ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

原因は”先天性”

2009-03-21 23:57:25 | ひでんかの「日々の徒然」

昨年の秋頃でしたか、ある日唐突に
「あぐらが掛けない」という事実に気が付きました。
「そんなお行儀の悪いこと出来ませんわ」
という事では全くなく、今までは”必要に応じて”ちゃんと(?)出来ていました。
それが、気が付いたら「あぐらのかけない体」になっていたのです。

要は「右足の股関節が開かない」ということです。
以来、でんかには折々に「病院へ行った方がいい」と言われていたのですが、どうも機会に恵まれません。
と、いうか...症状としては「あぐらがかけない」だけで、歩いたり走ったりしても全く痛みはありません。ですので、床に直接座るときは、常に”正座”をしていれば問題は無く...。
(結果、日常生活には支障も無く、ましてや「命に別状がある」こととも思えませんので、病院行きは延び延びになっていました。)

そんな時に、でんかの母上がちょっとしたアクシデントに遭われて、今日の午後「整形外科」へ行くことになりました。
付き添っていくことにしたので、
「だったら、ついでに...」
と、ついに受診することに決めました。

行き先は、大きな総合病院ではありませんが、地元に古くからある病院で整形外科を担当していた先生が、2ヶ月ほど前に新規開業したクリニックです。
母上がお友達から仕入れた情報によると、とても良い先生で、古巣の病院ではその先生が辞めてから患者さんが皆さん、先生を頼って新しいクリニックへ移っていったのだとか。
調べてみたら、土曜日午後や、ナント!日曜日の午前中も、診察してくれるそうです。

初診の申し込みをして、軽く先生の診察があってから、
「レントゲンを撮りましょう」
ということになりました。
ここで股関節を中心に2枚の写真を撮りました。
今はレントゲン写真も、撮影した後は、そのままパソコンに送られるので、ほとんど待ち時間はありません。
再度診察室で、写真を前に説明を聞きました。

「特に骨には問題は無いようだし...。
強いて言えば、股関節の骨が浅いような。
赤ちゃんの時にベルトか何かで矯正していませんでしたか?」
それは、股関節の骨盤側の骨の事で、通常よりも角度が浅い(?)そうです。
(一般的には、もう少し角度があって、股関節の足側の丸い骨を広く包んでいるとのこと)
そんな話は聞いたことがなかったので、思わず
「それって、いわゆる”歳のせい”ですか?」
と聞くと
「いえいえ、これは先天性のモノです」
と。
 えええーーーーー?!?
この世に生を受けて、ウン十年。
今更「先天性のものが原因」の病気と言われても...。
治療も、特別に何かをするというほどの事では無いので、痛みがひどかったら湿布を貼るということで、経過をみることになりました。
「そのうち、いつかは治るのでしょうか?」
と聞くと、先生、ダメ押しのように
「いや、先天的なモノなので、コレは治りませんね。
炎症が納まれば痛みは取れるでしょうけれど」
と、言いながら、パソコンのカルテに登録したのは
「先天性股関節形成不全」

まあ、今のところ日常生活には全く支障が無く
(強いて言えば、
「テレビを見る時に、きちんと正座していないといけない」
という事ぐらいでしょうか)
いいといえば、いいのですけれど原因が「先天性」と言われても、どうも納得がいきません。

「まぁ、状態としては、比較的軽い方だし、股関節の骨自体は綺麗に丸くて特に問題はありません」
何かやっかいな病気では無かったことは良かったのですけれど、なんともスッキリしないお話でした。

それにしても、初めてまじまじと眺めた自分の股関節。
先生が何度も「綺麗」と仰ったように(私では無くて”骨”)、確かに、とても綺麗な股関節でした。
(今、もし骨になることがあったら、魔女が持つ杖にできるくらい綺麗な骨が取れるに違いない!
と、思わず思ったりして.....?)

コメント
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