ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

オオカラモズ ヒレンジャク /埼玉県

2020-02-29 | 関東地方
オオカラモズ 埼玉県さいたま市見沼

2月29日埼玉県坂戸市浅羽ビオトープ: 今季はレンジャクの当たり年であちこち出てますが、この日は坂戸市の浅羽ビオトープに行って来ました。ところが、ビオトープの駐車場は空いているし、CMは少ない!案の定居なくなったよう。諦めきれず、少し離れた上流の方に行ってみると、何人かのCMさんがいらして、何とビオトープから少し上流の林に居ました!ヒレンジャク のみ10羽ほどで、林床のヤブランの実を食べていました。
食べると枝に上がって来て暫く止まっています。この子は、♀成鳥かな。
こちらは、♂若鳥かな。
ヤブランの実をくわえて枝に上がります。
こちらは遠いですが、♂成鳥のようです。
尾羽の赤が広いし、喉の黒色の境界がはっきりしているので、♂若鳥でしょう。
レンジャクは大量飲酒じゃない、大水呑みのようで、川に水飲みに降りて行きました。
そして直ぐに戻って来ます。やっぱり開けた所にはあまり長居したくないでしょうね。

3月7日埼玉県さいたま市見沼区: えっ!まさかと一瞬思いましたが、見沼にオオカラモズ が出ているという情報をいただき、なにはさておき、こんな珍鳥を逃す訳にはいかないと駆けつけました。明るくなった6時半ごろ着きましたが、既に数十人のCMさん達。でも、手持ち無沙汰な様子。ウロウロ探していた所、7時頃、田んぼにカメラを向けている数人の方がいらっしゃいます。双眼鏡で見ると白い点が見えます。いたいた!と近付くと遠かったですが、餌取りに夢中の様子。田んぼを移動しながら、くいの上や灌木に止まって、餌取り、飛翔など、たっぷり遊んでくれました。嬉しい嬉しいライファーです。
餌を見つけると田んぼや畔に降り立ちます。
はっきり分りませんが、蛾か何かを捕まえたようです。
灌木にも止まります。
移動時の飛翔シーンですが、たまたまバックに紫の花の野草(ホトケノザのようです。コメントありがとうございます)が写りました。羽の白斑が大きく目立ちますね。
何をくわえているんでしょうね。
低空をよく飛びます。追うのは大変です。

次回は、オオカラモズの続きと、雪の日のオオマシコ 、ヤマガラをアップする予定です。


オオマシコ ゴジュウカラ 埼玉県/ズグロカモメ ビロードキンクロ ダイシャクシギ ミヤコドリ ハマシギ ミユビシギ スズガモ 千葉県

2020-02-23 | 関東地方
オオマシコ ♂若鳥 埼玉県

2月23日埼玉県民の森: 今季5度目の県民の森ですが、流石にギャラリーは少なくなっていて、8時ごろ到着した時には、先客はわずかに3名でした。そのせいかどうか中々主役のオオマシコ は登場しません。カラ類などがやっと登場してくる中、今季は、ゴジュウカラ がよく出てくれます。
この日は、10時半近くになってやっと主役が登場です。群れが別れたのかどうか分りませんが、5、6羽しかいません。しかも♂成鳥は1羽だけ、少し寂しくなっているようです。オオマシコ は性と年齢で羽色がずいぶん違うので、それを推測しながら遊んでもらいました。
さて、この子は額に銀色が見えるのですが、赤みがそれ程でもないので、♂第1回冬羽(♂若1)でしょうか。
この色になるのは、3年目からだそうです。
右側は♂若1でしょうかね。
こちらは、♀成鳥か2年目若でしょうか。
この子は、全身赤みが強く、額に銀色があるので、第2回冬羽(♂若2)ではないかと推測します。
こちらは、♂若1かな?
♂若1か2のどちらでしょうね。
この子は、全然赤みがないので、♀若1でしょうか。
オオマシコ はまだまだ楽しませてくれます。今季はポイント以外で見つからないので、もう1回ぐらいお邪魔してポイント以外も探してみようかと思っています。

2月24日千葉県船橋市三番瀬: 連休最後は、冬の干潟を楽しんでみました。考えてみると春か秋の渡りシーズンしか来た事がなかったです。シギチの種類数は少ないですが、思ったより結構な数います。それに今季は、ズグロカモメやビロードキンクロ がいるというので、いそいそと出掛けました。
到着時にはまだ潮が引きはじめの頃だったので、まず東の突堤内を覗いてみました。オオバン、オナガガモ、ウミアイサ、スズガモ等の中にお目当てのビロードキンクロ がちゃんといました。でもお休み中でした。一通り見た後、潮も引いて来たので、干潟に行くとユリカモメがたくさんいますが、ズグロカモメは見つかりません。まずは、シロチドリ。
ハマシギ 、ミヤコドリ 、ミユビシギ、カモメなどを見ながら西に進むと西の突堤近くにミヤコドリ やユリカモメの群れが溜まっています。何人かのCMさんがカメラを向けている先をスコープで見ると、いましたいました。ライファーのズグロカモメです。ユリカモメに比べて、嘴が太短く黒いので、すぐ分ります。でも、近づく間も無く飛び立ってしまったので、収められたのは、飛翔シーンのみでした。
人が増えて来たせいか、西の端に溜まっていたミヤコドリ とユリカモメです。
ミヤコドリは、さらに潮が引くと沖に出てくる岩場に移動して休んでしまいます。
水際にハマシギの数百羽?ぐらいの群れがいます。中にミユビシギの一群を見つけました。
何かの拍子に一部のハマシギが飛び立ち、こちらに向かって飛んで来ます。慌ててカメラを向けますが、ピントが合うのはちょっとだけです。あっという間に通過しますが、次々に飛び立ちます。
一斉に飛び立ち、舞う姿は壮観です。
ひとしきり楽しんだ後、そろそろビロキンもお目覚めではないかと行ってみると、遠かったですが、頻りに潜水を繰り返して活動していました。羽繕いもしていたので、羽ばたきシーンも。スコープでじっくり観察しましたが、やっぱりユニークな顔立ちですね。
ふと沖の方を見るとミヤコドリと一緒にダイシャクシギがいました。近くで見るのは久しぶりです。逆光で写真はイマイチですが‥‥
すぐそばにスズガモ♂がいました。順光でもあり金属光沢もなんとか写りました。
冬の干潟も結構楽しい事を改めて認識した三番瀬でした。

