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ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて近隣から遠方まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

インド アンダマン島紀行 第5日目 午前 その1/ソデグロバト コウラウン ムナホシアカゲラ コウライウグイス アオショウビン

2025-04-22 | インド アンダマン島
ムナホシアカゲラ♂ 2024年12月2日 インド アンダマン島

12月2日午前、いよいよアンダマン島の鳥見も最終日、午前中は2日目と同様にフェリーで対岸のボンブーフラットに渡り、ハリエット山国立公園に登ります。午前6時発のフェリーを待っていると、何ともカワイイ車、オトリクサが並んで、客待ちしていました。
右手の森に鳩がいるよと運転手兼ガイドさんが示すところを見ると、ソデグロバト(Pied Imperial-Pigeon)でした。写真の様に、木の実をくわえて、お食事中。割と大きな実ですが、よく丸呑みできるもので、感心です。
満腹になったのか、枝に静かに止まっています。
他には何処にでもいたコウラウン(Red-whiskered Bulbul)。
此方もお食事中の様でしたが、小さめの白い果実を食していました。
フェリーで、対岸に渡り、上陸後、すぐに公園入り口に着きましたが、まだ、開場時間前の様で、少し待たされました。ここでもパスポートチェック。こういうところは厳密ですね。
待っている間に周りを見渡すと、結構鳥さんがいます。上空を飛んでいるのはオオホンセイインコ(Alexandrine Parakeet)。出会うのは飛んでいるシーンばかりで、近くに止まっているところは、結局、撮れませんでした。
高い木の上にキバラタイヨウチョウ(Ornate Sunbird)の♀でした。此方の♂にも結局、出会えませんでした。
振り返るとムナホシアカゲラ(Freckle-breasted Woodpecker)♂が近くて、低い所に。やっと間近で撮れました。
コウライウグイス(Black-naped Oriole)も登場。
そして、公園の中には車で入って、運んでもらいました。さすがに歩いて登るのはキツそうでした。広場に降り立つとここでもアオショウビン(White-throated Kingfisher)。何処でも綺麗に撮らせてくれます。本当にありがたい。
公園の中、すなわち森の中に入ると、それ程野鳥は出てきません。何処でも同じですが、繁った森の中は見つけにくいですね。

次回はこの続きで、残り3種となったアンダマン島の固有種を探します。ご覧いただき有り難う御座います。

コスタリカ紀行 サン ホセ編 その2/クロツキヒメハエトリ クロコンドル ヒメコンドル ハジロバト インカバト アカスズメフクロウ

2025-04-19 | コスタリカ
飛翔姿は素敵なヒメコンドル 2025年2月22日 コスタリカ サン ホセ

出発前のホテルでの続き;敷地内にある小川に黒い小鳥がチョロチョロしています。クロツキヒメハエトリ(Black Phoebe)と思われ、タイランチョウの1種の様です。ゴミが写り込んで背景は今一つですが、全身真っ黒の可愛らしい小鳥でした。
地面をふと見ると、小さな葉っぱの切れ端が動いています。おやっ?と思ってみると、テレビの自然番組などで、よく出てくるハキリアリではありませんか!ジャングルではなくて、こんな所にもいるんだと感心しました。地面の穴の中に葉っぱが吸い込まれていました。
大きくしてみると、葉っぱをくわえたアリが見えるかと思います。
クロコンドル(Black Vulture)も現れましたが、彼らの狙いは生ゴミの様です。コスタリカにカラスはいませんが、コンドルがその役目をしているのですね。ひょっとして、ミナミカラカラも生ゴミ狙い?ちょっとガッカリ😞
ヒメコンドル(Turkey Vulture)の飛翔姿はなかなかカッコ良いのですが、地面に降りるとやっぱりコンドル。当たり前ですが‥‥
ハトは3種類、前回にも出たアカハシバト(Red-billed Pigeon)に‥‥
花の咲いた木に営巣していたハジロバト(White-winged Dove)。キジバトに近いんでしょうね。同じ様に粗雑な巣です。
体は小さなインカバト(Inca Dove)分布をメキシコから広げている様です。名前のインカから羽の模様がなんか古代的に感じるのは気のせいですか?
出発時間になったので、集合場所に行って、ガイドの下村さんにアカスズメフクロウ(Ferruginous Pygmy-Owl ) の報告をすると、えっ!と驚いて、居た木に急行。こんな所に居るとはすごく珍しいという事で、再度撮影会となりました。
まだ居てくれて、またモデルになってもらいました。という事で、サン ホセ市内のホテルの広くもない敷地の1時間半ほどで、10数種類の野鳥達と出会い、驚いた次第です。車で1時間ほど北への移動で、最初の目的地グァピレスに向かいました。

