トップオブ赤坂

夜、テレビを点けたら、最初に流れたニュースが
「赤坂プリンスホテルの解体工事が本格的に始まる」
でした。

営業終了は昨年でしたが、震災後に避難所として使われた事などもあって、解体作業の開始は今年になってから。
いろいろな準備を終え、今日からいよいよ「高さを削る」（？）作業になるのだとか。

「高層ビルの解体」といえば、海外では「爆破」で一気に崩してしまうという映像を見たことがありますが、建物が密集している日本では、そんな手段を使うわけにはいきません！
そこで開発されたのが
「少しずつ削る」作戦？！？
（開発した会社では、ちゃんと特許も取っている．．．はず？）

この作業は、このような高層ビルでは今回初めて行われるとのことで、
「上階から徐々に高さを下げていく」工法が使われるそうです。
（ちなみに「下の階から削っていく」という方法もあるそうな）
１つずつ手順を追って（毎日ではありません）、一度に２フロア分ほどを削っていき、来年の５月頃までには完了するとのこと。

赤プリといえば「バブル時代の象徴」のように言われ、毎年恒例（？）、客室の明かりで表される、ビル全体を使っての「クリスマスツリー」等々。
宿泊したことはありませんが、会社員時代、最上階の「トップオブ赤坂」には何回か行ったことがあります。
（ん？一度も自分でお金を払ったことは無かったかも・・・＾＾）
ニュースを見ながら、そんなことも思い出しました。

昭和期の記憶が、また１つ消えていきます。