北海道遠征最後のポイント大雪山旭岳の山麓、旭岳温泉には前日に入り、6時始発のロープウェイに乗り込みました。残雪を踏みしめてポイントに向かいます。姿見平の展望台には、我々を含めてギンザンマシコ狙いの6人のカメラマンが陣取りました。時折雨がパラついたり、霧に覆われたりしましたが、耐えられる程度の寒さの中、5時間粘りました。ギンザンマシコは早々に♀が遠くに出現。おっ、ちゃんと出てくれるなと思っているうちに、ガイドのIさん率いるAツアーの一行20人余りも到着。展望台は賑やかになりました。チョット窮屈になったものの、ガイドのIさんがギンザンマシコを次々に見つけてくださいます。出現頻度も多く、カヤクグリ、ノゴマも出現。遠くからは、ルリビタキの囀りも聞こえます。後方には、シマリス、ウサギ、キタキツネが出現したりと旭岳を堪能できました。
ギンザンマシコは頻繁に出てくれますが、嬉しいことにもっぱら♂。ハイマツの中にいたのか、何時もいきなり姿を現します。遠くの稜線に出たり、すぐ近くに現れたりと、神出鬼没です。
そろそろ♀も出てくれないかと思っていると、霧の中に出現。
その後もやっぱり♂が良く出ます。
♀も撮れたし、できればツーショットが欲しいなーと、段々贅沢になってきます。が、運のいいことにペアで出現。縦に並んだので、両方にピントは合いませんでしたが。
♂がいなくなって、♀だけに。
Aツアーの皆さんが帰った後でも、自分でちゃんと見つけられましたので、念のため。
雪渓をバックに。
カヤクグリも近くに出現。囀りも聞かせてくれました。
11時頃、本格的に雨が降り出したので、鳥見は終了。翌25日は帰りの便の時間まで終日雨でした。
本編が最終編になります。以上10編で、道北紀行は終了です。