次回は、3月7日に無事会う事ができたライファーである珍しいお客様のオオカラモズと坂戸市のヒレンジャク をアップする予定です。新型コロナウイルスが猛威を奮っていますが、そもそも鳥見は、なるべく人のいない所に出かけ、おまけに野外なので、自粛の必要がないのが救いです。


ヒレンジャク エナガ 埼玉県/コミミズク 東京都

2020-02-15 | 関東地方
ヒレンジャク 埼玉県熊谷市大麻生野鳥の森にて

2月15日東京都瑞穂町: 前回アップのクマタカのポイントを後にして、米軍横田基地に到着、14時半前でしたが、今回も昼間っから飛んでいます。遠くを飛んでいるのは諦めて、近くに来るのを待ちますが、そんなに都合よく来てくれるわけはないので、遠くてもつい撮ってしまいます。この日は曇りで、今まで逆光下で撮っていたのと条件が違い、影ができないので、写しやすいです。14時40分ごろ。
比較的近くに止まってくれ、しきりにキョロキョロしながら獲物を探しています。
15時半ごろ西の方からチョウゲンボウが飛んできて、近くの木に止まりました。バトルはなかったです。
15時45分ごろ。相変わらず、よく飛び交ってくれます。
獲物を見つけたのかも。
失敗のようです。
奥多摩の山(方角的には三頭山でしょうか?)をバックに。
午後4時過ぎ、降り立ち、暫くじっとしていました。もちろん辺りを見廻していますが。
午後4時半過ぎ、少し暗くなって来ました。バックの木立も暗くなります。
車のライトや信号が写るようになって来ました。
真っ暗になる前に早めに引き揚げです。

2月22日埼玉県熊谷市大麻生野鳥の森: 今シーズンはレンジャクの当たり年で、あちらこちらで出現しているようですが、その中の一つ大麻生に行ってみました。CMさんはそんなに多くなく、ミヤマホオジロ狙いの方が多い位でした。そのせいかどこにいたという情報はなく、森の中をウロウロしていました。池に水飲みには来ないようで、荒川まで行っているようです。ウロウロしている時、エナガが目の前に。
ウロウロしていて、ふと見ると木の上に10羽ほどの鳥影があり、すぐにレンジャクと分りました。公園に到着して1時間ほどでやっと遭遇です。20羽近くいました。時刻は9時半ごろ。
時々、何羽か降り立ち林床のヤブランの実を食べているようでした。実はあまり多くはないように見えるんですが、結構あるのかもしれません。林床に降りると全く姿は見えず、低い所に止まってくれるのを待ちましたが、そううまくはゆかず、やっぱり空抜けばっかり。
割と低い所に止まってくれたこの子は、尾羽の先の赤色が狭く、雨覆に赤みがないので、♀の若鳥でしょうか。
こちらは幅広いので、♂の若かな?
こちらは、尾羽先の赤色が幅広く、雨覆に赤みがあるので、♂若でしょう。
そのうちどこかに飛んでいってしまいました。別の場所で、待っていると、いつの間にか木の上にいて、やっぱり林床に降り立ちますが、降りるとさっぱり見つかりません。
ということで、大麻生では、枝止まりのシーンしか撮れませんでしたが、ヒレンジャクは今季初でした。キレンジャクはいませんでした。ミヤマホオジロも2回ほどポイントに出て来たそうですが、あまり執着はなかったので、見ないで引き揚げました。他には、池に水浴びにカラ類、シメ、カシラダカ、アオジ、シロハラなどがやって来て、結構楽しめます。

次回は、翌日の23日に登った県民の森のオオマシコ と24日に出掛けた千葉県三番瀬の鳥達をアップする予定です。

キクイタダキ イカル コイカル クマタカ 埼玉県

2020-02-11 | 関東地方
キクイタダキ 埼玉県秋ヶ瀬公園

2月9日埼玉県狭山市奥富: 航空公園でニシオジロビタキ をゲットした後、狭山市奥富の河川敷公園に移動。ここは、例年イカルの群れがやって来て、コイカルがよく混じっています。ちょっと時期的には遅かったですが、まだイカルは少数の群れでいました。行った時間が遅かったせいか木立の中で休んでいるようでした。何処かから飛んできたイカルが枯れ枝に止まってくれました。
どうも群れはキヅタの中に隠れているようで、何羽か見えます。その中に、あれっ!違うのがいるとよく見るとコイカルの♀でした。見にくいですが、なんとか写真に収まってくれました。
さらに坂戸市に移動して、浅羽ビオトープに。残念ながらレンジャクは見つかりませんでしたが、久々にカワセミを写真に収めます。嘴の下側が赤いので♀のようです。

