キレンジャク♀成鳥 埼玉県さいたま市秋ヶ瀬公園
4月4日秋ヶ瀬公園ピクニックの森: 大洗航路の翌週はまだ居残っているレンジャクを求めて、秋ヶ瀬公園に出かけて来ました。子供の森からピクニックの森までテクテクと歩いていきながら冬鳥はまだいるか、夏鳥はまだかと目を凝らしましたが、やっぱり鳥影は少なかったです。それでも冬鳥のツグミやシメ、アオジが何とか出てくれました。森に到着後レンジャクを探すとまだいましたが、数羽のヒレンジャクは森の中ほどのキヅタの実を食しているようで遠い。一方、キレンジャクも数羽以上はいるようでしたが、やっぱり遠い。1、2羽が水場近くにやっと出現してくれたのは、お昼近く。しかし、良い天気で光が強くて、尾羽の黄色がうまく出ません。この子は尾羽先端の黄色の幅が広く、喉の黒色の境界がくっきりしているので、♂の若鳥かな。
やっと水場に降りて、水飲みシーンを撮れたのは、午後1時半。やっぱり光が強すぎて黄色が飛んでしまいます。
その後、森に入ってしまったので、森の中を散策。「そこにいるよ」と教えて頂いた先を見ると何と目の前。満腹なのかまったりしている様に見えます。♀の若鳥でしょうか。
暫く佇んでいましたが、お腹が空いたのか、キヅタの実を食し始めました。
そしてまた、まったりとしていました。
その内、森の中に飛んで行ったので、この日の鳥見は終了。それにしてもレンジャクと言えば、ヤドリギで、秋ヶ瀬公園には、有名なヤドリギの木があるのですが、実はまだあるのにあまりレンジャクが寄り付きません。なぜでしょう?日本人が和食から洋食に好みが変わるように鳥のお好みも変わるんでしょうか?
4月5日秋ヶ瀬公園: レンジャクが北に行ってしまう前にたっぷり会っておこうと再びピクニックの森へ。この日は雲が厚く覆っていたので、写真にはちょっと光が足りないけども、黄色の発色はいいだろうと期待していました。この日も昨日と同じで、ヒレンジャクは森の中から出て来ません。一方、キレンジャクは同じ様に水場近くに出てくれましたが、写真に収められたのは、昨日と同じお昼前でした。♂の若鳥でしょうか。
そして、12時に現れたのは、風切羽の先端にL字の縁取りのある成鳥でした。その幅が少し狭く、尾羽先端の黄色の幅が狭いので、♀でしょうか。春の初めのこの季節ならではの若葉とのコラボが何とも言えません。
レンジャクはやっぱり後ろ姿がいいです。しかも成鳥の方が見栄えがしますね。♀の成鳥なので、まさに「見返り美人」ですか(ちょっと古い?)。
この一枚がMy Best Shotの一つに入れたお気に入りです。
その30分後に別の若い個体(♂でしょうかね)が間近に来てくれました。
レンジャクだけでも何なので、ペアで活動していたシジュウカラを一枚。
多くの場合はパスしてしまうムクドリですが、帰り道の用水路でいかにもな後ろの抜けた緑バックの枝に止まっていたので、撮りました。
非常事態宣言を受けて秋ヶ瀬公園は封鎖されたようで、夏鳥の渡りのシーズンに行けないのは残念です。
次回は、自粛の影響で、遠征出来ず、だんだんネタがなくなって来ていますが、My Field狭山での今季初撮りの夏鳥オオルリとコチドリ、伊佐沼でのコムクドリをアップする予定です。