ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

病院付き添いは「全力投球」

2012-09-28 22:10:00 | ひでんかの「日々の徒然」

でんかの母上様の病院付き添い日です。

まずは内科の先生。
「どうですか?」
「ダメです」
(イキナリ否定から始まる母上様)

「どこがダメなの?」
「ご飯が全然食べられません」
「そうなんですか?」(と、私にふる先生)
「いえ、お昼もサンドイッチ食べてました」(by私)

「手もしわしわで...」
(ここで、先生、看護師さん、私と全員で手の見せ合いっこ)
「いゃあ、あなたの歳だったら少ないですよ、シワ。
肌も色つやいいですし、十分、年より若く見えます」

と、いうことで、内科の方は今まで通りのお薬で
「様子を見ましょう」

次は心療内科。
こちらも
「ど~お?」
から始まります。
「具合悪いです」
と母上様。
「そうかな~、だいぶ調子良くなってるみたいだけど。ご飯食べてる?」
「全然食べられません!」
「ほんと?」(と、また私にふられたので同じ答え)
「そういえば、退院したんだよね?
やっぱり、おうちの方がいいでしょ?」
「そんなことありません」
「そうかな~~、そういえばボク、何科お薬出してたっけ?」
母上様が答えないので私が
「ハイ、入院一週間目から」
と答えます。
(カルテ見てください。それとも、これも診察の一環で何か意図がある質問ですか?)
「そうだね~、顔色もいいし、このままの続けてみようか」
「でも先生、もっと強いお薬が欲しいと言うのですが」
「必要無いと思うよ~。効果出てるし、もう暫く様子見ようよ」
(母上様はご機嫌斜めになったのか無言)
「そういえば、ヨメ、元気になったじゃん。声が明るいもん」
(私のカウンセリングはいいですから...しかも、「ヨメ」という名では無い!!)
「じゃあ、1ヶ月後に来てね~」
で、診察終了。

会計を待つ間に、
「あ、先生に胸が苦しくなるって言い忘れた」
と仰る母上様。
「ちゃんと、言ってました」
「他に首の後ろが痛いことも」
「それは肩こりだって入院中に先生が言ってましたでしょ?」
「私、肩こったことないもの」
「こったことが無いから分からないでしょうけれど、それは肩こりです」
「首なのに」
「繋がってますから同じです」
次々繰り出す「先生に言い忘れた」攻撃(?)をかわしながら、会計をして薬局でお薬を貰い帰宅しました。

家でお薬を調べてみると、母上様ご愛用の睡眠薬が入っていません。
「あら、ハルシオンが入っていませんね」
と言うと
「ダメ!あれが無いと夜が越せない!!
一番大事なお薬なんだから!」

時計を確認するとまだ診療時間内でしたので、慌てて病院に電話しました。
入っているはずの薬が無かったことを伝えると、確認して折り返し連絡を頂けると。
15分ほど待って
「追加で処方して貰いましたので薬局まで取りに来てください」
と連絡がありました。
そこで再度、薬局まで飛んでいきました。

いくつもの科にかかっているので仕方の無いことかもしれませんが、大病院、カルテは共通でも情報は患者が伝えなければ、他の科の先生に伝わらないことが多いです。
そういった意味で、先生の言ったこと薬の内容等々、しっかり聞いて自分なりに理解し考え無いと、似たような薬を処方されたり、イロイロ弊害も(?)も出てきます。

さらに、ご兄弟の皆さんへのご説明も、相手がどう理解しているかをよく確認しないと誤解が生じることもあります。

母上様のお付き添い。
お仕事以上の緊張感で「全力投球」で立ち向かわないと(?)いけません!!

コメント
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