2月11日埼玉県秋ヶ瀬公園: 前回の訪問は、午前中の短い時間だけだったので、この日はほぼ一日キクイタダキを追っかける事に。到着後1時間ほど森をウロウロした午前10時ごろやっと常緑樹にいるのに遭遇。3羽くらいいるようでしたが、ほぼ目線の低い、開けた所にも出てくれました。しかし、何せ、すばしっこい!ひたすら連写ですが、消去の山。なんとか頭上の菊が写ったものを載せます。正面からはなんか滑稽な顔ですね。
飛び回るので、連写していると羽を拡げたショットが幾つかあります。
移動するのかと思いきや、最初に見つけた常緑樹に戻って来ました。
暫くするとどんどん移動して見失いましたが、40分後に少し離れた常緑樹にいるのを発見。
よく見ると足が結構大きく長いですね。
いつの間にか移動して姿が見えなくなります。少し場所を変えて、お昼にした後の午後1時ごろCMさんがカメラを向けているので、見ると3羽以上のキクイタダキ 。最初高い所にいましたが、どんどん移動しながら低い所に出てくれ、時に目の前に現れますが、近すぎて写せません。適度の距離がある方が、カメラに収めやすいですね。
よくホバリングしていくれるのですが、まともにフォーカスが合うことは稀です。なんとか、羽が全部開いたシーンが撮れました。
こちらはホバリングしている所になんとかフォーカスが合いました。ちょっとブレてますけど‥‥
こちらは、嘴を開けたところが写ってました。ピンセットのように細いですね。
こちらのホバリングは背中側からなんとか撮れました。
地面のすぐ上に出てくれることもあります。
幹に張り付いた時が撮りやすいです。やっぱり。
腕が追いつかないので、とにかく連写するしかないと枚数を重ねましたが、削除の山でした。でも、お陰様で、たっぷり楽しませてもらいました。

2月15日埼玉県山間部: 翌週は久しぶりにクマタカのポイントを覗いてみました。運が良ければ、若鳥が低い、近い所に止まっているかもしれないと‥‥  残念ながら今回も山頂付近。やっぱり遠いです。暫く止まっていましたが、鳴声が聞こえたかと思うと飛び出してくれました。
暫く上空を帆翔してくれました。やっぱり遠い!
帆翔しているとお決まりのようにハシブトガラスがモビングして来ます。そして、木立の中に消えてしまいました。

次回は、クマタカの後に移動して収めたコミミズク(しつこいですが)と今期当たり年のヒレンジャクをアップする予定です。

ニシオジロビタキ オオマシコ キクイタダキ ゴジュウカラ ヤマガラ コガラ等 埼玉県/コミミズク ルリビタキ 東京都

2020-02-09 | 関東地方

ニシオジロビタキ  2月9日埼玉県所沢市にて

1月25日埼玉県民の森(続き): 先週号の続きですが、今日のお山はお天気も良く、暖冬のため、そんなに寒くありません。この冬、オオマシコ はまあまあの飛来数ですが、ウソ、マヒワは少なく、アトリはほとんど見ません。東屋の周りをウロウロ歩き回ってもカラ類とカシラダカ等に会うぐらいで、ちょっと寂しいです。でも、オオマシコ の数が多いのが嬉しいですね。
9時25分頃のオオマシコ ♂若です。額の銀色がはっきり見えています。
今季4回目の訪問で、オオマシコ がよく出てくれるせいか、地面に降りたのは、雪の上以外はシャッターを押すのをやめました。時刻は、午後1時45分ごろのオオマシコ ♂成鳥
ヤマガラがよく来てくれるので、時々は、シャッター押してあげましょう。やっぱり可愛いです。
ざらめの雪ですが、枝にあるとなんか冬っぽい感じが出ます。
コガラと並んで。
オオマシコ とヤマガラのツーショット
この冬はゴジュウカラがよく来てくれます。如何にもなポーズ。
ポイントは日も陰った14時20分頃で、なんか落ち着いた様子です。
こちらは♀成鳥でしょうか。
そろそろねぐらに帰ろうかなとでも考えているような様子です。
こちらは♀の若鳥でしょうか。赤みがほとんど無いです。
ヤマガラのちょっと頭を傾げる仕草はなんか可愛いです。
オオマシコ ♀もなんとか雪枝に。
午後3時近くなってそろそろ店仕舞いです。

1月26日狭山丘陵東京都側にて: 県民の森の翌日は雨。止んでから狭山丘陵に出かけました。行く先は、ついついルリビタキ♂の出てくれる谷戸です。12時半ごろちゃんと出てくれました。
その後15時半ごろ、近くの米軍基地に移動。コミミズク は、もうすでに飛び回っています。もっと早い時間から来た方がいいですね。今日は、BWだけでなく別の種族も来ているようで、難解な言語で会話しています。お互い様ですが‥‥
黒い板(何なんでしょう、何かの表示板の裏側ですかね)の前を飛んでくれると引き立ちます。
着陸寸前。
今日は雨上がりの曇りで、逆光にならないです。このポイントは比較的近いし、複数羽よく出てくれるので、ハズレがないです。

2月2日埼玉県秋ヶ瀬公園: 昨年の台風19号で水没した秋ヶ瀬公園。まだいつもの入り口からは車で入れませんが、テニス場が一部オープンしていて、そこに車は止められます。道はまだ泥で覆われていますが、乾いていて普通に歩く事ができます。今季初訪問ですが、キクイタダキがたくさん入っているというので、午前中の短い時間だけ行って来ました。ヒレンジャクは、時々現れるようですが、森のリュウノヒゲに実はあまり付いている様子はないので、今季はヤドリギの木に飛来のみかな? さて森の中ですが、オナガが採餌していました。少しは実があるのかな?
今季も同じポイントにルリビタキ♂が来ていました。もう3年目ぐらいでしょうか。とすると5、6歳ぐらいの可能性あります。以前、歳を取った個体で、白眉が立派で後頭部まであったので、歳を取ってくると眉の白さが増してくるものと信じていたのですが、この子を見るとそうでもないですね。単なる個体差?
さて、肝心のキクイタダキですが、中々巡り会えなかったですが、帰る間際にやっと登場。3羽以上は居たかもしれません。でも、手強い!まともに撮らせてくれません。ひたすら連写してもハズレの山でした。頭上の菊が写ったのはわずか‥‥ 次回、再挑戦です。

2月9日埼玉県所沢市航空公園: 最早珍鳥とは言えない、少ない冬鳥ぐらいのニシオジロビタキが来ているというので、行ってみました。すぐいるよとの事でしたが、中々出てくれません。来られていた詳しい方が「出たよ」と教えてくださり、見ると、いましたいました。昨年、狭山に現れた子と同様に幼鳥のニシオジロビタキでした。
この写真だと喉から胸のあたりが薄っすらとオレンジ色が付いているようにも見えますので、♂の若かもしれませんね。あくまで、かもしれないですが‥‥

