ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

高血圧ショック

2004-12-14 19:38:43 | ひでんかの「日々の徒然」
(昨晩の双子座流星群。結局1つも流れ星を見ることはできませんでした。)

今日は、講習会の後でお友達と約束して、出かけることになっていました。
その前に、献血に寄ろうと思っていたので(前回出たγ-GTPの値を、もう一度調べたかったので)、その後で待ち合わせをしましょうと言ったら、一緒に献血に行くと仰います。
「タダで血を採られちゃいますよ」
「いっぱいあるから大丈夫」
かくして、ウン十年ぶり(ご本人も記憶にないくらいらしい)の献血に立ち会うこととなりました。

場所は、いつも行きつけ(?)の献血ルームです。
いつものことで、半ば適当にチェックする私とは違い、初体験と同じような彼女は、問診票を1つずつ丁寧に読みながら記入していきます。
そして、お医者さんの前へ。
私が先に入り、血圧を測って、次の検査採血の列に並びました。
しばらくすると、私の次に列に並んだのは、見ず知らずの人。
「あれれれれ?」
ここから先は流れ作業のように、事前検査をして問題がなければ本番の採血と続きます。
なので、彼女の身がどうなったかを知ることもなく、私はいつも通りの成分献血をしました。

30分の血漿成分献血が終わって、待合室に戻ったら、彼女は雑誌を読んでいました。
「どーしちゃったんですか?」
「血圧が...」
「低血圧?」
「ううん、高くて」
聞けば上が190いくつで、下が140いくつだったそうです。
ご当人曰く、こんな数値は初めてだそうで
「数字を聞いたら、それで血圧が更に上がったみたい」とのこと。

「急いで歩いて来たから?」
「3回も計り直していたけれど」
「遠足の前の日の子供みたいに、ドキドキしていたんでしょ?」
「そりゃあ、確かに緊張はしていたけれど...」
「診察の先生に胸ときめいたとか?」
「そんなぁ...」
(この日の担当は、推定年齢60歳超えの先生)
「でも、どこも調子悪いところはないんですよね」
「全然!」
「じゃあ、問題ないでしょう」
「たぶん」

と、いうことで、彼女の「久しぶりの献血体験」は、1滴の血を抜かれることもなく、終わってしまいました。
帰り道で
低血圧とか貧血だったら、まだ"か弱い"カンジでかわいげがあるけれど高血圧じゃねぇ~、なんだかオバサンみたいで、あ~ショック!!」
と仰っていらっしゃいました。
でも、大きな声では言いませんが
御歳からすると、十分、オバサンの部類に入ると思うのですが.....。
(あ、モチロン、私もです。失礼しました!!)

コメント
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