ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

秋の乗鞍岳/白樺峠紀行 その1 ホシガラス イワヒバリ

2018-09-22 | 中部地方

タカの渡りのこの季節、高山の鳥と渡りのタカを求めて、昨年と同様に鳥友のKSさん、HMさんと乗鞍岳畳平、白樺峠と巡って来ました。9月22日から乗鞍岳、23、24日と白樺峠です。お天気に振り回される今年、秋雨前線の停滞でどうなることかと思いましたが、何故かKSさんと一緒だと晴れてしまうので、不思議です。初日の22日は午前中雨が残っていましたが、乗鞍岳に着く頃には、すっかりいい天気。しかし、乗鞍高原は閑散とした雰囲気。どうやら岐阜県側がまだ雨とのことで、畳平行きのバスは運休しているようで、午後2時頃再開とのこと。おかげで、タクシーもフル稼働のようで、なかなか来てくれません。しばらく待つと運良く空車のタクシーが降りてきて、なんとか、畳平に着くことができました。さすがに、登山客は少なく、静かな畳平でしたが、なんと鳥も静か。昨年同時期にそこらじゅうで見かけたホシガラスがいません!山荘に荷を降ろし、ライチョウを求めて、大黒岳に向かいましたが、鳥影はさっぱり。やっと、ハイマツの実を集めるのに余念のないホシガラスを遠くに見ることができました。山荘のご主人によると今年は、去年より早い時期にやってきてピークは過ぎたようだとのことでした。ドンピシャは難しいものです。


この岩の上が松ぼっくりの処理場なのか、剥がれた松の実のかさが散らばっています。

大黒岳の岐阜県側の登り口に着いたところ、目の前にイワヒバリが登場。昨年は遠くに一度だけでしたので、嬉しい限りです。全く恐れる様子がないので、たっぷり写真を撮らせてもらいました。


車道のすぐそばですが、道の側溝によく降ります。結構、餌が溜まっているんでしょうね。

その後、ハイマツの手前の地面ををチョコチョコと動き回って、楽しませてくれます。





目の前までやってくることがあります。そこで、正面顏を収めます。

チョロチョロしながら時に佇んでもくれます。

雨上がりのおかげか、空気が澄んでいて、雲の合間に穂高や槍ヶ岳が顔を覗かせます。

今年は、イワヒバリがサービスしてくれましたが、ライチョウの姿がさっぱり。夕刻になったので、諦めて帰る途中、ホシガラスが、松ぼっくりをくわえたり、喉に溜め込んで、飛ぶシーンを見せてくれました。




翌日はいい天気。でも風は強かったです。朝食前にライチョウを求めて散策しましたが、空振り、今年はライチョウに縁がなかったようです。雲海に浮かぶ御来光が綺麗でした。

次回は、白樺峠のハチクマ、サシバ等をアップする予定です。

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