次回は、再挑戦のキクイタダキとイカル、コイカルなどをアップする予定です。

ベニヒワ ジョウビタキ 東京都/オオハシシギ オオマシコ 等 埼玉県/チュウヒ 栃木県

2020-02-08 | 関東地方

ベニヒワ♀  東京都立川市にて

2月8日東京都立川市S公園: 東京の都市公園にベニヒワがいる!との情報をいただき、ウソでしょ!と思いましたが、確かに画像はベニヒワ。ソワソワしながら土曜日を待ち、いそいそと出掛けて来ました。よく出るというサワラの木やハンノキの前に数十人のCMが陣取っていますが、気配なし。しょうがないので、トンボの池の木道や周りをウロウロ。すると木道すぐそばにジョウビタキの♂、ほんの数mです。主人公が出ると誰も見向きもしませんが‥‥
他には、亜種アカウソ、亜種リュウキュウサンショウクイ、キクイタダキなど結構色々います。主人公が、なかなかお出ましにならないので、抜けたのかな?と疑念がよぎる午前11時半頃、運よく木道にいたところ、比較的背丈の低いハンノキに突然現れました。間違いなくベニヒワ♀ ですが、5年ぶりの出会いでした。単独行動で、しばらくの間、夢中でハンノキの実を食していました。100人以上は居そうなギャラリーはほとんど気にならない様子でした。
そのうちどこかに飛んでいってしまいましたが、12時半頃別のハンノキに出たそうです。あちこちウロウロしながら木道で待っていると、やっぱりハンノキに登場、逆光で高かったので写真はパス。順光側に回ろうにも、身動きできない状況でした。少し空いて来た14時半頃またまたハンノキに登場。少し高い木で遠かったですが、順光でしたので、撮らせてもらいました。
続いて、最初に現れた低いハンノキに移動してくれました。枝被りが多く、苦労します。
1箇所にかなり長い時間いる時もありますが、頻繁に移動します。なので、たまに羽を広げたところを収める事も出来ました。
それにしても、仕草は可愛いのに、なんか目つき悪いなあ〜、と思うんですが、日差しが強すぎて仕方ないのかもしれません。ヒタキ類に比べると目がずいぶん小さいですね。かなり北で繁殖しているので、夏は日の当たる時間は長いし、冬は、雪の反射で眩しいやらで、目を小さくして紫外線を避けているんでしょうかね。
さて、ベニヒワは、やっぱり雪が似合うなという事で、5年前の2015年3月7〜9日に出かけた野辺山高原のベニヒワの写真を掘り出してみました。まだ機材の関係で、画質は今ひとつですが、胸の赤い♂などが写っていますので、ご覧ください。この年はベニヒワの当たり年で、近年一番の出現数ではなかったかと思います。まずは、ケヤマハンノキの実を食すベニヒワの群れです。右の2羽は♂のようです。
地面の雪がレフ板になって、お腹が白く、曇っている方が額の赤が映えます。
♂成鳥はやっぱり格別です。胸の赤が鮮やかで、鮮紅色とでもいうんでしょうか。
この時の野辺山高原は、当時のねむの木ペンションのご主人にガイドいただき、運よくオオモズにも会え、嬉しい限りの鳥見でした。以後オオモズには再会出来ていません。

1月19日埼玉県川越市伊佐沼: 日付は古くなりますが、珍しくオオハシシギが来ている伊佐沼に出かけて来ました。3回目でやっと会うことができました。まずは、セイタカシギです。
振られっぱなしだったのは、出かけた時間が朝の8時ごろで、ちょうど朝の食事が終わって、おやすみタイムだったのかもしれません。3回目の挑戦でいるのはいましたが、ご覧の通り、おやすみ中で、時折顔を上げたところをなんとか収める事ができました。
その後、渡良瀬に移動。チュウヒのねぐら入りを狙いましたが、ハイチュウ♂♀が帰って来たのは、暗くなってからで、初回ほどの写真は撮れませんでした。チュウヒは、風がないせいか、あまり飛んでくれませんでした。いつの間にか戻って来ていたのか、5羽ほど、松の木に止まっていました。

前回の予告通りに、1月25日のオオマシコ を何枚か載せます。ポイントに着いた直後の8時40分頃、若い♀が登場です。赤みのない渋い色合いです。
程なく、♂成鳥も登場、朝日を浴びてマゼンタが映えて、綺麗ですね、やっぱり。
こちらは、♀成鳥でしょうか、額に少し銀色が見えるのですが、若い♂ほどではないので‥‥
雪が残っていて、なかなか良いですね。
カラ類もよく来てくれます。コガラとヤマガラが鉢合わせ。

次回も、日付を跨いで、埼玉県のあちこちのニシオジロビタキ、キクイタダキ、今回のオオマシコ やカラ類等の残りをアップする予定です。

コミミズク チョウゲンボウ 東京都

2020-01-13 | 関東地方
コミミズク 東京都瑞穂町にて

1月13日東京都瑞穂町: 今シーズンは、冬鳥の当たり年かと思いましたが、どうも全体的に良いわけではなく、種によって当たり外れがあるようです。コミミズクは比較的当たりの1種かもしれません。ここ米軍基地にけっこう出ているということで初めて行ってみましたが、本当に広大な基地の滑走路(政治的コメントは控えておきます)。金網のフェンス越しに観察するというなんとも言えない気分でしたが、確かに昼間っから何羽も飛び交っています。草は刈り込まれて背丈が低いので、餌取りには適しているのかもしれません。人も車も来ないし、滑走路といっても民間機は来ないし、本当の端っこなので、飛行機が飛び交うこともありません。さて、前回アップしたルリビタキを見たのち、移動して午後3時ごろ着くと、もうすでに飛び交っています。運よく割と近くに降り立ちました。南向きなので、逆光ですが、それはそれで、コミミズクが光で浮かび上がるので、また良いかなと思うのです。
誘導灯の上に止まって、獲物を探しますが、人工物を積極的に入れてみても面白いかなと‥‥
時刻は15時半ごろ、少し陽が傾いて来ています。
獲物を狙って急降下した後飛び立つと、足がしっかり出ています。
滑走路らしい表示板をバックに。15時50分頃。
ちょうど16時頃です。
16時10分頃。
16時半頃、日は陰り少し暗くなって来ましたが、一番近くを飛んでくれました。
基地なので、こんなのがバックになる事も。
16時50分頃、暗くなって来た方がよく飛ぶかと思うと、そうでもないんです。だんだん飛ぶのが少なくなり佇む時間の方が多くなります。そろそろ引き上げ時かとふと近くの木をみるとチョウゲンボウが飛んで来ました。餌をめぐってコミミズクと争う事もあるようです。
フェンス越しで、道端で、コミミは遠いし、あまり良い条件ではありませんが、よく飛んでくれます。

