ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ハチクマ ブッポウソウ/岡山県

2024-10-03 | 中国地方
高梁市を通過した渡りのハチクマ♂ 2024年9月23日 岡山県高梁市

7月20日地元のMさんの巣箱にて;いよいよブッポウソウの子育ても佳境となって来ました。餌運びの頻度は多く、そろそろヒナが顔を出してもいい頃。
巣箱隣の枯れ木上で餌探し中のブッポウソウ。
獲物はヒグラシでしょうか、まだヒナの顔は見えません。
7月22日午前に出向くとヒナが遂に顔を出していました。
親はアブラゼミでしょうか、巣のヒナ目指して接近すると、何故かヒナは巣箱に引っ込んでしまいます。
親はというと巣箱の中に入らず、Uターン。
あれれっ!餌を加えたまま巣箱から離れて行きました。巣立ちを促しているのでしょうか。巣立ちには立ち会えませんでしたが、翌日無事巣立ち。昨年の不幸を乗り越えて、今季は3羽のヒナが巣立って行ったようです。

月日は流れて、タカの渡りシーズンです。市内の桜の名所の公園で、タカの渡り観察会です。天気の悪かった22日(輪島の豪雨災害には言葉もありません。地震から日も経たぬうちにこのようなことになるとは)から延期した23日に行いました。良い天気で、期待しました。9時の開始早々に6羽が上空を旋回しながら通過。十分目視できる距離です。
こちらはハチクマ♂成鳥のようです。
こちらはハチクマ♀。羽が不揃いなので、成鳥かもしれません。
ハチクマ♂、1羽目とは違う個体です。
♀の幼鳥個体が近くを旋回して、ランデブー飛行。
別個体の♀幼鳥でしょうか、初列の先端が黒く、羽が揃っているので。
別個体の幼鳥のようです。♀かな?
この個体は虹彩も黒く、♂成鳥のようです。1羽目とは下面の模様が違うので、別個体でしょう。
ハチクマはそれぞれ、羽の模様が個性的で、面白いですね。幸先良くスタートしましたが、これっきり。何で!と言いたくなりますが、お昼の終了まで、この6羽だけでした。岡山県中部での渡りのタカはほとんどハチクマです。

9月9日の天体写真。夏の名残を惜しむように傾く銀河を撮っているうちに秋の星座が登って来ました。早速、M33アンドロメダ銀河にカメラを向けました。我が銀河系に最も近いこの銀河は本当に明るく、大きく写って楽しいですね。

次回は台湾シリーズに戻って、標高の高い阿里山です。チメドリ類の小鳥が次々出てくれました。ご覧いただき有難う御座います。