今シーズンも狭山市の川沿いの公園にイカルの100羽を超える群れに混じって、稀な冬鳥のコイカルの♂と♀が1羽づつやってきました。数年続けて来ているので、同じ個体と思われます。コイカルは主に中国に分布しているので、西日本の方に多くやってくるそうですが、関東では珍しいです。
コイカル♂はイカルより頭の黒い頭巾が深く、腰が茶色で、風切羽の先端が白いです。しかし、イカルの群れに混じっているのを探すのは、結構大変。《ウォーリーを探せ》の野鳥版です。
コイカル♂がイカルと一緒に飛び立ったところです。イカル達はエノキなど地面に落ちた実を群れで食べていると、人が通りかかった時等に、驚いて飛び立ちます。
イカルは♂♀の外見は同じですが、コイカル♀はどちらかというとシメに似ています。
イカルは警戒心が強くて、なかなか近くで撮らせてくれませんが、運良く割と近くで木の実を食してくれました。バリバリという実をすりつぶすような音がすごかったです。
群れでいるのに場所を巡って、時に相手を突いたりすることがあるようです。
イカルの飛び立ちシーンです。
翌週の14日に再度訪れた時にはイカルの数は減り、コイカルは見つかりませんでした。次回はイスカとオオマシコをアップする予定です。