次回は、ネタがなくなって来ましたが、埼玉県でのオオハシシギ、オオマシコ 等をアップする予定です。


コノドジロムシクイ ルリビタキ 東京都/オオマシコ 埼玉県

2020-01-11 | 関東地方

コノドジロムシクイ  東京都八王子市にて

12月29日埼玉県: およそ1ヶ月ぶりの訪問になりますが、埼玉県のお山のオオマシコ のポイントに行ってみました。暮れも押し詰まった29日なら、CMさんも少なめではないかとの目論みですが、そこそこの方がいらっしゃってました。でも東屋の中で1列目にカメラを構えることが出来き、主役の出現頻度は良好でしたが、アトリの姿が今シーズンは見えません。辺りを散策しても、あまりウソやマヒワの鳥影はなく、オオマシコ のみが当たり年な感じです(といっても、昨シーズンが少なかったといった方が正確かもしれません)。
まずはゴジュウカラですが、昨シーズン見えませんでしたので、戻って来たということでしょうか。
オオマシコ は、10羽以上いるようですので、♂成鳥、♀成鳥、♂若鳥、♀若鳥と4種類の外見の違いを楽しむことが出来ます。お山は少し前に雪が降ったようで、僅かに残っています。その上に来てくれたオオマシコ ♂若のようです。額と顎に少し銀色の成鳥羽が見えます。
この子は♀成鳥でしょうか。
赤みが少し強く、額と顎に少し銀色があるので、♂若でしょうか。昨シーズン撮れなかったので、ついつい‥‥
♂成鳥はやはり格別です。雪の上だと赤紫が映えますね。
枝止まりですが、普通はすらっと止まっていますが‥‥
寒いのか、くつろいでいるのか、達磨さんのようにまん丸になってます。
この日は地面を歩き回るのが多かったです。

1月11日東京都八王子市: 八王子に迷鳥コノドジロムシクイ が入っているという情報をいただき、ソワソワしながら土曜日を待ちました。今シーズンは愛知県にも出ていて、ライファーだけどちょっと遠くて行けないなと思っていたところが、何と東京にも入ったということで、喜び勇んで出掛けました。電車を乗り継いで、到着すると、聞いた通り本当に街の中。川沿いに出てくれると見やすいと思いましたが、民家の庭木の間をチョロチョロしているようで、皆さん路地で待たれています。ご理解あるご近所の皆さんに感謝感謝です。程なく、本当に民家の庭木に登場。ムシクイ類らしく、木々の間を動きまわります。渡良瀬で見たチフチャフに外見や動きが似ているなと感じましたね。容易にカメラに収めることが出来たので、そそくさと家路に着きました。

1月13日東京都側の狭山丘陵: 昨シーズン、MFの狭山丘陵にやって来たルリビタキ♂成鳥ですが、同じポイントで見ていませんので、残念ながら、帰って来なかったようです。しかし、別のポイントで、♂成鳥に無事会うことが出来ました。しかも、オス同士で、縄張りを接しているようで、2羽同時に見ることが出来ました。写真のこの子はほぼ青いのですが、僅かに茶色の羽が見えるので、3年目でしょうか。頬に白い斑点のような模様がありますね。
同じ場所に、続いて現れたこの子は青いんですが、茶色味が多くあるので、2年目でしょうか。
こちらは再び3年目くんです。
入れ替わるように2年目くんです。
今シーズンも狭山丘陵でルリビタキ♂成鳥と遊べそうです。

