ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

「大船観音」と「鰺の押寿司」

2007-12-12 23:36:00 | ひでんかの「日々の徒然」

今日の地方巡業。
午前は、埼玉県北にある宇都宮線の駅でした。
こちらを終えて、午後は神奈川県
(このところ、こんな非効率的な行動ばかり...)
湘南新宿ラインに2時間揺られて(お昼寝タイム)、着いたところは大船です。

大船は、母方の実家がある町です。
祖母が亡くなってからは、たぶん訪ねたことは無いとは思いますが、祖母が住んでいた家には伯父が住んでいるはずです。

作業の現場は、伯父の家方向。
懐かしい気持ちで降り立った駅は.....。

ここはどこ???

もしかすると、この駅降りたのは25年振りくらいかも?
子供の頃のうっすらとした記憶の中にある町はどこにもなく、目の前にはすっかり「大都会」と化した大船の町がありました。
(ただただ驚くばかり)

そうしてたどり着いた現場では、手違いがあり、
「今日はこのままお引き取りください」で、ハイ!おしまい!!
(なんのために2時間も列車に乗り続けてやってきたのか.....)

と、一緒に来たSさんが
「ひでんかさん、このまま何も無くて帰るのって癪じゃ無いですか?
だから”観音さま”見に行きましょ!!」
「???」

大船駅の北側には、山の上に観音さまが建っています。
(あ、正確には「胸から上」しかないので、建ってはいないかも...)
その姿は、昔から変わりません。
「まだ日暮れまでは少し時間があるし、まあいいでしょう」
と、いうことで、ちょっぴり寄り道して帰ることにしました。
(会社にはナイショ)

北口に出て川を渡ると、目の前が観音さまの参道入り口です。
(こちら側は、昔とあまり変わっていません)
観音さまへ向かう坂道を上ります。
昔は、ものすご~い”坂”だと思ったのに、たいしたことはありませんでした。

拝観料を払って石段へ。
上るに連れて姿を現したのは.....
07121201
観音さまの優しい微笑み。
(お掃除したばかりなのか、白く輝いていました~)

正面でお顔を拝見し、グルっと回って体内へ。
一緒に行ったSさん。
「すっごい、感動!
いゃあ、来てヨカッタ!!」
と、妙にテンション高いです。
(何故?)

観音さまの前から見る大船の町は、高いビルばかりになってしまい、撮影所も今は無く、私の記憶の大船とは、全く別の町になってしまったようでした。

07121202懐かしついでに、帰りに駅で「鰺の押寿司」も買ってしまいました。
昔は、
「早く買わないとすぐに売り切れ」
だったのに、今は売店の数も多く、もちろん「品切れ」にもなっていません。

子供の頃、緑とオレンジの湘南電車に乗って訪ねた、
「おばあちゃんの家がある大船」は、もう無くなってしまったのだなぁ...と、なんともいえない複雑な感傷に浸りつつ、押寿司を抱えて帰って来ました。

(で、お仕事の方は???)

コメント
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