次回はインド アンダマン島に戻って、最終日の様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。

オオルリ クマタカ コゲラ/岡山県

2025-04-17 | 岡山県高梁市
今季初撮りの囀るオオルリ♂ 2025年4月14日 岡山県高梁市

3月は出動日数が少なかったせいもありますが、我がフィールドでの写真が皆無。出かけるのですが、数が少ないせいか誰もさっぱりモデルになってくれませんでした。4月になって夏鳥が来る様になり、やっとシャッターボタンを押す機会が出てきました。
4月13日、久しぶりに上空をクマタカ成鳥が通過して行きました。山の端に現れて、旋回しながら上空を横切って行きました。
もう少し低空を飛んでくれると嬉しいのですけどね。

4月14日、地元の山の谷筋に出動。先ずコゲラが出迎えてくれました。
オオルリを探しに行ったのですが、数個体の♂がまだ遠慮がちに囀っていて、1箇所では2羽の♂がいました。バトルを期待しましたが、睨み合うだけで、すぐに1羽が離れて行って、残念賞。残った♂は遠慮がちながらしっかり囀ってくれて、距離はあったものの今季初撮りを許してくれました。今季の初認は4月11日でした。
若葉をバックに季節らしく。
その眼下に獣が動いていました。アナグマでした。
これからオオルリは繁殖でしょうが、こういった輩に卵やヒナを捕食されない様な切り立った岩肌に営巣してくれると良いのですが‥‥ 