次回は、その後に出向いた基地の滑走路で狩をするコミミズクをアップする予定です。

ハイイロチュウヒ チュウヒ 渡良瀬遊水池/ オオマシコ ジョウビタキ 埼玉県

2019-12-14 | 関東地方

ハイイロチュウヒ♂  渡良瀬遊水地にて

11月24日埼玉県狭山丘陵: 北海道シリーズを続けていたので積み残しがありました。紅葉をバックにしてくれたジョウビタキ ♀です。

11月30日埼玉県: まだ先週のような紅葉が残っていないかとお山に登ってみましたが、やはりすっかり落ちていました。オオマシコは数が増えているように感じました。

12月14日埼玉県〜栃木県渡良瀬遊水池: 台風の大水に調整池の役割を果たして水浸しになった渡良瀬遊水池ですが、すっかり水は引き、今年もチュウヒ、ハイイロチュウヒが狩場、寝ぐらとして利用しています。特に寝ぐら入りのポイントにハイイロチュウヒ♂ がよく出ているようで、出かけてみました。その前に吉見町に寄ってみると運よくコチョウゲンボウ♂がいました。車の中からなら近くで見ることができますが、今回の位置は、少々枝被りの順光でしたが、背中が見えませんでした。
その後渡良瀬遊水地に着き、谷中村跡、鷹見台辺りを散策したのち3時ごろにはねぐら入りポイントに移動しました。ハイチュウ♂が良くでるせいでしょうCMさんが例年より多く、しかも奥の方が賑わっています。空いている位置にカメラをセットして待っていると早速チュウヒがやって来ましたが、少し遠かったです。
3時半ごろには、ハイイロチュウヒ♀が登場、チュウヒと一緒に飛んでくれました。
そしてハイイロチュウヒ♂も登場。昨シーズンお目にかかったのは、稲敷で遠い、暗いの記憶しかないので、久しぶりです。やっぱり綺麗!
この日は、よく舞ってくれて一度、芦原に降りてもすぐに飛び出して来て、ランデブーなのか場所争いなのかわかりませんが、数羽で飛び交うこともあり、楽しませてくれました。時刻は午後4時0分です。
降りる直前には芦原スレスレを飛びます。
4時1分、傾いた日が横から当たると、浮かび上がるようでいい感じです。
まだ時刻は、4時5分ですが、飛び続けてくれました。
4時7分、ハイチュウ♀も飛びますが、今日は♂より少なく遠かったです。
4時21分、いったん降りた個体がまた飛び出してくれました。かなり暗くなってますが、カメラではまだ明るいのかなと思うように写ります。
4時24分、流石に色が写るのはそろそろ限界です。
肉眼では、到底色は分かりませんが、カメラでは、写っているので、恐ろしいもんです。久しぶりにハイチュウ♂を堪能させてもらい、引き上げました。

パソコンがトラブってしまい、アップが少し遅れました。次回は、お正月に過ごした岡山の実家近くと笠岡干拓地での、ミヤマホオジロ、タゲリなどをアップする予定です。



オオマシコ ゴジュウカラ ヤマガラ シジュウカラ 埼玉県 2019年11月

2019-11-23 | 関東地方

オオマシコ♂成鳥 埼玉県にて

11月23日埼玉県: 嬉しいことに今年も早速オオマシコに会えました。昨年より1週間程早く渡来したようで、しかも数が増えています。当日は生憎の雨!しかし、早く会いたい気持ちは抑えきれず、紅葉にも間に合うよう出かけました。雨で来場者は少ないのではないかと言う目論見通り、朝8時についても、先着はお二人だけでした。紅葉もまだ残っていて、秋らしいバックになりました。
山に上がっても雨はしっかり降っていますが、ここは四阿から観察できるので、嬉しい限りです。屋根の下にに入ってカメラを準備すると程なく現れました。昨年はいなかった若い♂です。額と喉に少し銀色の小さな斑点が見えます。
黄葉をバックに♂成鳥も登場です。
こちらは♀でも赤味があまりないので、若鳥かもしれません。
ヤマガラもよく来てくれます。
いなくなっってもすぐに登場してくれます。
この舞台は後ろが抜けていい感じです。バックに黄葉が来るようにして、秋らしい雰囲気を演出します。何となめこのようなキノコまであります。色づいた葉はほんの短い期間で散ってしまいますので、この時期は逃せません。翌週には、すっかり葉が落ちていました。
シジュウカラもたまにやって来ます。
♂の若鳥です。1日中雨でしたので、雨も写り込んでいます。
ヤマガラはすばしこくて撮るのが結構大変です。
舞台から離れて、しばし休憩です。紅葉が写り込むようにしたいのですが、なかなか思い通りには行きません。
枝止まりの図鑑アングルでいい感じなんですが、バックに紅葉がないのが残念!
こちらは、クマシデの実を啄んでいます。蓑笠のようなホップのような特徴的な形で、お山ではあちこちで見かけます。バラバラになってハラハラと舞ってくれるのですが、実の部分はほんの僅か。でもいろんな小鳥が食しています。
枝止まりですが、全身が見えるようなところにはなかなか止まりません。でも紅葉に埋れていい感じです。時刻は10時過ぎでしたが、この後どこかに行ってしまい3時間ばかりオオマシコは姿を見せませんでした。
その間に昨年は姿が見えなかったゴジュウカラが今年は来てくれました。
ヤマガラは本当によく来ました。オオマシコを待っている間に、マヒワやオオアカゲラ、ウソなどが現れましたが、被写体にはなってくれませんでした。
午後2時前にやっと戻って来ました。紅葉をバックにいい感じで枝止まりです。
♀も紅葉に埋れてくれますが、割とよく見える位置に止まってくれました。
赤いオスが今年は複数羽います。
♀は全身が見えるいい位置に止まってくれますね。
14時半ごろ、雨も上がる気配はなく、1,000枚近く撮って、引き上げました。

来週は、間に合えば道東遠征、間に合わなければ、翌週も出かけたオオマシコを再びお送りする予定です。

オニアジサシ ミヤコドリ ハマシギ 千葉県船橋市三番瀬/ノビタキ セッカ ジョウビタキ オシドリ クマタカ 埼玉県

2019-10-26 | 関東地方

オニアジサシとミヤコドリ 千葉県船橋市三番瀬にて

10月26日船橋市三番瀬(続き): 戻って来たオニアジサシ ですが、どんどん潮が満ちて来て、海水に浸かる直前に飛び立ちました。今か今かとずいぶん待って、流石に腕が疲れました。カメラは何とかと追尾してくれましたので、飛び出しを無事収めることができました。アジサシらしく、長いスマートな翼です。
そして沖の方に飛んで行きました。満潮時には、どこかの突堤等で休むそうです。
さて、ミヤコドリも次々飛び立ちます。逆光ですので、渚キラキラに浮かぶ様に狙ってみました。
羽の白い筋がよく目立ちます。
他のシギ達も潮が満ちてくると移動が頻繁になります。ハマシギの群飛です。ミユビシギも一羽混じっています。
ハマシギの着地シーンです。
比較的近くでミヤコドリを順光で収めました。
ハマシギも近くで採餌中です。
順光でミヤコドリの飛翔を狙いますが、なかなか望み通りになりません。
潮が満ちてくるとミヤコドリも群れでどこかに移動。群飛も順光で撮りかったですね。
羽田空港の方にカメラを向けると、たまたまバックに飛び立った飛行機が写っています。
満潮となり、鳥達も移動したので、引き上げです。オニアジサシに無事会え、ミヤコドリもたっぷり出てくれ楽しい三番瀬でした。

