同窓会のお知らせを出した先生から、お電話を頂戴しました。
担任でお世話になったことはありませんが、英語の教科担当で、たぶん3年間、お世話になったと思います。
電話のお声は昔と変わらずで嬉しい限り。
8月の同窓会にもご出席頂けるとのことでした。
先生が知りうる限りの他の先生方の情報も教えて頂くことが出来たのですが、お亡くなりになった先生の中に、「名物先生」の名前がありました。
その先生は「地学」担当の先生でした。
(いくら30年前とはいえ、「地学」という学科が、週2時間、1年間通してあったのは今から思えば、かなりのナゾです!?)
当時、地学の授業は休憩無しの”2時間続き”の授業で、
夏休みには、
「とある岩波新書を読んでレポートを提出する」
というのが恒例(?)の宿題になっていました。
(提出する側も、「先輩のレポートを丸写し」というのが恒例と。
あ、私は、ちゃんと読んで自分で書きました!!)
また、制服の無かった学校ですが、
「私服着用時には校章を付ける」
決まりになっていて、そのことに関して、なぜか(?)異様に厳しい先生でした。
(そういえば、この学科教室の掃除をきちんとやらなかった私のクラスの男子が、屋上で1列に並ばされて往復ビンタされていたのを隣の校舎から目撃しました。
現代なら、即刻「教育委員会行き」ですね)
とにかく厳しい先生でしたが、今回の同窓会アンケートでは
「会いたい先生」の第一位に名前が挙がっていました。
昨年の春に聞いた情報では
「お元気ですよ」
とのことでしたが、どうやら、その直後に亡くなられたようです。
卒業後30年。
自分たちの歳と、当時の先生方の年齢を思い起こしてみれば、それなりに納得のいく状況ではありますが、同級生のみなさんに、嬉しいお知らせと悲しいお知らせの両方をお伝えしなければならなくなりました。