時節は過ぎてますが、冬の星空を1枚。オリオン座、ふたご座などの冬の大三角形に木星、火星が絡んで、楽しませてくれました。

ご覧いただき有り難う御座います。それにしてもgooブログが閉鎖とは‥‥。閉鎖までに、どうするか考えねば。

コスタリカ紀行 サン ホセ編 その1/アカスズメフクロウ アカハシバト ミドリインコ バフムジツグミ ミナミカラカラ等

2025-04-16 | コスタリカ
ホテルの庭にいたアカスズメフクロウ 2025年2月22日 サン ホセ市内

2月21日のお昼頃に成田をアエロメヒコ航空で出発、ツアー参加者6人だけで、添乗員なしの旅です。長いフライトの後、朝の9時ごろ到着したメキシコシティーで、現地の西遊旅行社の方の出迎えを受けて、空港近くの市内のホテルで仮眠。再び空港に向かい、夜8時の便で、11時ごろコスタリカの首都であるサン ホセに到着。さくらツーリストの下村さんの出迎えを受けて、市内のホテルに投宿。長かったあ〜。さて、午前9時に出発との事で、それまで、朝食後、ホテルの庭で探鳥。ツアーの皆さん、同じ考えで、明るくなると庭に繰り出していました。さほど広くはない庭なので、多くは期待していませんでした。ところが、わずかな緑地に何種類も野鳥がいるので、驚き! さすがコスタリカだと感激しながら、カメラを向けました。ホテルの建物にいたのはアカハシバト(Red-billed Pigeon)。全身葡萄色で中々綺麗。
近くの木には、小型のインコが2羽。ミドリインコ(Orange-chinned Parrot)でした。英名の喉のオレンジ色が何とか見えます。
少し広々とした所で見回すと尾の長い黒い鳥がいます。オナガクロムクドリモドキ(Grea-tailed Grackle)で、ガイドさんによると、どこにでも居て、数を増やして、今や「害鳥」だとか。ムクドリの仲間らしい行動を見ると、そうかいなと同意してしまいます。下の電線にいるのはキバラオオタイランチョウ(Great Kiskadee)、普通種とのことで、確かに以後よくお目にかかりました。
木の中に地味なツグミがいます。辺りを飛び回っていて、数が多く、何処でも見かけるバフムジツグミ(Clay-colored Robin)ですが、これが、何とコスタリカの国鳥! 4月ごろにこの鳥が国中で囀り始めると雨季となり、農業国コスタリカに恵みの雨を降らせるので、コスタリカの人々にとっては、幸福の鳥となるそうです。
そして、木の中に小さなフクロウ類がいるのを同行のYさんが発見。オオッ!凄いと感激しながらカメラを向けました。アカスズメフクロウ(Ferruginous Pygmy-Owl)で、何と今ツアーで狙っている鳥の一つだそうで、ガイドの下村さんもこんな所にいるとは!と驚きの登場でした。それにしてもカワイイ!
何気なく地面には割と大きな猛禽! ハヤブサの仲間のミナミ(カンムリ)カラカラ(Crested Caracara)でした。いや驚きました。
空には別の猛禽が舞っています。飛翔姿はカッコイイのですが、何処にでもいるヒメコンドル(Turkey Vulture)でした。
他にも猛禽が横切って行きました。残念ながら、逆光で、露出補正が間に合いませんでしたが、ミナミハイイロノスリ(Gray Hawk)との事。
目つきの悪い此方は「害鳥」オナガクロムクドリモドキの♀。
とにかく狭い敷地のちょっとした緑地に何種類もの野鳥達が出現して、本当に驚きました。こりゃあ〜とんでもない所に来たな!と今後への期待感で気分が高揚しました。

次回はこのホテルの庭の続きで、さらに違った鳥達が登場します。ご覧いただき有り難う御座います。
臨時で、地元のオオルリ、クマタカを明日アップする予定です。

インド アンダマン島紀行 第4日目夜/アンダマンコノハズク コノハズク

2025-04-13 | インド アンダマン島
獲物をくわえたアンダマンコノハズク 2024年12月1日 インド アンダマン島

12月1日夜、あたりはすっかり暗くなり、夜探鳥に出発。前回の場所とは違うポイントですが、やっぱり、道路沿い。時々通過する車やバイクを気にしながら、出現を待ちますが、今回はすぐには出て来ない。確かに鳴き声も遠い。そこで、少し移動すること2回、待つと、ここではすぐに出現。島の固有種アンダマンコノハズク(Andaman Scops-Owl)です。この個体は最初から羽を広げて、場所を移って行きます。すると‥‥
口にバッタの様な獲物をくわえています。狩をしていた様です。
あたりの様子を見て‥‥
口から足に獲物を持ち直し‥‥
それにしてもどうして羽を広げているのでしょうね?獲物を隠しているのかな?食べる時には閉じていましたが。
食べ始めました。まずいって訳ではないでしょうが、顔をしかめている様に見えるのは考えすぎかな?
お食事シーンまで見せてくれてありがとう、です。

さて、続いて、コノハズク(Oriental Scops-Owl)。こちらは道を挟んで、声がする方に移動すると、枝に止まっていました。確かに声は3音ですが、日本のコノハズクとはちょっと違う。DNAを調べているのかどうか分かりませんが、亜種以上の別種の可能性もあるのでは?
枝を移動して、真上に。ちょっと見にくくなりました。体がまるまっちく見えて、なんか可愛い。
今夜、というほど夜は更けていませんが、この夕刻も無事コノハズク2種ををゲット。アンダマンメンフクロウについては、前回の他にいいポイントがないそうなので、パス。ホテルに戻って、夕食となりました。

次回は、いよいよコスタリカ紀行をスタートします。とにかく、写した枚数も野鳥の種類数も多いので、じっくりご覧ください。初日の宿泊したコスタリカの首都サンホセ市内のホテルの庭からです。
ご覧いただき有り難う御座います。