10月27日埼玉県狭山湖: 翌日はMFの狭山湖に出かけました。珍鳥騒ぎで騒然としていましたが、どう見ても普通種。夏羽からの換羽途中のタヒバリの個体を勘違いしたのかもです。さて、狭山湖は名物のノゴマで賑わいましたが、この日は姿なくノゴマ 劇場は終わった様です。でもノビタキ はまだいて、秋らしい景色の中でカメラに収まってくれました。セイタカアワダチソウのどぎつい黄色の中で、ススキの穂がバックです。
セッカもまだいて、あまり表には出てこないのですが、たまに飛び出して来て、運良くススキに止まってくれました。

狭山湖も11月になって、草刈りが終わり、秋の渡りの鳥達も姿を消してしまいました。入れ替わる様にカモ達が日替わりで、やって来ます。そして冬鳥で早くに姿を見せてくれるジョウビタキ。11月4日にきれいな♂成鳥が姿を見せてくれました。私には今シーズンの初見です。


翌週の11月9日に台風19号のため車が入れないクマタカポイントに行ってみました。30分ほどの山登りと言うほどではないですが、歩いて行きました。まずは、ジョウビタキ♂が迎えてくれます。
眼下の湖には、オシドリが1羽だけ姿を見せてくれました。
狙いのクマタカも飛んでくれましたが、遠〜い。成鳥も飛んでくれましたが、比較的下の方を若鳥が飛びましたので、何とか一枚。

次回は、今年もやって来たオオマシコをアップする予定です。昨年より数が増えて嬉しい限りです。



オニアジサシ ミヤコドリ ミユビシギ等 千葉県船橋市三番瀬

2019-10-26 | 関東地方
オニアジサシ 千葉県船橋市三番瀬にて

10月26日三番瀬: 秋の渡りシーズンは終わったもののミヤコドリは増えているだろうと三番瀬訪問を予定していたところ、何とオニアジサシが入っていると言うので、大いに期待して出向きました。朝8時頃に干潟に着くと引き上げているCMがいらっしゃいます。「さっき飛んでどこかへ行っちゃたよ」とのつれない言葉。「1時間から1時間半ぐらいすると戻ってくるよ」とのことで、先ずはシギチを観察しようと干潟の西の方に行きました。ミヤコドリは100羽以上はいそうで、他にミユビシギ、ハマシギ、オオソリハシシギ 、シロチドリ等がいました。西の方には富士山もくっきり見え、先ずは、富士山をバックにしたミヤコドリを狙いました。
飛翔も撮りたいなと思っていると、ちゃんと飛んでくれます。
ミユビシギはじっとしているとそばまで寄って来て、チョコチョコと歩き回ってくれます。
ふと目をやると黒い塊があります。何とカワウの集団です。ねぐらにしていたのか、一時集合したのかわかりませんが、すごい数でした。ちょっと気味悪い感じで、カウントするの忘れました。
すっかり冬羽になっていますが、ミユビシギはやっぱり可愛いですね。
干潮の時に、オニアジサシ は、干潟で何グループかに分かれて休んでいるウミネコの群れのどれかに混じるそうです。1時間以上経って、そろそろオニアジサシが戻ってくるかとCMの多いとあるウミネコの群れ近くで待っていると、ずっと東の方のウミネコの群れにいるとのことで、皆んなでゾロゾロと移動。東の突堤の先の方にいましたいました!
ウミネコの群れに混じっていますが、大きさに遜色なく、赤い嘴が印象的で、やっぱり大きいです、アジサシにしては。冬羽に移行している様で、頭頂がゴマシオです。とにかく嬉しいライファーです。
ユリカモメに比べるとやはりデカいです。
どんどん潮が満ちてくるので、帰れなくなってしまっては大変と岸近くに戻って、ウミネコの集団の前で待っていました。最初の場所は沖の方だったので、すぐに水没して岸近くに戻ってくるだろうと予測してのことです。
その間ミヤコドリがあちこちにいて、時に近くを飛んでくれます。
そうこうしていると待っていたウミネコの群れの隣の群れの中に戻っている様で、そちらにまたゾロゾロと移動。逆光ですが、ちゃんといました。大きく口を開けて‥‥
ミヤコドリがそばに現れ、ツーショットです。
やっと羽を広げてくれました。
ここもどんどん潮が満ちて来て、もうすぐ水没しそうです。飛び出しを撮ろうと待ち構えます。
その前にミヤコドリの飛び出しを。

次回はこの続きでオニアジサシの飛び出し、ミヤコドリの飛翔等をアップする予定です。



ノビタキ ノゴマ クマタカ セッカ ヨタカ 埼玉県

2019-10-05 | 関東地方

ノゴマ 埼玉県

ノビタキ イトトンボを捕らえる。  埼玉県狭山湖にて

10月19日埼玉県:ヨタカが出ているとの情報をいただき、駆けつけました。いるのはいましたが、木の葉の奥。隙間からやっと見ることができました。姿を見るのは、およそ45年前に岡山県の森林公園で、夜に街灯の周りを飛ぶ姿と、森の開けた場所に営巣していたヨタカが飛び出したのと残った卵を見て以来です。証拠写真ですが。
10月20日狭山湖:ノゴマ出現で、賑わっていました。カメラマンの数は100人以上、アイドル並みの人気です。

10月5日にクマタカポイント、10月6日に狭山湖を巡って来ました。クマタカは幼鳥を写真に収められませんでしたが、親鳥をゲット。でも、いつも同じように高い、遠いです。
お昼には諦めて、狭山湖に移動。早速ミサゴが飛んでくれました。
セッカがススキに止まってくれ、秋らしい感じになりました。

翌10月6日狭山湖の堤防をうろうろしていると、怪しい影。見るとノゴマ♀でした。今シーズン一番乗りかもしれません。
しかし、その後は潜ったまま出てくれませんでした。その代わり、ノビタキが遊んでくれました。ヨウシュヤマゴボウの実を食するようで、よくやって来ます。ホバリングしながら実を啄みます。
堤にはシモツケが咲いています。花と絡んでくれ、遠いですが、ついつい撮ってしまいます。
この日は、よくホバリングしてくれます。


