ウソ(亜種アカウソ)
3週間の間をあけて、今季3度目の埼玉県民の森に出かけてきました。相変わらずオオマシコは、♂成鳥♀成鳥の2羽のままでした。しかも東屋からでしかその姿を拝めず、昨年のような天然の実を啄むシーンにお目にかかれません。アトリは飛び回っていましたが、マヒワは見る事ができず、相変わらずの鳥たちの状況でした。
さて、7時半ごろ到着すると既にCMが20人近く待機しています。6時過ぎからきているという鳥友のKさんからは、「今日はまだ」との事。ではとしばらく待っていましたが、何もやってきません。ただ待っていてもつまらないので、散策する事にしました。すると、今年は、リョウブの実が豊作なのか、前回と同じ木にウソがたくさんいました。9羽ほどは居たでしょうか、黙々と実を啄んでいます。今年は、お腹の赤いのがよく目立つ♂2羽がやっぱりいます。結構赤くて、喉とお腹の境界線がはっきりしないぐらいです。個体差なのか、それとも成鳥か若かの違いなのでしょうかね。とにかく、目線の高さで撮れるので、嬉しい限りです。
背中の方をよく見ると少し赤味が見えます。ここまで赤くなるようです。
群には、♀もちゃんと混じっています。
全体を写すのは難しいのですが、可能な限りの数が入るように写してみました。群の様子はこんな感じです。
暫くウソに遊んでもらった後、東屋に戻っても相変わらず、オオマシコは出てくる様子がありません。また散策して少し森の下の方に降りて行きましたが、目に入るのはウソばかり、やっぱり今シーズンは鳥が少ないです。そして11時過ぎになって東屋に戻ってみると、みなさんカメラを構えています。おっ!ついに出たかと行ってみると木の上でオオマシコ♀が待機していました。
しばらく様子を見ていましたが、やっと降りてくると♂も降りてきました。
やっと出てくれましたが、何時ごろ出てくるのか本当に気まぐれですね。それに今年は、天然の実をどこで食しているのかさっぱり見つかりません。道からかなり離れたところなのかもしれません。今日も一応収めることができたので、一安心してまた、散策に出かけると管理棟の餌台にカラ類が来ています。コガラとヤマガラを収める事にしましたが、チョロチョロして大変。
ヤマガラの正面顏は何かひょうきんな感じです。
オオマシコは、この日13時半にも出たようですが、見逃して、14時すぐにそろそろCMも少ないだろうと東屋に戻ると、さすがにまだ、何人か残っていて、独占というわけにはいきませんでした。そして待つ事1時間半、15時半になって、例によってひっそりと戻って来ていました。さすがに日も暮れかけようとしているので、光が足らず、ちょっとくすんだ色になりましたが、それはそれで、渋い赤紫もまたいいね!ということにして、知り合いのSさん共々数人でしっかり収めさせてもらいました。
さすがにこれでおしまいにして帰ろうとすると、ウルシかヌルデの実でしょうか、ルリビタキやコゲラが来ていたので、パチリ。
ルリビタキ♀タイプは写真が今ひとつだったので、翌日狭山で納めた写真を載せました。
という事で、2018年のブログへのアップはこれが最後です。次回は、今シーズンの鳥がが少ないのと3連休に風邪で寝込んで鳥見に行けなかったのを言い訳にして、2018年の総集編をアップしようかと考えています。ライファーシリーズと自選作品の予定です。では、ブログを訪問いただいた皆様、ありがとうございました。2019年、良いお年をお迎えください。