ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

オオグンカンドリ 九十九里町/ツツドリ セッカ 狭山丘陵

2018-09-17 | 関東地方

いきなりその巨体のシルエットが目の前に。迷鳥のオオグンカンドリです。2週間も居ついているという三番瀬で逃したライファーを求めて、9月17日に片貝漁港に行って来ました。到着して車を降りると前方にカメラの砲列が並んでいます。見上げるとアンテナ鉄塔の上にその巨鳥2羽が羽を休めています。長いくちばしに白い頭、紛れもなくオオグンカンドリの若鳥でした。



到着直後は、青空でしたが、急に雲に覆われたなーと思っていると、いきなり2羽で飛び出し、見ると既に魚を捕まえています。

もう1羽も巧みに水面に浮かんできたであろう魚をその長いくちばしでとらえます。

そして、しばらく飛び回ってくれます。

ウミネコと並んでみるとその大きさがよくわかります。翼を広げると2mにもなるのに軽々と飛び回ります。

そして、お気に入りのアンテナ鉄塔に戻って、同じ位置に並ぶようです。お腹側から写してみました。

待つこと1時間、お腹が空いたのか、いきなり飛び立ち、海面近くを飛びます。


そうして、また水面に浮かんできた細長い魚を捕まえます。ところが、持ち替えようとしたのか、落としてしまいました。



休憩場所に戻って来る直前に尾羽も広げて減速。止まるのは得意ではないようで、何度も失敗します。

近くを飛ぶと超望遠では、はみ出してしまいます。ズームで引き気味にして、雲を入れてみました。

再び青空が出て、気持ちよさそうに大空を舞ってくれます。時に頭の上を通過したり、かなり上空まで帆翔したりとたっぷり楽しませてもらいました。20日時点でまだいるようで、エサも豊富なので、しばらくいるのかもしれません。





さて、所かわって狭山丘陵ですが、近年、やってくるツツドリの減少が著しい。9月2日に1羽見かけただけです。雨の上がった直後でしたが、乾かしているのでしょうか、羽を広げています。


湖の堤防に何か来てないかと探してみますが、見つかるのは、飛び回るセッカのみ。どうも降り立つポイントがあるようなので、近くで待っていると来ました来ました。考えてみると10mより間近で撮ったのは初めてかもしれません。9月2日は、小雨が時折降るせいか、湖には誰もいません。独り占めで、雨も一緒に写しこんでみました。




そして、翌週には、撮りたかった股開きのポーズを収めることができました。

翌々週の16日もセッカのみ。やっぱりポイントに降り立ってくれるので、間近に撮ることができました。

次回は、22日から遠征予定の乗鞍、白樺峠の成果をアップしたいと思っていますが、野暮用で、岡山の実家に戻らなくてはならないので、2週間後になるかもしれません。

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1 コメント

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オオグンカンドリ (佐々木 薫)
2018-10-02 00:19:46
オオグンカンドリは大きさから観ても迫力あるでしょうね。成鳥と幼鳥の明確な差は具体的にどこが違うのですか?
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