黄色い(どぎついですが)花を咲かせているのは、セイタカアワダチソウ。止まったので、写してみると、なんとイトトンボを咥えています。種類は分かりませんが。
そして丸呑みです。
花の上で遊んでくれます。

次回は、10月11日から15日に遠征した石垣島と与那国島の野鳥たちをアップする予定です。



ノビタキ キビタキ オオルリ アオゲラ 東京都/埼玉県

2019-09-28 | 関東地方

オオルリ♂若鳥 東京都多摩霊園

9月28日、29日の両日とも午前中は狭山湖、午後からは多磨霊園を散策して来ました。狙いはヨタカですが、残念ながら姿は見えませんでした。しかし、ポイントにあるミズキにこの季節らしいオオルリ、キビタキ、アオゲラ等がやって来て楽しませてくれました。
朝は、まず狭山湖に寄って、ノビタキと遊びます。今日は、顔の少し黒い♂が入っていました。
メスタイプもいて2〜3羽ぐらいいたでしょうか。
そして多磨霊園に移動。ポイントでは、ミズキの前にカメラマンが並んでいます。ミズキの実はまだ完全に熟していないようですが、次々に小鳥たちがやって来ますが、なんとハシブトガラスもミズキの実を食していました。お昼をいただいているとオオルリ♂若が出て来ました。
少々間延びする時間帯なので、浅間山の水場をのぞいてみました。5、6人のカメラマンが蚊の猛攻に耐えながら待っていましたので、一緒に待ってみました。すると、キビタキ♀が何度もやって来ます。サンコウチョウ♀も一瞬現れましたが、姿を見たのみ。キビタキのように水場に降りて来ません。
もみじが紅葉した時期も面白そうだなと思いながら、暫く待ってもキビタキとメジロしか現れないので、ミズキのポイントに戻りました。時刻は14時半ごろ、オオルリ♂若が出現。
同時刻にキビタキ♂も登場です。7、8月の小鳥たちは、羽が擦り切れた上、換羽の最中で、ちょっとみすぼらしいですが、この時期は新しい羽になっていて綺麗です。
20分後にまたまたオオルリ♂若が登場。若い♂のこの色合いは季節限定なので、会えると嬉しいです。
そうしているとアオゲラも登場。やはりミズキの実を食します。♀のようです。
入れ替わり立ち替わりキビタキとオオルリがやって来ます。
今度はアオゲラ♂もやって来ました。
珍しく横枝に垂直に止まってお腹を見せてくれました。
時刻は16時半、今日はこれにて切り上げ。

翌29日も同じパターンで朝は狭山湖でノビタキに遊んでもらいました。ちょっと遠かったですが、秋らしく2羽がススキに止まってくれました。
後ろが抜けるところを狙います。まだ、バックのセイタカアワダチソウは黄色くなっていません。
近くを虫がかすめていきますが、キャッチはしなかったような‥。
お昼前に多磨霊園に移動。残念ながら今日もヨタカは影も形もなし。今日のミズキにはエゾビタキ2羽が新たに入って来たようで、何度も姿を見せてくれました。オオルリは抜けたようでしたが、キビタキはいました。
ホバリングしながら実を食します。

次回は10月5、6日の狭山湖のノビタキと初物かものノゴマ♀、クマタカ等をアップする予定です。そんな時、ニュースで吉野彰さんのノーベル化学賞受賞を知りました。企業の研究者での受賞、素晴らしいです。

ノビタキ ツツドリ ホトトギス等 埼玉県狭山湖

2019-09-21 | 関東地方
ノビタキ 狭山湖にて

9月21〜22日埼玉県所沢市狭山湖: 秋の渡りのシーズン、狭山湖にはノビタキ、杜鵑類等がやってきます。杜鵑類は2、3年前からその渡来数がぐっと減ってしまっていましたが、今年は少し持ち直して楽しませてくれました。ノビタキは、9月の中旬から10月下旬近くまで入れ替わり立ち替わりやって来ます。多い日には10羽近くいることもありますが、大体は2、3羽です。
9月21日の朝いきなり杜鵑類が飛んできて桜の木に止まりました。おおっ!久しぶりのツツドリと思い写真に収めてよく見るとお腹の横縞の間の幅は広いし、下尾筒に黒斑がないので、どうやらホトトギス若鳥のようです。
落ち着かないですぐ飛び出しました。
近くの枯枝の上に止まりましたが、すぐに何処かに飛んで行ってしまいました。
狭山湖では久しぶりだなーと思い、堤防の草原に行ってみると、ノビタキがいます。警戒心が強くて20m以内には決して近寄らせてくれませんでしたが、季節限定のかわいいお客さんです。背景は、まだ黄色く色づく前のセイタカアワダチソウです。
地面に降りて採食することもあります。
秋らしい草に止まってくれます。
時々後ろの抜けるところにも止まってくれます。

翌日の9月22日にも杜鵑類が現れてくれました。おまけに赤色型のツツドリです。まだ幼羽が少し残っているので、若鳥のようですが、桜の木で毛虫を食していました。警戒心が強く近くを人が通るとすぐに引っ込んでしまいます。
4時間後くらいに再び出現しました。
同じ桜の木にやって来ました。
堤防の草むらに行くと、ちゃんとノビタキがいました。

この季節野鳥の写真が取れない時もあります。そんな時には、虫たちにもカメラを向けてみると、結構綺麗なのがいます。
2回目の登場ですが、ルリモンハナバチです。
ミヤマアカネです。‥多分。
マユタテアカネです。‥多分。

次回は、多摩霊園でヨタカ‥‥と言いたいところですが、残念ながらお目にはかかれませんでした。でも、季節らしくオオルリ若♂、キビタキ、エゾビタキ、アオゲラ等が出てくれたので、これらをアップする予定です。