ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

オオルリ コチドリ コムクドリ/埼玉県

2020-04-11 | 関東地方
コムクドリ♂  埼玉県川越市伊佐沼にて

4月11日埼玉県狭山湖: 新型コロナ感染症への緊急事態宣言を受けて三密にならないように狭山丘陵に出かけて来ました。先ずは人の少ない早朝の時間帯に狭山湖に寄って見ました。考えることは皆同じ、普段より人は多かったですが、密集には程遠い状況です。堤防が工事中で、観察は不十分でしたが、コチドリが来ていました。他の夏鳥はツバメぐらいで、まだまだです。
コチドリは3羽見かけましたが、その内の2羽が盛んに追っかけ合いを繰り広げました。雌雄の区別ができなかったのですが、何となく♂同士で縄張り争いかメスを巡る争いな?
2羽で飛び回り、派手に空中戦を演ずるので、飛び物の練習だ!とカメラを向けますが、なにせ早い!大変でしたが、何とか撮れました。
2羽での追っかけ合いを延々と続けていました。
近くを飛ぶとすぐに通り過ぎてカメラで追うのが大変です。
対岸の緑をバックに。
青空をバックに。
その後、狭山丘陵で森の夏鳥を探しましたが、残念ながら見つかりませんでした。

4月19日狭山丘陵(東京都側): コロナ禍の現況から先ずは言い訳から入らないといけませんが、車で出かけた場所は、散歩やウォーキングの方が普段より多いけれども、密集、密接には程遠い狭山丘陵(観光地ではないからでしょう)。先週は夏鳥はまだでしたが、この日は今シーズン初認のオンパレード。オオルリ、センダイムシクイ、クロツグミの3種を確認できましたが、キビタキ はまだでした。例年、オオルリはキビタキ より1週間ほど早く来るように思います。
オオルリの囀りを聞くと思わず口元が緩みます。夏鳥のシーズンが来たな〜と嬉しくなります。2、3日前から渡来したそうで、高い梢で盛んに鳴いています。何処だ?と探していると、「焼酎一杯グィー」が降ってきます。枝先を飛び回るセンダイムシクイが何とか写真に収まってくれました。
高い梢で囀るオオルリ、なかなか写真になりませんが、やっとお腹しか見えない位置から背中がみえる場所に来てくれました。ちょっと遠いですが、やはり初撮りは嬉しいですね。

鳥友Mさんから伊佐沼にコムクドリが居たよと教えていただいていたので、午後から伊佐沼に移動。こちらも普段より人出は多かったですが、三密には程遠い状況です。桜並木を探していると何人かのCMさんがカメラを向けています。あそこだなと行ってみると5、6羽のコムクドリが、若葉についた青虫を盛んに食していました。渡りの途中でしょうが、しっかり栄養つけられるんだろうなと思いながら、さて、この子たちは何処に行くんだろうな?と思いを巡らせます。が、いいチャンスには、忘れずシャッターを押しました。先ずは、♀が収まってくれました。
やっぱりコムクドリ♂は綺麗ですね。ほっぺの栗色の斑点がチャームポイントかな。
ところでよくみるとその栗色が斑点ではなく、ネックウォーマーのように幅広いのもいます。
この子は正にネックウォーマーですよね。単なる個体差?それとも年齢差?
わずかに残った花に絡んでくれました。
おっ!このポーズは飛び出しか? とシャッターを押し続けると‥‥

連続写真になりました。最後は♀です。小さな青虫を捕まえました。
短い時間でしたが、しっかり遊んでもらいました。

次回は、同じ狭山丘陵で翌週にやって来たキビタキ と一枚だけのクロツグミをアップする予定です。