ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

あなたの夢は何ですか

2005-06-04 22:28:54 | ひでんかの「日々の徒然」
今日、息子の学校の授業参観がありました。
(我が家は、学校長の期待に応えて(?)でんかが出席しました)

参観時間の授業の中で
将来の夢」というテーマがあったそうです。
みんな、それぞれに夢を語り、中には「農家」(おじいちゃんの家を継ぐ。と、その場に当のおじいさまがいらしたら号泣してしまうかも...)なんていう夢を発表した生徒も居たそうです。
かくいう我が息子の夢は...?
無し
「あ~、情けない...」
と、聞いていたでんかは思ったそうです。

帰ってきて、その話を聞いた時は、彼らしいと思いつつも
やっぱり「とほほ」なカンジは否めません。
でも、ため息ひとつ付いたら、それはそれで良いことなのかも...と。

「夢が無い」と聞くと、どうも失望感が漂ってしまいがちですが、
見方を変えると、それって
今が、とても幸せだということではないでしょうか。

夜、爆撃や鉄砲の弾におびえることなく安心して眠ることが出来て、
朝、きちんと食事をして、寒さに震えることなく衣服を着ることが出来、
学校へ行けば友達が居て学ぶことが出来る.....。

ごくごく当たり前のコトですが、世界を見渡してみれば、
そんなコトを「当たり前」だと思える人の方が少ないという現実があります。
「夢は何ですか?」と聞かれて
「お腹いっぱい食べたい」とか「暖かい部屋で眠りたい」とか「学校に行って勉強したい」
そんな答えをしなくても良いということは、それだけで充分幸せなことなのではないでしょうか。


などと頭で考えつつも、
夢の1つも無いわけ?あぁ情けない.....
口からは出てしまいます。
全く、親というものは.....。

コメント
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