昔のお仕事仲間から「忘年会」(なの?)のお誘いがあり、行ってきました。
少人数の集まりで、”女の子”は私ひとり。
「ホステスがわり」としては、多少(かなり!!)”トウが立って”おりますが、その辺はご容赦いただいて(一応、本日のメンバーの中では一番”若い!!”)
夜、新橋のとあるお店に集まりました。
お店の名前は、「はなのや」さんといいます。
駅近くの路地の一角にあって、ほぼ「一見さんお断り」
(と、いうよりも「知っている人しか来られない」カンジ?)
昔、新橋で働いていた当時から、あったお店だそうですが、私は今日が初めてです。
(今日、この店を予約してくれたのは、当時の上司ですが、今まで一度も連れてきて貰っていませんよぉ~~)
こちらのお店、お料理も「こだわり」があって、文句なく美味しかったのですが、ビックリしたのは、マスター(とはいいませんね。オヤジさん?)が、お客のために和歌を詠んでくれるというのです。
テーマは3つ。
恋歌、道歌、狂歌
の中から1つを選ぶと、その人にあった歌を作ってくれるそうです。
いまさら恋歌もないので、道歌を選びました。
さらに、歌を詠む前には「骨相占い」付きです。
それによりますと、私、”長生き”だそうです...?
(その前の話題で、散々
「私達の年代は、しっかり年金保険料払って、サッサと死ぬこと」という話をしていましたので
それを聞いたお一人から
「やっぱり、ひでんかは、殺されても死なないな」と)
さて、隣のテーブルで、しばし創作作業に没頭していたオヤジさんが、
「こんなもんでいかがでしょう?」
と見せてくださったのが
誠とは
さながら愛を
盡すこと
この世の中に
むだはなきもの
う~~~ん、スゴイ!!
客観的に見て、歌心が無い私がよんでも、素晴らしい歌だと思います。
ただ、これが「私のために」詠まれたものだとすると.....
「穴があったら入りたい」
キレイに色紙に清書したモノを頂いたのですが、家に帰ったら、この歌にふさわしい人物になれるように、きちんと額に入れて飾りましょう。
美味しいお料理でお腹がイッパイになり、
素敵な歌を頂いて、心もイッパイになった夜でした。
歌詠み中の孤舟宗匠