから、やきもきしながら1週間、やっと新横浜公園にライファーのメジロガモを求めて、アメニモマケズ、駆けつけることが出来ました。9時頃到着すると、すでに雨の中、十数人がシャッターを切っています。池の水面に嘴を入れて採餌中のメジロガモ♂が目に飛び込んできました。お尻が白いので、すぐにわかります。しばらく水面で採餌したのち、泳いで東の方に移動、葦の根元に上陸してくつろいでしまいました。1時間ほど待ちましたが、動き出す気配もないので、退散。しかし、羽ばたきもしてくれ、たっぷり楽しませてくれました(10月14日)。




週末バーダー泣かせの雨が3週連続になりそうな気配です。自宅待機が多いので、積み残した写真を載せることにします。蓼科の白駒池で見かけたルリビタキ幼鳥♂です。頭部や背中に幼羽が残っていますが、尾が青く、風切羽に少し青みが出ています(9月22日)。

蓼科の八島湿原で秋の雰囲気をバックに冬羽のノビタキです(9月25日)。



我がフィールドの狭山湖で、シモツケの花をバックに写ってくれたノビタキです(9月30日)。


ホシムクドリ ムギマキ コホオアカ サメビタキ オオルリ 新潟県粟島その2

2017-10-09 | 中部地方

(粟島編続き)今回粟島で、サービスしてくれた渡りの珍鳥はホシムクドリでした。欧州では、数が増えて日本のムクドリのように都市部では厄介者扱いされ、米国には移入されたものが増えすぎて、当初は、欧州からの移住者に故郷を懐かしめるということで、歓迎されたようです。が、今では、欧州同様厄介者のようです。まだ、日本では珍種です。ただ、故郷の岡山のある場所には冬鳥として渡来しており、見栄えは綺麗な鳥ですが、近い将来、同じことにならないとは言えません。
粟島では、珍種として楽しませてくれました。学校のグラウンドに2羽で降り立ち、虫などを採餌しながら、タンポポの綿毛と写ってくれました。




最終日にも島の北側のヒタキのポイントでヒタキ三兄弟に加えてムギマキ、オオルリ♂若、コホオアカが楽しませてくれました。
ヒタキ三兄弟では、一番よく見かけたサメビタキ。

同じようにフライキャッチするのですが、すぐに木陰に隠れてしまう。ムギマキ♀。


オオルリは、なぜか、見かけたのは♂の若鳥だけでした。

渡りのホオジロ類珍鳥であるコホオアカが、枝先に止まっていました。

今回の粟島行きは、天気に恵まれ、海も凪で、残念ながら、足止めを食うこともなく、すんなり島を後にすることができました。

サメビタキ コサメビタキ エゾビタキ ノビタキ ノジコ ツツドリ マガン 新潟県粟島その1

2017-10-08 | 中部地方

10月7~9日にYBツアーで初めて粟島に、秋の渡りの珍鳥を求めて、鳥友HMさんと行ってきました。新潟県村上市の沖に浮かぶ粟島は飛島より面積は広いうえ、森が多く、鳥見のポイントは少なく、それぞれ離れています。初日は、パッとせず、一日の終わりに写真判定に持ち込まれたシラガホオジロらしき(ライファーですが、今回リスト追加は見送り)が上空を飛んだのと、ツツドリとノビタキぐらいでした。2日目は早朝からコホオアカ、ノジコが出て、やっと離島の鳥見らしくなってきました。午後にはサメビタキ、コサメビタキ、エゾビタキのヒタキ三兄弟がそろい踏みしてくれ、特にサメビタキがたっぷり楽しませてくれました。そして、最終日には、最も盛り上がり、早朝からホシムクドリ、ムギマキと続き、一瞬で写真は撮れませんでしたが、鮮やかな黄色のコウライウグイスが姿を見せてくれ、リストに追加しました。続いて、ヒタキのポイントでは、三兄弟とオオルリ若、ムギマキ、コホオアカ、ノジコと出てくれました。島の上空を小鳥たちの小群が南に向かって、ひっきりなしに飛んでいきますが、アトリ以外は種類がわかりません。渡り鳥は多いようですが、なかなか姿を拝むのは難しかったですが、49種類を記録して秋の離島の鳥見を堪能しました。
ヒタキ三兄弟では、やはり、お目々がくりっとして、一番可愛いコサメビタキ。


他の2つに比べて中々平地では姿を見れないサメビタキ。


渡りの時には、平地でよく見るエゾビタキ。頭部から背中に白い斑点が見え、今年生まれの若鳥のようです。

1羽だけ、電線にしばらく止まっていたツツドリ。

秋らしくオギの穂に止まってくれたノビタキの♂。

中々順光の位置で撮らせてくれないノジコ。

朝、上空を南に向かって飛んでいくマガン、V字編隊を組んでいました。