ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

道東紀行2022年6月 その7 ワッカ原生花園/シブノツナイ湖 ノゴマ ベニマシコ ノビタキ オジロワシ等

2022-08-26 | 北海道 夏の道東
ハマナスの花に止まるノゴマ♂  6月22日 シブノツナイ湖

6月22日、今日は紋別のオムサロ原生花園まで足を伸ばす予定ですが、途中のワッカ原生花園、シブノツナイ湖の原生花園にも立ち寄りました。先ず広大なサロマ湖の辺りにあるワッカ原生花園ですが、花が少ない!とても原生花園と呼べる程の花がありません。園内に足を踏み入れると黄色い花のセンダイハギが咲いていましたが、鳥の声も少なく、とても期待できそうにありません。少し入っていくとカメラが向けられた先にベニマシコ♂がいました。やはり、紅い! が、構図的には今一つ、とにかく花が少ないので、どうにもなりません。
更に歩を進めても花は少ない。ノビタキ♂もご覧の通りで、バックが寂しい。
ノゴマ♂も空抜け。
ノビタキ♂のバックは花にあらず、何かの木の実。
マキノセンニュウがいたとの事でしたが、見つけられず、早々に退散です。北上途中の道の駅の食堂で昼食を済ませて、シブノツナイ湖に到着。ここも花も鳥影も少なく、数人のカメラマンが陣取っていたあたりしか花がありません。あたり一面というわけにはいかず、ちょっと寂しい感じでした。おまけにツメナガセキレイの姿はなく、声も無く、誰も見た方がいません。何日か前にいたとの話でしたが‥‥ それでも、いつものノビタキ、ノゴマ、オオジュリン、コヨシキリが楽しませてくれました。このノビタキ♂ですが、目の上に小さな眉の様な白斑があり、ちょっと滑稽な面持ちです。ごくたまにこの模様があるノビタキ♂を見かけます。
オオジュリンも子育てに励んでいる様でしたが、時に囀りを聞かせてくれます。
空に大きな鳥影が現れると、オジロワシでした。
海側の土手に降り立ち、獲物でも探しているのでしょうか。
この辺りしかないというハマナスが咲いているポイントで待っていると、ノゴマが子育てに励んでいる姿が見えます。距離は取りましたが、ここのノゴマもじっとしているとあまり警戒心は見せませんね。ノゴマの♀です。この♀の喉に赤味はない様です。
お父さんの方も何度も餌運びで登場。ハマナスの花をバックにしてくれます。
エゾノシシウドもこのポイントが一番よく咲いています。
コヨシキリが表に出て囀ってくれるのですが、花の無いとこばかり。
やっぱり、花がらみのノゴマにカメラが向きます。運よくシシウドの上に。
そして、ノゴマ♂が見事に花の上に止まってくれました。
シシウドの上にノビタキ♂。
どこに行っても鳥影が少ない様で、お会いするバーダーの皆さん嘆いておられます。一時的な現象と思いたい所ですが、やはり地球温暖化による可能性は高く、悲しい事です。

次回はこの日の夕刻に着いたオムサロ原生花園でのシーンをアップしたいと思います。今回の遠征では、オムサロが一番マシだったかもしれません。ご覧いただき有り難う御座います。


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